22行目:
22行目:
| 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]]
| 開発組織 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]]
| 所属部隊 =
| 所属部隊 =
−
| 主なパイロット = [[ボイド・スワン]]
+
| 主なパイロット = ボイド・スワン
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
== 概要 ==
== 概要 ==
−
[[クワトロ・バジーナ]]専用機として開発された[[ガンダムMk-III]]。
+
数機生産された[[ガンダムMk-III]]の内、[[クワトロ・バジーナ]]専用機として開発された機体。
−
基本性能や武装などはベース機と同じだが、装甲には[[百式]]に使用された耐ビームコーティングの廉価仕様を採用している。機体カラーは赤。
+
基本性能や武装などはベース機と同じだが、装甲には[[百式]]に使用された耐ビームコーティングの廉価仕様を採用している。機体カラーはクワトロの新たな機体にするという意向のもと、赤色に塗装されている。
当初は[[エゥーゴ]]のコリアー艦隊に引き渡される予定だったが、[[ネオ・ジオン|アクシズ]]のMS部隊との遭遇戦で急遽実戦投入され、機体は大きく損傷。戦闘後グラナダ工場に送り返されたため、クワトロの手に渡る事は無かった。
当初は[[エゥーゴ]]のコリアー艦隊に引き渡される予定だったが、[[ネオ・ジオン|アクシズ]]のMS部隊との遭遇戦で急遽実戦投入され、機体は大きく損傷。戦闘後グラナダ工場に送り返されたため、クワトロの手に渡る事は無かった。
34行目:
34行目:
== 登場作品と搭乗者 ==
== 登場作品と搭乗者 ==
;[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
;[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
−
:第1話『消えた赤い機体』に登場。
+
:第1話『消えた赤い機体』に登場。
:コリアー艦隊への輸送中、[[薔薇の園]]で偶然遭遇した[[ネオ・ジオン|アクシズ]]のMS部隊に対して急遽実戦投入された。
:コリアー艦隊への輸送中、[[薔薇の園]]で偶然遭遇した[[ネオ・ジオン|アクシズ]]のMS部隊に対して急遽実戦投入された。
44行目:
44行目:
:[[フルアーマーガンダムMk-III|フルアーマー形態]]に換装可能。
:[[フルアーマーガンダムMk-III|フルアーマー形態]]に換装可能。
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
−
;ビーム・ライフル
+
;専用ロングバレルビーム・ライフル
:本機の主兵装となる携行式のビーム砲で、[[デルタガンダム]]が装備している物の同型。試験的にデュアルサプライシステムを採用しており、そのため銃身の下部にMk-II用、後部に百式用のエネルギーパックが装着されている。2系統のメガ粒子キャパシタを組み合わせたビームドライブ機構を併用できるようになっていて、一発で全エネルギーを使い切るような運用も可能なように造られている。
:本機の主兵装となる携行式のビーム砲で、[[デルタガンダム]]が装備している物の同型。試験的にデュアルサプライシステムを採用しており、そのため銃身の下部にMk-II用、後部に百式用のエネルギーパックが装着されている。2系統のメガ粒子キャパシタを組み合わせたビームドライブ機構を併用できるようになっていて、一発で全エネルギーを使い切るような運用も可能なように造られている。
−
;ビーム・キャノン
+
;2連装ビーム・キャノン
:背部に2門装備されている。最大出力での連射が可能であり、エネルギーダウン対策としてバックパックに大容量エネルギーCAPとアクセラレーターから成るビームレギュレーターデバイスを内蔵している。
:背部に2門装備されている。最大出力での連射が可能であり、エネルギーダウン対策としてバックパックに大容量エネルギーCAPとアクセラレーターから成るビームレギュレーターデバイスを内蔵している。
:専用の照準システムが搭載されているので、パイロットはトリガーを引く事に専念できるようになっている。
:専用の照準システムが搭載されているので、パイロットはトリガーを引く事に専念できるようになっている。
