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ロールアウト当時は欠陥こそあれ高性能なモビルスーツであったが、ムーバブルフレームとガンダリウム合金を併用した第二世代モビルスーツの登場に伴ってそれら後発機に遅れを取る事も多くなり、サポートメカやオプションによって性能差をカバーする事が多かった。しかしながら、様々なオプション兵器を導入する等の処置だけでグリプス戦役、第一次ネオ・ジオン抗争を戦い抜いているのは、その基本設計の良好さと汎用性の高さの証拠でもある。
ロールアウト当時は欠陥こそあれ高性能なモビルスーツであったが、ムーバブルフレームとガンダリウム合金を併用した第二世代モビルスーツの登場に伴ってそれら後発機に遅れを取る事も多くなり、サポートメカやオプションによって性能差をカバーする事が多かった。しかしながら、様々なオプション兵器を導入する等の処置だけでグリプス戦役、第一次ネオ・ジオン抗争を戦い抜いているのは、その基本設計の良好さと汎用性の高さの証拠でもある。
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=== 幻の4号機について ===
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上述したように、本機の試作機には4号機が存在しており、書籍「[[ガンダムMSグラフィカ]]」(2006年12月27日発売)での記述およびCGイラストが初出となる。
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本機は構造材を純連邦製パーツに絞った事で旧式のパーツも使用せざるを得なかったため、機体の可動軸が増加し、消耗しやすくなっていた。長時間の機動試験により消耗が著しかった上、消耗した可動軸の修正はコンピュータではなくパイロットに依存していたため、パイロットは操縦中に修正作業を行わなければならず、結果、今回の墜落事故に至ってしまった。
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この4号機が引き起こした事故を始めとして、1号機、3号機にも軽度の事故が発生した事から機体の安定性の欠如が問われたため、上述の量産計画見送りの一因となっている。
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「ガンダムMSグラフィカ」以降の4号機の扱いについては『[[機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー|カイレポ]]』のReport:「番外編」(ガンダムエース 2009年1月号に収録)や劇場版Ζ『星を継ぐ者』<ref>エゥーゴによる2機のガンダムMk-II強奪後、[[アレキサンドリア]]が出港準備を進めるシーンで登場。甲板のMk-IIと艦の横に立っている[[ジム・クゥエル]]に目が行きがちだが、クゥエルの奥を見るとトレーラーの上に寝かせてある4機目のMk-IIを確認する事ができる。</ref>、[[ガンプラ]]「MG 1/100 RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0 (ティターンズ仕様) HDカラー」の箱絵などでその存在が確認できる。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
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:『[[ガンダムビルドファイターズ]]』に登場するガンプラ。本機がベースになっている。
:『[[ガンダムビルドファイターズ]]』に登場するガンプラ。本機がベースになっている。
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<!-- == 余談 == -->
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== 余談 ==
<!-- *説明 -->
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*上述したように、本機の試作機には4号機が存在しており、書籍「[[ガンダムMSグラフィカ]]」(2006年12月27日発売)での記述およびCGイラストが初出となる。本機は構造材を純連邦製パーツに絞った事で旧式のパーツも使用せざるを得なかったため、機体の可動軸が増加し、消耗しやすくなっていた。長時間の機動試験により消耗が著しかった上、消耗した可動軸の修正はコンピュータではなくパイロットに依存していたため、パイロットは操縦中に修正作業を行わなければならず、結果、今回の墜落事故に至ってしまった。この4号機が引き起こした事故を始めとして、1号機、3号機にも軽度の事故が発生した事から機体の安定性の欠如が問われたため、上述の量産計画見送りの一因となっている。
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**「ガンダムMSグラフィカ」以降の4号機の扱いについては『[[機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー|カイレポ]]』のReport:「番外編」(ガンダムエース 2009年1月号に収録)や劇場版Ζ『星を継ぐ者』<ref>エゥーゴによる2機のガンダムMk-II強奪後、[[アレキサンドリア]]が出港準備を進めるシーンで登場。甲板のMk-IIと艦の横に立っている[[ジム・クゥエル]]に目が行きがちだが、クゥエルの奥を見るとトレーラーの上に寝かせてある4機目のMk-IIを確認する事ができる。</ref>、[[ガンプラ]]「MG 1/100 RX-178 ガンダムMk-II Ver.2.0 (ティターンズ仕様) HDカラー」の箱絵などでその存在が確認できる。
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==
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*[[MG]]など、どちらの仕様でもGディフェンサーとの合体機構はついているのが基本。ただしGディフェンサー単品での取り扱いはされておらず、ティターンズ仕様のスーパーガンダムへの道はやや険しい。
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*立体化の際にはティターンズ・エゥーゴのカラーバリエーションがリリースされている。[[MG]]など、どちらの仕様でもGディフェンサーとの合体機構はついているのが基本。ただしGディフェンサー単品での取り扱いはされておらず、ティターンズ仕様のスーパーガンダムへの道はやや険しい。
=== [[ガンプラ]] ===
=== [[ガンプラ]] ===