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、 2019年7月17日 (水) 15:25
コロニー型外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」
『2nd』『劇場版』に登場。小惑星を改造して建造された、全長15kmにも及ぶ超大型艦。イノベイター勢力の本拠地であり、ヴェーダの本体もこの艦に存在する。光学迷彩によってラグランジュ2に隠されていた。衛星兵器メメントモリの技術を応用し、1射につき60基もの擬似太陽炉をカートリッジとして使用する、口径250mにも及ぶ主砲の巨大ビーム砲は、一撃で艦隊を消滅させるほどの威力を持つ。CBとアロウズの戦闘宙域に向けて放たれた際は、アロウズ艦隊の大半とカタロン艦隊の一部を消滅させる。ほかにも表面に多数のビーム砲台を持ち、内部には巨大な兵器工場(ファクトリー)が存在する。CBとイノベイター勢力の最終決戦の舞台となる。最終決戦後は連邦軍によって接収され、内部施設や兵器などの技術解析が行われる。
『劇場版』では、いまだ艦内の独自のシステムの解析に手間取っており、西暦2314年時点でも解析できたのは全体の70%ほどであった。イノベイドの肉体の保管施設やティエリアがラファエルの建造に使用したファクトリーなどは存在が把握されておらず、ラファエルが発進した際にはオペレーターやマネキンに若干の混乱をもたらす。
その後、連邦軍の司令部として運用され、マネキンが指揮を執る。ELSとの最終決戦では、地球圏防衛艦隊の旗艦を務め、巨大ビーム砲で超大型ELSに向けて攻撃を行う。第1射は射線軸上のELS群を消滅させながら超大型ELSをも貫通する多大なダメージを与えるが、出力55%の状態で発射した第2射は攻撃方法を学習しはじめていた超大型ELSに防がれたうえ、巨大ビーム砲を侵食されたためにやむを得ず砲塔ごと分解し、爆破される。艦体自体も多数のELSに取り付かれ、マネキンのいる司令室も侵食を受けて取り込まれそうになるが、ダブルオークアンタのクアンタムバーストにより対話が行われた結果、マネキンへの到達直前に侵食が止む。なお、「ソレスタルビーイング号」という名称で表記されることもあり、『劇場版』ではこちらの名称が使われている。艦体のデザインは寺岡賢司。