−
;;ビーム・サーベル
+
:;ビーム・サーベル
::ビーム・キャノンは取り外すことでビーム・サーベルとしても機能する。
::ビーム・キャノンは取り外すことでビーム・サーベルとしても機能する。
;シールド
;シールド
:主に左腕部に装着される実体盾。本体装甲と同組成のガンダリウム合金で出来ており、[[ネモ]]系で使われている部材も流用しつつ機体バランスを崩さないよう設計を行っている。裏面にはビーム・ライフルの予備Eパックを4つまで装着可能。
:主に左腕部に装着される実体盾。本体装甲と同組成のガンダリウム合金で出来ており、[[ネモ]]系で使われている部材も流用しつつ機体バランスを崩さないよう設計を行っている。裏面にはビーム・ライフルの予備Eパックを4つまで装着可能。
−
;;ビーム・サーベル
+
:;ビーム・サーベル
::シールドの表面に2基マウントされている。専用品だが、従来品との性能差等は不明。こちらはビーム・キャノンとしての機能を有していない。
::シールドの表面に2基マウントされている。専用品だが、従来品との性能差等は不明。こちらはビーム・キャノンとしての機能を有していない。
::基本的には手に持って使用するが、マウントしたままでもビーム刃を形成して攻撃できる。
::基本的には手に持って使用するが、マウントしたままでもビーム刃を形成して攻撃できる。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
+
;幻のシャア専用機
+
:Mk-IIIを移送中の小型輸送艦を護衛するボイド小隊だったが、旧サイド5の魔の宙域に差し掛かったところで突如として所属不明機に襲われる。彼らは茨の園を捜索する密命を受けたアクシズの強行偵察部隊だった。隊長機である[[リゲルグ]]を筆頭に[[ドラッツェ改]]2機、[[ガザC]]3機の二個小隊6機の猛攻の前に僚機の[[ジムII]]2機が全滅。ボイドの[[ジム・カスタム]]も損傷し、全滅か重要機密共々投降するかの選択肢を取らざるを得なくなる。しかしボイドはMk-IIIで状況を打破する事を決断。圧倒的な性能で形成を逆転させる。追い詰められたリゲルグはMk-IIIに組み付き、残るガザC部隊がリゲルグ諸共Mk-IIIを砲撃。Mk-IIIは爆炎の中に呑まれてしまう。しかし、Mk-IIIはリゲルグを盾にし、爆発で損傷しながらも辛うじて撃墜を免れていた。爆炎を突き抜けて躍り出たMk-IIIは残るガザCを両断。損傷によりコリアー艦隊への移送は果たせなくなったものの、機密を守り通す事に成功した。
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;[[ガンダムMk-III]]
;[[ガンダムMk-III]]
:ベース機。
:ベース機。
−
;[[キャスバル専用ガンダム]]/[[デルタガンダム弐号機]]
+
;[[キャスバル専用ガンダム]] / [[デルタガンダム弐号機]]
:シャア専用機として開発されたとされるガンダムタイプの機体。前者はIF設定の機体で、後者は開発はされていたが、実機製造には至っていない。
:シャア専用機として開発されたとされるガンダムタイプの機体。前者はIF設定の機体で、後者は開発はされていたが、実機製造には至っていない。
+
<!-- == 余談 == -->
<!-- == 余談 == -->
<!-- *説明 -->
<!-- *説明 -->
+
== 商品情報 ==
+
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
+
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
+
=== [[ガンプラ]] ===
+
<amazon>B07C7RV3C2</amazon>
== リンク ==
== リンク ==
*[[登場メカ]]
*[[登場メカ]]
−
−
== 商品情報 ==
== 脚注 ==
== 脚注 ==
<references/>
<references/>
−
{{DEFAULTSORT:かんたむMk-III 8こうき}}
+
{{DEFAULTSORT:かんたむMk-Ⅲ 8こうき}}
[[Category:登場メカか行]]
[[Category:登場メカか行]]
[[Category:アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
[[Category:アナハイム・ラボラトリー・ログ]]