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== ビリー・カタギリ(Billy Katagiri) ==

*登場作品:[[機動戦士ガンダム00]]、[[劇場版 機動戦士ガンダム00]]
*声優:うえだゆうじ
*性別:男
*誕生日:4月24日
*年齢:31歳(1st)→36歳(2nd)→38歳(劇場版)
*身長:189cm
*体重:69kg→70kg
*血液型:AB型
*所属:[[ユニオン]](1st)→[[アロウズ]]→[[イノベイター]]→[[地球連邦軍]](2nd)
*階級:なし
*役職・称号など:米軍技術顧問(軍属でなくメーカーからの出向)→アロウズ技術部門主任
*キャラクターデザイン:高河ゆん

[[グラハム・エーカー|グラハム]]の親友で、[[ユニオン]]の[[MSWAD]]技術顧問。曽祖父の代にアメリカに移住した日系4世。技術者として大変優れており、[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]の開発にも関わっている。[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]とは学生時代に面識があり、共に[[レイフ・エイフマン|エイフマン教授]]に教えを受けたこともある。また[[カティ・マネキン|カティ]]とも学生時代に知り合っている。

1stでは、グラハムと共にガンダムに興味を持ち、ガンダム対策として恩師のエイフマン教授と共に[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム|フラッグの改造]]を行なう。終盤では短期間で本来、規格が全く違うはずのフラッグに[[擬似太陽炉]]を搭載し、[[ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]を作り上げた。この改造には叔父の[[ホーマー・カタギリ]]も一枚噛んでいる。このように技術者としては優秀だが、部外者のスメラギに'''極秘の情報を勝手に漏らす'''など軍人でないが故の甘さがところどころに見える。

2nd開始までの2年間自宅でスメラギと同棲していたが、彼女がCBのメンバーだと知って愕然。利用されていたと勘違いし(自分で勝手に情報を漏らしたのに)、その恋は憎悪へと変貌した(通称、『絶望ビリー』)。アロウズ司令の叔父に頼み込んでアロウズのMS開発主任に就任。新型モビルスーツ「[[マスラオ]]」を開発し、[[トランザムシステム]]を組み込む等、この時点で既に太陽炉搭載MS開発の第一人者といっても過言ではない才能を余すことなく発揮した。物語の終盤ではその憎悪に理論武装を施して[[イノベイター]]にトランザムシステムを提供するという暴挙を行い、自らオートマトンと共に[[プトレマイオス2|トレミー]]内に突入してスメラギと対峙するが、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の覚醒によって散布された[[GN粒子]]の力でスメラギと和解を果たした。アロウズ解体後はアロウズに関わった事で、MS開発から外される可能性もあったが、優秀な技術者を手放したくないという連邦軍の思惑と、MS開発を続けたいというビリーの希望が一致した形でイノベイター製MSの研究、連邦軍次期主力機の開発を行なっている。一応、アロウズに関わった事への処罰は受けており、辺境の研究所に左遷される形にはなったが、本人としては(CBのメンバーとして顔が知られている)スメラギとのツーショット写真を周囲にはばかる事無く置けるので満足しているようである。

小説版では「女性と付き合った事がない」と明言されたり、スメラギと同居していた期間も手を出さなかった事が明かされたりした為、ドの付くほどの奥手としてネタにされている。実質軽率な情報漏洩も彼女の気を引くためだったのだが、その事にはほとんど気づいてもらえず空回りしっぱなし。更にスタッフインタビューでは「アヘッドの設計が人革連主導なのは、エイフマン死亡に加え、ビリーが4年間ダラダラしていて連邦内でのユニオン技術陣の影響力が低下したから」とまで言われている。優秀であるが故に困った奴である。ちなみに、小説版では1stシーズンの時点でグラハムを「侍」と評している。…グラハムがあんな事になった一因は彼にあるのかもしれない(笑)。

劇場版では技術者というより科学者として登場。同じ科学者の[[ミーナ・カーマイン]]と多く絡み、視聴者の爆笑を誘いつつ全国の童○を裏切る活躍(?)を見せた。

== 登場作品と役柄 ==
;[[機動戦士ガンダム00]]
:典型的なメカニックキャラ…と思っていたら、失恋のショックで若干マッドになってしまった。行動の動機がここまで分かりやすい人物も珍しい。
;[[劇場版 機動戦士ガンダム00]]
:新しい彼女をゲットするが、若干振り回され気味。奥手ぶりが躊躇に表れている。

