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=== [[アフターウォー]] ===
 
=== [[アフターウォー]] ===
第七次宇宙戦争にて、旧連邦軍が開発した高性能決戦兵器MSの機種名。その由来は第一次宇宙戦争時、その試作一号機があるパイロットを[[ニュータイプ]]へ覚醒させた事から。
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第七次宇宙戦争にて、旧連邦軍が開発したニュータイプ専用高性能決戦兵器MSの機種名。その由来は第一次宇宙戦争時、その試作一号機があるパイロットを[[ニュータイプ]]へ覚醒させた事から。
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バックストーリーは本編中では言及されておらず、在り来たりではない高性能機=ガンダムと言った意味合いが強い。そのイメージに追従してか、戦後に開発されたガンダムも数少ないながら存在している。当初は[[ガンダムX]]及び[[ガンダムレオパルド]]、[[ガンダムエアマスター]]の3機<ref>ゲーム作品である『G GNERATIONシリーズ』準拠の設定ではそれ等に加えて対ニュータイプを想定した試作機[[ガンダムベルフェゴール]]も存在するがアニメ本編の設定には存在していない。外伝作「UNDER THE MOONLIGHT」はこの点からアニメ本編に直接繋がっている続編未来世界ではなく翻案の「G GENRATION内のガンダムXシナリオ世界の続編」と解釈できる。</ref>のみであったが、新連邦軍へと体制が移行してからは[[ガンダムヴァサーゴ]]、[[ガンダムアシュタロン]]が新たにロールアウト<ref>前述の通りベルフェゴールはアニメ本編の世界には存在していない為、「ヴァサーゴ・アシュタロンがベルフェゴールの後継機」となるのは『G GNERATIONシリーズ』準拠世界観内のみである。</ref>しており、加えて[[ガンダムX|X]]のシステムを受け継いだ最新鋭機[[ガンダムダブルエックス]]が開発されている。
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開発等に関する詳細なバックストーリーは本編中では言及されていないが、最高の火力・機動性・装甲を備えフラッシュシステムを搭載した高性能MSがガンダムタイプであるとジャミルの過去回想中に説明されている。当初は[[ガンダムX]]及び[[ガンダムレオパルド]]、[[ガンダムエアマスター]]の3機<ref>ゲーム作品である『G GNERATIONシリーズ』準拠の設定ではそれ等に加えて対ニュータイプを想定した試作機[[ガンダムベルフェゴール]]も存在するがアニメ本編の設定には存在していない。外伝作「UNDER THE MOONLIGHT」はこの点からアニメ本編に直接繋がっている続編未来世界ではなく翻案の「G GENRATION内のガンダムXシナリオ世界の続編」と解釈できる。</ref>のみであったが、戦後の新連邦軍へと体制が移行してからは次世代型として[[ガンダムヴァサーゴ]]、[[ガンダムアシュタロン]]が新たにロールアウト<ref>前述の通りベルフェゴールはアニメ本編の世界には存在していない為、「ヴァサーゴ・アシュタロンがベルフェゴールの後継機」となるのは『G GNERATIONシリーズ』準拠世界観内のみである。</ref>しており、加えて[[ガンダムX|X]]のシステムを受け継いだ最新鋭機[[ガンダムダブルエックス]]が開発されている。
    
