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569 バイト追加 、 2020年2月23日 (日) 20:41
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
+
| 漢字表記 = 安室 嶺
 
| 外国語表記 = Amuro Ray
 
| 外国語表記 = Amuro Ray
 
| 登場作品 =  
 
| 登場作品 =  
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*[[機動戦士Ζガンダム]]
 
*[[機動戦士Ζガンダム]]
 
*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
 
*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
*その他多数
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| 声優 = 古谷徹<br/>代永翼(ガンダムさん)
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| 声優 = 古谷 徹<br/>代永翼(ガンダムさん)
   
| デザイン = 安彦良和(1st、Ζ)<br/>北爪宏幸(CCA)
 
| デザイン = 安彦良和(1st、Ζ)<br/>北爪宏幸(CCA)
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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*その他多数
 
*その他多数
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 +
'''アムロ・レイ'''は、『[[機動戦士ガンダム]]』の主人公。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[機動戦士ガンダム]]及び[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]の主人公。
+
=== 1stガンダム ===
 +
連邦軍技術士官[[テム・レイ]]の息子。自身もメカ弄りの得意な少年として面識のない[[ミライ・ヤシマ|ミライ]]にも知られていた。[[地球]]生まれで、両親の別居に際して父親と共に[[サイド7]]に移住。[[サイド7]]で試作[[モビルスーツ]]「[[ガンダム]]」を操縦して[[ジオン]]潜入部隊を撃破。なし崩しにパイロットとして連戦する羽目になる。乗機は後に、アムロの[[ニュータイプ]]能力の成長に合わせて[[マグネットコーティング]]を施された。
 +
 
 +
[[一年戦争]]当時は軍属でなかった事や内向的な性格故か色々と問題行動が多かったが多くの人物との出会いと別れにより大きく成長していき、[[ニュータイプ]]能力を開花させた。
 +
 
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=== Ζガンダム ===
 +
[[一年戦争]]の後、英雄的扱いを受けるが、「[[ニュータイプ]]」を危険視する上層部によって地球で事実上の軟禁状態に置かれてしまう。が、反政府組織[[カラバ]]のメンバーである[[ハヤト・コバヤシ]]の養子となっていた[[カツ・コバヤシ]]に説得され、再び戦場に戻る。その卓越した操縦技術で活躍し、シャアや[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を支援した。
 +
 
 +
作中での乗機は[[リック・ディアス]]と[[ディジェ]]。また、[[カラバ]]が開発した[[Ζガンダム]]の[[量産機]][[ΖプラスA1型 (テスト機カラー)]]や[[Ζガンダム3号機]]に乗っていたとする説もあり、これらの情報の相違については、[[カラバ]]の手による情報操作や影武者の存在があったと思われる(漫画『[[機動戦士ゼータガンダム1/2]]』では、影武者を演じた女性がその事実を明言していた)。
 +
 
 +
[ララァ・スン]]を失った哀しい記憶のせいか、[[宇宙]]には上がらなかった。
   −
代表的な[[ニュータイプ]]であり、またニュータイプらしく情緒不安定気味。[[一年戦争]]当時は軍属でなかった事もあってか色々と問題行動が多かった。が、最終的にはシャアとは対極的に、軍人として深く考えない方向を選んだようだ。
+
=== 逆襲のシャア ===
 +
[[ネオ・ジオン]]の総帥となった[[シャア・アズナブル]]は依然として[[地球]]にしがみつく人々の存在に絶望し、人類の粛正を目論む。それを察知したアムロは所属する[[ロンド・ベル|ロンド・ベル隊]]と共に最後の決着をつけるべく、戦いに向かう。当初は[[リ・ガズィ]]に乗っていたが、後に自ら設計した[[νガンダム]]に乗り換え、シャアとの長きに渡る因縁に決着をつけるために戦った。最後は地球に落ちる[[アクシズ]]を、己の[[ニュータイプ]]能力と[[サイコフレーム]]の力でもって押し返すが、その後、消息不明となる。連邦軍の公式記録では戦死という事になっているが、彼の生存を信じ続けた者も少なくなかったという。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
=== アニメ作品 ===
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:連邦軍技術士官テム・レイの息子。名前の漢字表記は「'''アムロ・嶺'''」。自身もメカ弄りの得意な少年として面識のない[[ミライ・ヤシマ|ミライ]]にも知られていた。[[地球]]生まれで、両親の別居に際して父親と共に[[サイド7]]に移住。[[サイド7]]で試作[[モビルスーツ]]「[[ガンダム]]」を操縦して[[ジオン]]潜入部隊を撃破。なし崩しにパイロットとして連戦する羽目になる。乗機は後に、アムロの[[ニュータイプ]]能力の成長に合わせて[[マグネットコーティング]]を施された。<br />[[一年戦争]]当時は軍属でなかった事や内向的な性格故か色々と問題行動が多かったが多くの人物との出会いと別れにより大きく成長していき、[[ニュータイプ]]能力を開花させた。<br />また、冒険王で連載された漫画版においては、アニメ版に比べて熱血漢として描かれていた。<br />ちなみに当時のアニメ主人公としては珍しく特定の物や人物に対する執着が薄く、漠然とした守るべき場所や人たちはあっても特定の人(恋人など)や物(組織や理念)は持ち合わせておらず、そこをララァに指摘されたこともあった。
+
:主人公。当時のアニメ主人公としては珍しいタイプのキャラクター造形。特定の物や人物に対する執着が薄く、漠然とした守るべき場所や人たちはあっても特定の人(恋人など)や物(組織や理念)は持ち合わせておらず、そこをララァに指摘されたこともあった。
;[[機動戦士ガンダム]](小説版)
+
:当初はナイーブな若者といった性格だったが、物語の進行とともに成長を遂げていく。
:連邦の志願兵となっている。また、終盤にはシャアの考えに気づいて手を貸そうとするが、直後に[[ルロイ・ギリアム]]の[[リック・ドム]]に撃墜されて戦死している。
   