== 人間関係 ==
;[[グラハム・エーカー]]
:親友。ことMSに関しては、ビリーがいるからこそグラハムも無茶が出来ると言える。
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
:本名リーサ・九条。学生時代からの想い人。あまり報われていなかったが、2ndシーズン終盤でようやく想いが通じ合った。
;[[ホーマー・カタギリ]]
:叔父。アロウズ司令の権力を活かし、ビリーをはじめ技術陣に協力していた。ホーマーの死後、彼の葬儀に関してはビリーは「アロウズに関わった自分が参列すると親族に迷惑がかかる」と敢えて出席しなかったのだが、そのために逆に親族に煙たがられてしまったらしい。
;[[レイフ・エイフマン]]
:世界的に有名なユニオンの技術者で、ビリーとスメラギの大学時代の恩師。グラハムの要望を受け、ビリーと一緒にフラッグを改造する。
;[[カティ・マネキン]]
:学生時代に顔を会わせた事がある。…が、アロウズでカティ配下についた際はお互い初対面のように接しているので、その事はお互い忘れているようである。
;[[刹那・F・セイエイ]]
:彼がスメラギの正体をビリーに語った事で後々大変な事になった。なお、それ以前にも一度会っているが、その事は覚えていないようである。…カティの件といい、ビリーは結構忘れっぽい性格なのかもしれない(仕方ないと言えば仕方ないが)。
;[[リボンズ・アルマーク]]
:トランザムシステムをイノベイター側の機体に実装するためにビリーを招聘。トランザムそのものの技術は既に手に入れていたにも関わらず、ビリーを招聘した事から、リボンズからしてもビリーは余程優秀な技術者だったようである。
;[[ミーナ・カーマイン]]
:同僚。劇場版における彼女。

== 名台詞 ==
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。代表的な台詞のみにしてください。 -->

=== 1stシーズン ===
;「彼メロメロなんですよ」
:グラハムの「多少強引でなければ、ガンダムは口説けません」に続けて。止める気は全くないらしい。
;「そのかわり耐Gシステムを稼動させても、全速旋回時には12Gもかかるけどね」
:カスタムフラッグ初登場時の台詞。さらっと危険なことを言う。現実では特別な装備をして訓練を積んだパイロットでも9G前後で失神すると言われる。
;「僕がいないと、このカスタムフラッグの整備はできないよ。なんたって、エイフマン教授がじきじきにチューンした機体だからね。並みの整備兵じゃとてもとても……」
:エイフマン教授の死という現実を目の前に、入院するほどの重傷を負ったにも関わらず、病院を抜け出してカスタムフラッグの整備を行う。彼の普段見せない熱い場面だが、冷静に考えると本当に「他に整備できる人間がいない」としたら問題ではなかろうか。
;「君に譲れないものがあるように、僕にも譲れないものがある」
:重傷の身で整備をしていた事をグラハムに咎められた際の台詞。先のセリフでは言い訳をしていたが、これが彼の本音だったのだろう。この言葉にはグラハムも思わず「強情だな」と苦笑した。

=== 2ndシーズン ===
;「自らの技術で滅びるがいい、ソレスタルビーイング…!」
:裏切られたとの思い込みで頭のネジが飛んだ時の台詞。自身が開発に関わった大量のガガ部隊を送りだした。

=== 劇場版 ===
;「ゴクッ…」
:
;「優しくしてください」
:

== 関連機体 ==
メカニックだけあって関連機体は多い。
;[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム]]
:改造その1。エイフマンとの合作。殺人的なまでのパイロットへの負担を無視したとんでもない機体。
;[[ユニオンフラッグカスタムII]]
:改造その2。規格どころか原理すら違う動力源を搭載するという荒業を急場しのぎとは言えやってのける。
;[[マスラオ]]
:次期主力量産機の試作機という名目で予算を取っているらしい。ちなみに最初はアヘッドベースで開発が進んでいたが、グラハムの意向を受けてビリーの独断でフラッグベースに一から再設計した。アロウズも結構いい加減である。
;[[スサノオ]]
:マスラオを更に強化。ビリーと旧ユニオン技術陣渾身の一作。
;[[ブレイヴ一般用試験機]]<br />[[ブレイヴ指揮官用試験機]]
:マスラオ(スサノオ)を基に開発した試験機。

== 商品情報 ==
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== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:ビリー・カタギリ]] (全文検索結果) -->

== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ビリー・カタギリ]] -->

== リンク ==
*[[登場人物]]
2,059

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