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== ASW-G-29 ガンダム・アスタロト (Gundam Astaroth) ==
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{{登場メカ概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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*登場作品:[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]]
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| 外国語表記 = Gundam Astaroth
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*デザイナー:
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| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]]
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*分類:[[モビルスーツ]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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*装甲材質:[[ナノラミネートアーマー]]
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| デザイナー = 形部一平
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<!-- *頭頂高: -->
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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*全高:18.2m
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*本体重量:30.6t
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<!-- *全備重量: -->
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*主動力:[[エイハブ・リアクター]]×2
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<!-- *ジェネレーター出力: -->
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<!-- *スラスター総推力: -->
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<!-- *センサー有効半径: -->
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*開発組織:[[ギャラルホルン]]の前身組織
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*所属:[[ギャラルホルン]](ウォーレン家)→タントテンポ
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*主なパイロット:[[テッド・モルガトン]]→[[アルジ・ミラージ]]
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かつて[[ギャラルホルン]]の名家、ウォーレン家が所有していた[[モビルスーツ]]。[[厄祭戦]]が起こった約300年前に開発された機体で、「[[ガンダム・フレーム]]」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の内の1機である。<br />厄祭戦後に月面の巨大クレーターで放置されていた機体で、クレーターの調査を行っていたウォーレン家が発見し所有していた。その頃にはまだ本来の装備があったようだが、「発見時に一部装甲が破損していた」ようで、回収した際に修復、保管していた。しかし本編の数年前にウォーレン家は地球圏との癒着が露見して取り潰しに遭っており、本機もアングラな市場に出回って彷徨い続けた結果、ガンダム・フレームと頭部以外の兵装が全て剥がされた状態で月面コロニーを牛耳るマフィア『タントテンポ』に買い取られることになった。<br />現在はタントテンポに身を寄せるウォーレン家の末裔、[[ヴォルコ・ウォーレン]]の意向により、欠損した外部装甲を他の機体のもので代用した「パッチワーク」と言っても良い仕様になっており、左右非対称な外観も相俟って非常にイレギュラーな機体となっている。その為、機体バランスが劣悪となっており、サイドアーマーのブースター兼バランサーユニットが無ければ操縦がほぼ不可能になる。<br />加えて、タントテンポの頭目[[テッド・モルガトン]]の持つ義手に合わせて義手を介した神経接続システムも組み込まれている。このため、機体と義手を接続する事で右腕のみ阿頼耶識システムと同等の反応速度を得る事が可能となった(このシステムは同じ義手を持つアルジ・ミラージにも適用されており、彼の操縦も可能となっている)。 <br />余談なのだがプラモデルでは、デザイナー形部さんの意向によりプラモデル初心者に嬉しい粋な計らいがあり、アスタロトの特徴的な左右非対称を対称にしたり(2体以上必要)、真逆に出来るようになっている。無論加工は不要で、左前腕部の穴は両側についていて、数があれば片腕に二つずつ付けることが出来る。サブナックルのマニュピレーターは右手型に組み換え可能で、左手の甲のパーツはちゃんと右手に付けることが出来る。
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = [[モビルスーツ]]
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| 型式番号 = ASW-G-29
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| 頭頂高 =
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| 全高 = 18.2m
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| 本体重量 = 30.6t
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| 全備重量 =
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| 主動力 = [[エイハブ・リアクター]]×2
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| ジェネレーター出力 =
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| スラスター総推力 =
