差分

771 バイト追加 、 2019年8月1日 (木) 13:53
編集の要約なし
33行目: 33行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[アクシズ]]を拠点とする[[ネオ・ジオン]]が、旧[[ジオン公国軍]]の[[ギャン]]の機体思想を継承して開発した白兵戦用試作型MS。だが開発途上で量産化が見送られたため、指揮官用に改修した少数機が実戦投入された。
+
[[アクシズ]]を拠点とする[[ネオ・ジオン]]が、旧[[ジオン公国軍]]の[[ギャン]]の機体思想を継承して開発した白兵戦用試作型[[モビルスーツ]]。
   −
全体的に、中世ヨーロッパの騎士風の外見となっており、同時にギャンから受け継がれた設計思想を思わせる風貌になっている。
+
ネオ・ジオンの上級士官は「騎士」と呼ばれ、MSを中世の鎧に見立てた専用機が与えられる。このR・ジャジャもそのうちの一機であり、開発途上で量産化が見送られた試作機を改修し、実戦配備された。
 +
 
 +
ギャンの近接格闘戦能力を受け継ぎ、武装や装備にもその特徴が現れている。また、量産こそ見送られたものの複数機が生産・運用されている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
43行目: 45行目:  
:旧ジオン派の高官カイゼル伯の側近であるヴィール大尉が搭乗する。カイゼル伯を暗殺したフェアトン・ラーフ・アルギスの座乗艦インドラを襲撃するも、[[バーン・フィクゼス]]の駆る[[ドライセン]]と交戦。最終的に、インドラからの返り討ちに遭って撃墜される。
 
:旧ジオン派の高官カイゼル伯の側近であるヴィール大尉が搭乗する。カイゼル伯を暗殺したフェアトン・ラーフ・アルギスの座乗艦インドラを襲撃するも、[[バーン・フィクゼス]]の駆る[[ドライセン]]と交戦。最終的に、インドラからの返り討ちに遭って撃墜される。
 
;[[機動戦士ガンダム Twilight AXIS]]
 
;[[機動戦士ガンダム Twilight AXIS]]
:近衛師団用MSのドッグに放置されていた機体にダントンが搭乗する。カラーリングは白と紫となっている。媒体によって機体の状態が異なっており、小説版では万全の状態、アニメ版では事故により損壊したままの状態、漫画版では同じく事故の損壊が残ったままだが[[アルレット・アルマージュ|アルレット]]によってウェイトバランスが調整された状態となっている。<br/>小説版と漫画版では[[バイアラン・イゾルデ]]と交戦し、損傷しながらも撃破。そのまま[[クレヴェナール]](漫画版は[[ガンダム・トリスタン〈フェイルノート〉|フェイルノート]])と交戦している。アニメ版では過去の事故の損傷が修理されないまま使用され、[[アハヴァ・アジール]]を庇い[[ガンダムAN-01"トリスタン"|トリスタン]]と交戦するも損傷の影響から一方的に攻撃され、撃墜されかかるがアルレットの持つ[[サイコフレーム]]の共振により敵機を撤退させることに成功している。漫画版では[[シャア・アズナブル]]がアクシズにいた時期に開発され、近衛師団に配備される予定だったが、左肩アーマーが爆発する事故を起こし、近衛師団用ドッグに放置された。
+
:近衛師団用MSのドッグに放置されていた機体にダントンが搭乗する。カラーリングは白と紫となっている。媒体によって機体の状態が異なっており、小説版では万全の状態、アニメ版では事故により損壊したままの状態、漫画版では同じく事故の損壊が残ったままだが[[アルレット・アルマージュ|アルレット]]によってウェイトバランスが調整された状態となっている。<br/>小説版と漫画版では[[バイアラン・イゾルデ]]と交戦し、損傷しながらも撃破。そのまま[[クレヴェナール]](漫画版は[[ガンダム・トリスタン〈フェイルノート〉|フェイルノート]])と交戦している。アニメ版では過去の事故の損傷が修理されないまま使用され、[[アハヴァ・アジール]]を庇い[[ガンダムAN-01"トリスタン"|トリスタン]]と交戦するも損傷の影響から一方的に攻撃され、撃墜されかかるがアルレットの持つ[[サイコフレーム]]の共振により敵機を撤退させることに成功している。漫画版では[[シャア・アズナブル]]がアクシズにいた時期に開発され、近衛師団に配備される予定だったが、左肩アーマーが爆発する事故を起こし、近衛師団用ドッグに放置されていた。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;ビーム・サーベル
 
;ビーム・サーベル
:左腰の鞘に装備。
+
:サーベル・ホルダーとチャージャーを兼ねた鞘に収められている専用サーベル。鞘は左腰にマウントされる。
 
;バリアブル・シールド
 
;バリアブル・シールド
:両肩部の可動式盾。本機では姿勢制御スラスターの役割も兼ねる。
+
:両肩部の可動式盾。シールドとしての運用は元より、姿勢制御スラスターの役割も兼ねる。シールドとして使用する際には肩部装甲が可動し、側面や前面を防御する。装甲は二段階にスライドする為、腕部の可動を妨げない。
 
;銃剣付きビーム・ライフル
 
;銃剣付きビーム・ライフル
:銃身下部に低出力ヒート剣を装備している。Eパック方式を採用。
+
:銃身下部に低出力ヒート剣を装備。固定射撃用のバイポッドも備える。Eパック方式を採用し、側面に出力調整用セレクターが設けられている。非使用時には肩部ラックにマウントされる。
 
;3連装ミサイルポッド
 
;3連装ミサイルポッド
:両肩アーマーに内蔵。
+
:両肩アーマーに12発内蔵。肩部装甲が独立して可動する為、射角が広い。
 
;ビーム・マシンガン
 
;ビーム・マシンガン
 
:ダントン機が漫画版で[[ギラ・ドーガ]]のマシンガンを拾って使用している。
 
:ダントン機が漫画版で[[ギラ・ドーガ]]のマシンガンを拾って使用している。
5,488

回編集