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1,224 バイト追加 、 2019年7月25日 (木) 15:38
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
 
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| 外国語表記 = Gundam Ground Type
 
| 外国語表記 = Gundam Ground Type
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]、他
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| 登場作品 =  
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*[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
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*他
 
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 
| デザイナー = 大河原邦男
 
| デザイナー = 大河原邦男
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| センサー有効半径 = 5,900m
 
| センサー有効半径 = 5,900m
 
| 開発組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
 
| 開発組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
| 所属 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
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| 所属組織 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
 
| 所属部隊 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]][[コジマ大隊]]など
 
| 所属部隊 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]][[コジマ大隊]]など
| 主なパイロット = [[シロー・アマダ]][[カレン・ジョシュア]][[テリー・サンダースJr]][[ミケル・ニノリッチ]]、他
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| 主なパイロット =  
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*[[シロー・アマダ]]
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*[[カレン・ジョシュア]]
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*[[テリー・サンダースJr]]
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*[[ミケル・ニノリッチ]]
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*その他多数
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]のうち地球連邦陸軍が[[ガンダム]]の試験落ちパーツを流用して生産した戦時量産型[[モビルスーツ]]。ガンダムとの最大の違いはコアブロックシステムを廃止してカセットブロック式のコクピットとしたことと、空間戦闘用の装備を排除して完全に陸戦用として設計されたことである。これによってコクピットは腹部から胸部に移動したうえで昇降用のリフトが装備されているほか、肩に輸送機からの降下用フック、頭部シュノーケル・カメラ、バックパックにウェポンコンテナラックを備えるなど地上での運用を想定した装備が施されている。
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[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]のうち地球連邦陸軍が[[ガンダム]]の試験落ちパーツを流用して生産した戦時量産型[[モビルスーツ]]
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ガンダムとの最大の違いはコアブロックシステムを廃止してカセットブロック式のコクピットとしたことと、空間戦闘用の装備を排除して完全に陸戦用として設計されたことである。これによってコクピットは腹部から胸部に移動したうえで昇降用のリフトが装備されているほか、肩に輸送機からの降下用フック、頭部シュノーケル・カメラ、バックパックにウェポンコンテナラックを備えるなど地上での運用を想定した装備が施されている。
    
ちなみに地上用に限定された理由は宇宙仕様機の課題克服に時間がかかるためと、宇宙での拠点が[[ルナツー]]ぐらいしか残っておらず、地上のジオン軍を掃討することが優先されたため。
 
ちなみに地上用に限定された理由は宇宙仕様機の課題克服に時間がかかるためと、宇宙での拠点が[[ルナツー]]ぐらいしか残っておらず、地上のジオン軍を掃討することが優先されたため。
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なお、当初は本機が20機ほど生産されたとされ、コジマ大隊の第01・04・06・08小隊に各3機、ブルーデスティニー[[ブルーディスティニー1号機|1号機]]、[[ブルーディスティニー2号機|2号機]]、[[ブルーディスティニー3号機|3号機]]、[[スレイヴ・レイス]]のベースとして計4機が登場し、漫画作品などに登場する機会も多い<ref>漫画版『ガンダム戦記』での[[マット・ヒーリィ]]機、漫画版『クライマックスU.C.』での[[カムナ・タチバナ]]機、『ザ・トラブルメーカーズ』の[[デイモン・ケイスリー]]機など</ref>。遅くともグリプス戦役前までには[[陸戦型ジム]]と同様、派生機を含めた全機が退役したと言われている。
 
なお、当初は本機が20機ほど生産されたとされ、コジマ大隊の第01・04・06・08小隊に各3機、ブルーデスティニー[[ブルーディスティニー1号機|1号機]]、[[ブルーディスティニー2号機|2号機]]、[[ブルーディスティニー3号機|3号機]]、[[スレイヴ・レイス]]のベースとして計4機が登場し、漫画作品などに登場する機会も多い<ref>漫画版『ガンダム戦記』での[[マット・ヒーリィ]]機、漫画版『クライマックスU.C.』での[[カムナ・タチバナ]]機、『ザ・トラブルメーカーズ』の[[デイモン・ケイスリー]]機など</ref>。遅くともグリプス戦役前までには[[陸戦型ジム]]と同様、派生機を含めた全機が退役したと言われている。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
;[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]
 
:シロー達の乗機として序盤から登場。「ガンダム」でありながら量産された兵器であることが印象付けられ、整備や破損の描写も多い。主に描かれている第08小隊所属の3機は損傷を繰り返しながらも終盤まで生き残り、シロー機は[[ガンダムEz-8]]に、カレン機は頭部を陸戦型ジムのものに現地改修されている。
 
:シロー達の乗機として序盤から登場。「ガンダム」でありながら量産された兵器であることが印象付けられ、整備や破損の描写も多い。主に描かれている第08小隊所属の3機は損傷を繰り返しながらも終盤まで生き残り、シロー機は[[ガンダムEz-8]]に、カレン機は頭部を陸戦型ジムのものに現地改修されている。
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;[[極東MS戦線記]]
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:[[ナオミ・クドウ]]の搭乗機として登場。彼と共に第四小隊に配備されるも、輸送中にジオン軍のエース「[[ナランソロンゴ・ボルドバヤル|銀狼 (ガンロン)]]」が襲撃。第四小隊の[[リウ・メイリン]]がナオミと同乗し、辛くもこれを撃退した。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;パラシュートパック
 