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| 装甲材質 = [[ナノラミネートアーマー]]
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| フレーム = [[ガンダム・フレーム]]
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| センサー有効半径 =
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| 原型機 = [[ガンダム・アスタロトオリジン]]
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| 改修 = [[タントテンポ]]<br/>[[ヴォルコ・ウォーレン]]
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| 所属 = [[ギャラルホルン]] (ウォーレン家) ⇒ [[タントテンポ]]
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| 所属組織 =
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| 所属部隊 =
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| 母艦 =
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| 主なパイロット = [[テッド・モルガトン]] ⇒ [[アルジ・ミラージ]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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== 概要 ==
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かつて[[ギャラルホルン]]の名家、ウォーレン家が所有していた[[モビルスーツ]]。[[厄祭戦]]が起こった約300年前に開発された機体で、「[[ガンダム・フレーム]]」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の内の1機である。
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厄祭戦後に月面の巨大クレーターで放置されていた機体で、クレーターの調査を行っていたウォーレン家が発見し所有していた。その頃にはまだ本来の装備があったようだが、「発見時に一部装甲が破損していた」ようで、回収した際に修復、保管していた。しかし本編の数年前にウォーレン家は地球圏との癒着が露見して取り潰しに遭っており、本機もアングラな市場に出回って彷徨い続けた結果、ガンダム・フレームと頭部以外の兵装が全て剥がされた状態で月面コロニーを牛耳るマフィア『[[タントテンポ]]』に買い取られることになった。
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現在はタントテンポに身を寄せるウォーレン家の末裔、[[ヴォルコ・ウォーレン]]の意向により、欠損した外部装甲を他の機体のもので代用した「パッチワーク」と言っても良い仕様になっており、左右非対称な外観も相俟って非常にイレギュラーな機体となっている。その為、機体バランスが劣悪となっており、サイドアーマーのブースター兼バランサーユニットが無ければ操縦がほぼ不可能になる。加えて、タントテンポの頭目[[テッド・モルガトン]]の持つ義手に合わせて義手を介した神経接続システムも組み込まれている。このため、機体と義手を接続する事で右腕のみ阿頼耶識システムと同等の反応速度を得る事が可能となった (このシステムは同じ義手を持つアルジ・ミラージにも適用されており、彼の操縦も可能となっている)。
テッド・モルガトンの暗殺依頼を受けた義手の少年、[[アルジ・ミラージ]]に託され、以後は彼の乗機として扱われるようになる。
テッド・モルガトンの暗殺依頼を受けた義手の少年、[[アルジ・ミラージ]]に託され、以後は彼の乗機として扱われるようになる。
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<!-- :作品名:説明 -->
<!-- :作品名:説明 -->
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]]
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]]
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:パイロットは[[アルジ・ミラージ]]。<br />本編当初はタントテンポの長である[[テッド・モルガトン]]が所有していたが、居住していたアバランチコロニーがMSに襲撃された際、致命傷を負ったテッド自身がアルジとヴォルコに本機を任せている。その後はアルジの専用機となり、またヴォルコの意向もあって本来のパーツを集める旅に使用される事となる。
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:初登場作品。<br />本編当初はタントテンポの長である[[テッド・モルガトン]]が所有していたが、居住していたアバランチコロニーがMSに襲撃された際、致命傷を負ったテッド自身がアルジとヴォルコに本機を任せている。その後はアルジの専用機となり、またヴォルコの意向もあって本来のパーツを集める旅に使用される事となる。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
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=== 特殊機能 ===
=== 特殊機能 ===
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:所謂対物用狙撃銃であり、サイドアーマーのブースターを片方外し、本体のフレームとライフルから伸びるフレームとを繋げて使用する。(とは言うものの繋げなくても運用可能)
:所謂対物用狙撃銃であり、サイドアーマーのブースターを片方外し、本体のフレームとライフルから伸びるフレームとを繋げて使用する。(とは言うものの繋げなくても運用可能)
;パンツァーファウスト
;パンツァーファウスト
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:アスタロトのバックパックからマウントフレームを介して装備されている武装。形状から性能まで似ているが決してシュツルム・ファウストではない。二本装備してある。ナノラミネート装甲を持つMSに対して攻撃力はあまり期待出来ないが、使いようによっては相手の意表をつける。
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:アスタロトのバックパックからマウントフレームを介して二本装備されている使い捨て式ロケット・ランチャー。ナノラミネート装甲を持つMSに対して攻撃力はあまり期待出来ないが、使いようによっては相手の意表をつける。
== 対決・名場面 ==
== 対決・名場面 ==
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;[[ガンダム・ウヴァル]]
;[[ガンダム・ウヴァル]]