なお、戦後世界での[[バルチャー]]達の認識は「覇権の象徴となるMS」となっている。
 
なお、戦後世界での[[バルチャー]]達の認識は「覇権の象徴となるMS」となっている。
    
=== [[コズミック・イラ]] ===
 
=== [[コズミック・イラ]] ===
[[ストライクガンダム|ストライク]]に[[キラ・ヤマト]]が乗り込んだ際、その機体OSである「'''G'''eneral '''U'''nilateral '''N'''euro-Link '''D'''ispersive '''A'''utonomic '''M'''aneuver」を略して「[[GUNDAM|G.U.N.D.A.M]]」と読んだ事に起因する俗称。
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[[ストライクガンダム|ストライク]]など連合軍製MSに搭載されている機体OS(M.O.S.)「'''G'''eneral '''U'''nilateral '''N'''euro-Link '''D'''ispersive '''A'''utonomic '''M'''aneuver」の略称である「[[GUNDAM (OS)|G.U.N.D.A.M.]]」に起因する俗称。
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これ以降、OSの略称を「G.U.N.D.A.M」にする事が技術者の間で流行したようで、複数のパターンが存在する。その為、そのようなOSを持つMSを「ガンダム」に分類される事が多くガンプラや資料、ゲームによってはガンダムの名称がつく事がある。当初はその呼称はごく限られたコミュニティでのみ通じるあだ名の様なものであり、キラからヘリオポリスの学生達、[[アークエンジェル]]のクルー、[[アルテミス]]の軍人達…という経緯で他へ伝わっていったと言う。とはいえ、公式を含めてこれらの機体名称に「ガンダム」とつけて呼ぶ事は少なかったが、[[ライゴウガンダム]]や[[インパルスガンダムブランシュ]]など正式名称に「ガンダム」と入る機体も出現している。また、それ以外の機体にも外見から判断して「ガンダム」と名称に付けて呼称している人もいるため、正式名称にガンダムと入るかはともかくとして、ガンダムと呼ぶかどうかは好みの問題であるようだ。
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当初は連合軍の技術だったもののザフトによるG強奪を機にザフト側にも技術が流出。これ以降、勢力を問わずOSの略称を「G.U.N.D.A.M.」にする事が技術者の間で流行したようで、勢力や機体ごとに複数のパターンが存在する。その為、そのようなOSを持つMSが「ガンダム」に分類される事が多い。
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機体名称として「ガンダム」という呼称を用いたのはストライクに搭乗した[[キラ・ヤマト]]が始まりであり、当初はその呼称はごく限られたコミュニティでのみ通じるあだ名の様なもので、キラからヘリオポリスの学生達、[[アークエンジェル]]のクルー、[[アルテミス]]の軍人達…という経緯で他へ伝わっていったという。とはいえ、作中世界で同様のケースが起こるのは稀である。ただし[[ライゴウガンダム]]や[[インパルスガンダムブランシュ]]など機体名称に「ガンダム」が入る機体も出現しており(理由は不明)、それ以外の機体にも外見から判断して「ガンダム」と呼称した人物もいるため、正式名称にガンダムと入るかはともかくとして、ガンダムと呼ぶかどうかは好みの問題であるようだ。
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『SEED』以降も、作中世界で「ガンダム」があくまで俗称としてのみ用いられる作品が登場しているが、いずれにおいてもガンプラや資料、ゲーム等の媒体においては(恐らく商標の都合上)従来通り機体名に「ガンダム」が付いた状態で登場している。
    
=== [[西暦]] ===
 
=== [[西暦]] ===
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基本設計が古いため、現行機に比してフレーム構造が複雑で、整備性は良くない。また、製造から300年が経ったことで[[ガンダム・バルバトス]]の様に機体の各部が劣化して本来の性能を出せない機体や、[[ガンダム・グシオン]]の様に様々な勢力を渡り歩き改造されている機体、また[[ガンダム・キマリス]]の様に本来の製造元であるギャラルホルンが所有している機体も存在しているが、いずれも現行のMSを凌駕する性能を誇り、ガンダム・フレームを有するMSは時代の節目に現れては多大な影響を与えたとされている。
 
基本設計が古いため、現行機に比してフレーム構造が複雑で、整備性は良くない。また、製造から300年が経ったことで[[ガンダム・バルバトス]]の様に機体の各部が劣化して本来の性能を出せない機体や、[[ガンダム・グシオン]]の様に様々な勢力を渡り歩き改造されている機体、また[[ガンダム・キマリス]]の様に本来の製造元であるギャラルホルンが所有している機体も存在しているが、いずれも現行のMSを凌駕する性能を誇り、ガンダム・フレームを有するMSは時代の節目に現れては多大な影響を与えたとされている。
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=== [[アド・ステラ]] ===
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宇宙での生活に適応する為の福祉工学「GUND」をMS用に発展させた「[[GUNDフォーマット]]」を搭載したMSの総称。「[[GUND-ARM]]」がやがて「ガンダム」と呼ばれるようになった。
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その試作機となる[[ガンダム・ルブリス]]は[[オックス・アース・コーポレーション]]と[[ヴァナディース機関]]が開発を行い、量産試作モデルの生産にも着手していたが、パイロットへのリスクの高さに加え、スペーシアンとアーシアンのパワーバランスを崩す可能性がある事を危惧した[[モビルスーツ開発評議会]]によってその存在が否定された。
    
== 関連用語 ==
 
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