;パラシュートパック
 
:[[ミデア]]から空挺降下する際に使用。パラシュートと逆噴射用の大型スラスターが装備されており、降下後にパージする。OPと本編でデザインが異なる。
 
:[[ミデア]]から空挺降下する際に使用。パラシュートと逆噴射用の大型スラスターが装備されており、降下後にパージする。OPと本編でデザインが異なる。
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 +
;Bコンテナ
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:漫画『機動戦士ガンダム 第08MS小隊 U.C.0079+α』で登場。100mmマシンガンの自動給弾装置が付いているコンテナ。
    
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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:;改良型シールド
 
:;改良型シールド
 
::終盤に登場。増加装甲を取り付けたことで厚みが増している。
 
::終盤に登場。増加装甲を取り付けたことで厚みが増している。
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;シールド (寒冷地仕様ジムなど)
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:後期生産型のジムが使用する十字マーク無しのガンダムシールド。『極東MS戦線記』に登場した機体が装備。
 
;ガンダム・ハンマー
 
;ガンダム・ハンマー
:06小隊所属機が装備。
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:『08』に登場する06小隊所属機が装備。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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:陸戦型ガンダムをベースに、運用上の問題を解決するべく様々なパーツ(ジャンクパーツも含む)を用いて改造された、第08MS小隊専用のワンオフカスタム機。
 
:陸戦型ガンダムをベースに、運用上の問題を解決するべく様々なパーツ(ジャンクパーツも含む)を用いて改造された、第08MS小隊専用のワンオフカスタム機。
 
;陸戦型ガンダム (ジム頭)
 
;陸戦型ガンダム (ジム頭)
:現地改修機。
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:『08』第9話で頭部を破壊されたカレン機に陸戦型ジムの頭部を移植した現地改修機。その見た目から味方に「ジム頭」のあだ名を付けられている。媒体によっては「陸戦型ガンダム (ジムヘッド)」と表記される。
 
;[[陸戦型ジム]]
 
;[[陸戦型ジム]]
 
:本機の生産ラインを流用している。本機のパーツと互換性を持つため、本機の修理にこの機体のパーツが用いられる事があった。
 
:本機の生産ラインを流用している。本機のパーツと互換性を持つため、本機の修理にこの機体のパーツが用いられる事があった。
 
;[[ブルーディスティニー1号機]]
 
;[[ブルーディスティニー1号機]]
:本機の胴体を素体にしたボディに0号機の頭部が移植されている。
+
:本機の胴体を素体にしたボディに[[ブルーディスティニー0号機|0号機]]の頭部が移植されている。
 
;[[ブルーディスティニー2号機]]、[[ブルーディスティニー3号機]]
 
;[[ブルーディスティニー2号機]]、[[ブルーディスティニー3号機]]
 
:1号機とは違い、最初から陸戦型ガンダムを素体にして開発された。
 
:1号機とは違い、最初から陸戦型ガンダムを素体にして開発された。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*『第08MS小隊』のOPに180mmキャノンを発射するシーンがあり、他媒体やプラモデルでその再現がされている……のだが、実際は忠実な再現ではない。OPでは画面手前に小型シールドが突き刺さっている状態で、奥で本機が立ちながらキャノンを発射しているのだが、遠近法によってシールドの上にキャノンを置きながら発射しているように見える。結果として「シールドにキャノンを置いて発射する陸戦型ガンダム」が多くの媒体に広まる事となった。
 
*『第08MS小隊』のOPに180mmキャノンを発射するシーンがあり、他媒体やプラモデルでその再現がされている……のだが、実際は忠実な再現ではない。OPでは画面手前に小型シールドが突き刺さっている状態で、奥で本機が立ちながらキャノンを発射しているのだが、遠近法によってシールドの上にキャノンを置きながら発射しているように見える。結果として「シールドにキャノンを置いて発射する陸戦型ガンダム」が多くの媒体に広まる事となった。
*これを再現しようとしてもシールドが小型のため、立ち姿のままでは不可能。OPの最後にある片膝をついた状態でなければ再現できない(SDガンダムの体形であれば立った状態でも可能)。そのため、ほとんどの媒体で「片膝をついた状態でシールドにキャノンを置く陸戦型ガンダム」が描かれている。
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**これを再現しようとしてもシールドが小型のため、立ち姿のままでは不可能。OPの最後にある片膝をついた状態でなければ再現できない(SDガンダムの体形であれば立った状態でも可能)。そのため、ほとんどの媒体で「片膝をついた状態でシールドにキャノンを置く陸戦型ガンダム」が描かれている。
<!-- *説明 -->
      
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 
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=== [[ガンプラ]] ===
 
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=== ガレージキット ===
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
*[http://www.08ms-team.net/ms/ 機動戦士ガンダム第08MS小隊公式ホームページ]
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*[http://www.08ms-team.net/ms/ 機動戦士ガンダム第08MS小隊公式ホームページ:モビルスーツデータ]
*[http://www.gundam-hardgraph.net/data/description04.html U.C.HARDGRAPH]
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*[http://www.gundam-hardgraph.net/data/description04.html U.C.HARDGRAPH:地球連邦軍モビルスーツとその部隊の成立と構成]
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== リンク ==
 
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*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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<references />
 
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