:アスタロト本来の装甲の大半を装備している漆黒のガンダム・フレーム。後述のカッリストがブレードシールドを装備している為、オリジナルの盾を右肩に装備している。その他、左腕のフレームが剥き出しになっており、丸型の盾を装備している(リナシメントの左腕がスピナ・ロディのままなのはこのせい)。
:アスタロト本来の装甲の大半を装備している漆黒のガンダム・フレーム。後述のカッリストがブレードシールドを装備している為、オリジナルの盾を右肩に装備している。その他、左腕のフレームが剥き出しになっており、丸型の盾を装備している(リナシメントの左腕がスピナ・ロディのままなのはこのせい)。
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;[[ガンダム・バエル]]、[[ガンダム・バルバトス]]、[[ガンダム・グシオン]]、[[ガンダム・キマリス]]、[[ガンダム・フラウロス]]、[[ガンダム・ダンタリオン]]、[[ガンダム・グレモリー]]、[[ガンダム・セーレ]]、[[ガンダム・端白星]]
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;[[ガンダム・バエル]] / [[ガンダム・バルバトス]] / [[ガンダム・グシオン]]<br/>[[ガンダム・キマリス]] / [[ガンダム・フラウロス]] / [[ガンダム・ダンタリオン]]<br/>[[ガンダム・グレモリー]] / [[ガンダム・セーレ]] / [[ガンダム・端白星]]
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:ガンダム・フレームを採用しソロモン72柱の悪魔の名を冠するMS。
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:ガンダム・フレームを採用しソロモン72柱の悪魔の名を冠するMS群。
;[[百錬]]、[[スピナ・ロディ]]
;[[百錬]]、[[スピナ・ロディ]]
:アスタロトの外装パーツや武装の一部として流用した機体。百錬の腰パーツをサブナックルとして利用したり、左腕に至ってはスピナ・ロディの腕部装甲を丸ごと移植してある。
:アスタロトの外装パーツや武装の一部として流用した機体。百錬の腰パーツをサブナックルとして利用したり、左腕に至ってはスピナ・ロディの腕部装甲を丸ごと移植してある。
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;強襲特化型ヒャクリ
;強襲特化型ヒャクリ
:百里をベースとした機体ではあるが詳細は不明。パイロットも相当な腕を持つことがヴォルコが戦闘中に仕入れた情報で分かる。210mm対物ライフルを2丁装備しており、アスタロトをガンプラエースの描き下ろし番外エピソードにて持ち前の巨大なクローで苦しめるが、これを撃破し対物ライフルを鹵獲した。因みに元々は「鉄血のガンプラコンテスト(オリジナルガンプラコース)」にて惜しくもグレイズ・アードラを上回らなかったが、審査員の注目を浴び優秀賞を勝ち取り番外編に登場する事になった百里剛腕。名前や上記の巨大なクローが特徴的。
:百里をベースとした機体ではあるが詳細は不明。パイロットも相当な腕を持つことがヴォルコが戦闘中に仕入れた情報で分かる。210mm対物ライフルを2丁装備しており、アスタロトをガンプラエースの描き下ろし番外エピソードにて持ち前の巨大なクローで苦しめるが、これを撃破し対物ライフルを鹵獲した。因みに元々は「鉄血のガンプラコンテスト(オリジナルガンプラコース)」にて惜しくもグレイズ・アードラを上回らなかったが、審査員の注目を浴び優秀賞を勝ち取り番外編に登場する事になった百里剛腕。名前や上記の巨大なクローが特徴的。
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;[[ガンダムアシュタロン]]
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:本機と同様、悪魔「アスタロト (の呼び名の1つ)」の名を冠するガンダム。
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== 余談 ==
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*[[ガンプラ]]では、デザイナーである形部氏の意向によりプラモデル初心者に嬉しい粋な計らいがあり、アスタロトの特徴的な左右非対称を対称にしたり(2体以上必要)、真逆に出来るようになっている。無論加工は不要で、左前腕部の穴は両側についていて、数があれば片腕に二つずつ付けることが出来る。サブナックルのマニュピレーターは右手型に組み換え可能で、左手の甲のパーツはちゃんと右手に付けることが出来る。
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== 商品情報 ==
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<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
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=== [[ガンプラ]] ===
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<amazon>B01CFKZKS4</amazon>
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== 資料リンク ==
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*[http://g-tekketsu.com/MSV/ms/01.php 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』公式サイト:ガンダム・アスタロト]
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== リンク ==
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*[[登場メカ]]
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<!-- == 脚注 == -->
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<!-- <references /> -->
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
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{{DEFAULTSORT:かんたむ あすたろと}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 -->
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[[Category:登場メカか行]]
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[[Category:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]]
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