;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
:[[一年戦争]]の後、英雄的扱いを受けるが、「[[ニュータイプ]]」を危険視する上層部によって地球で事実上の軟禁状態に置かれてしまう。が、反政府組織[[カラバ]]のメンバーである[[ハヤト・コバヤシ]]の養子となっていた[[カツ・コバヤシ]]に説得され、再び戦場に戻る。その卓越した操縦技術で活躍し、シャアや[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を支援した。<br />作中での乗機は[[リック・ディアス]]と[[ディジェ]]。また、[[カラバ]]が開発した[[Ζガンダム]]の[[量産機]][[ΖプラスA1型 (テスト機カラー)]]や[[Ζガンダム3号機]]に乗っていたとする説もあり、これらの情報の相違については、[[カラバ]]の手による情報操作や影武者の存在があったと思われる(漫画『[[機動戦士ゼータガンダム1/2]]』では、影武者を演じた女性がその事実を明言していた)。<br />[[ララァ・スン]]を失った哀しい記憶のせいか、[[宇宙]]には上がらなかった。
+
:前作主人公という立場のため、出番自体は控えめ。だが、短い出番ながらも活躍は目覚ましい。
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
:TV版ではOPのみの登場で直接登場はしなかったが、ブライトとハヤトの会話から宇宙に上がっていたようだ。
 
:TV版ではOPのみの登場で直接登場はしなかったが、ブライトとハヤトの会話から宇宙に上がっていたようだ。
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]](小説版)
  −
:[[ベルトーチカ・イルマ]]と共に登場し、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達と言葉を交わしている。この際は[[カラバ]]のパイロットとして、[[シュツルム・ディアス]]に乗って地上で戦っている。こちらでも前作同様宇宙に上がることはなかったが、行方不明になったシャアが何らかの行動を起こす事を確信しており、彼との決着のためにいずれ必ず宇宙へ上がる決意を固めていた。
   
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
 
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
:[[ネオ・ジオン]]の総帥となった[[シャア・アズナブル]]は依然として[[地球]]にしがみつく人々の存在に絶望し、人類の粛正を目論む。それを察知したアムロは所属する[[ロンド・ベル|ロンド・ベル隊]]と共に最後の決着をつけるべく、戦いに向かう。当初は[[リ・ガズィ]]に乗っていたが、後に自ら設計した[[νガンダム]]に乗り換え、シャアとの長きに渡る因縁に決着をつけるために戦った。最後は地球に落ちる[[アクシズ]]を、己の[[ニュータイプ]]能力と[[サイコフレーム]]の力でもって押し返すが、その後、消息不明となる。連邦軍の公式記録では戦死という事になっているが、彼の生存を信じ続けた者も少なくなかったという。
+
:主人公に復帰。宿命のライバル・シャアとの決着が描かれる。
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
:名前と写真のみ登場する。
+
:対外的には故人扱いで、名前と写真が登場するのみ。
;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]
+
:最終話には[[フル・フロンタル]]に語りかける思念として登場。これについて原作者の福井氏は「“死んだから出てきた”とは限らない。生き霊かもしれない」と述べており、あくまでも死んだかどうかは不明扱いとなっている。
:名前のみ登場する。
+
 
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=== 漫画作品 ===
 +
;[[機動戦士ガンダム]](冒険王版)
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:アニメ版と違って熱血漢として描かれていた。
 
;[[機動戦士ガンダムF90]]
 
;[[機動戦士ガンダムF90]]
 
:名前と写真のみ登場する。また、[[ガンダムF90|F90 1号機]]に搭載された擬似人格「Type-A.R」は彼のデータを元にしている。
 
:名前と写真のみ登場する。また、[[ガンダムF90|F90 1号機]]に搭載された擬似人格「Type-A.R」は彼のデータを元にしている。
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]
 
:名前が登場。また、一年戦争時のコアファイターからコピーされた彼の戦闘データが木星帝国の残党に渡り、それを移植した[[バイオ脳]]が[[アマクサ]]のパイロットとして登場している。
 
:名前が登場。また、一年戦争時のコアファイターからコピーされた彼の戦闘データが木星帝国の残党に渡り、それを移植した[[バイオ脳]]が[[アマクサ]]のパイロットとして登場している。
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=== 小説作品 ===
 +
;[[機動戦士ガンダム]](小説版)
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:連邦の志願兵となっている。また、終盤にはシャアの考えに気づいて手を貸そうとするが、直後に[[ルロイ・ギリアム]]の[[リック・ドム]]に撃墜されて戦死している。
 +
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]](小説版)
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:[[ベルトーチカ・イルマ]]と共に登場し、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達と言葉を交わしている。この際は[[カラバ]]のパイロットとして、[[シュツルム・ディアス]]に乗って地上で戦っている。こちらでも前作同様宇宙に上がることはなかったが、行方不明になったシャアが何らかの行動を起こす事を確信しており、彼との決着のためにいずれ必ず宇宙へ上がる決意を固めていた。
 +
;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]
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:主人公。劇場版とは異なるストーリーとなっている。
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:本作ではチェーンとは付き合っておらず、恋人はベルトーチカのまま。
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;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]
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:名前のみ登場する。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
   
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダム]] ===
 
==== 家族 ====
 
==== 家族 ====
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