8行目: |
8行目: |
| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | タイトル = スペック | | | タイトル = スペック |
− | | 分類 = ミキシングビルド[[モビルスーツ]] | + | | 分類 = [[ミキシング・ビルド]][[モビルスーツ]] |
− | | 全高 = 約18m | + | | 全高 = 約18m<ref>消耗の激しい関節パーツの交換などで一定していない。</ref> |
| | 本体重量 = | | | 本体重量 = |
| | 主動力 = [[熱核融合炉]] | | | 主動力 = [[熱核融合炉]] |
24行目: |
24行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[アッシュ・キング|アッシュ]]率いる[[無敵運送]]が保有する[[モビルスーツ]]。この時代を代表するミキシングビルド機の1機である。 | + | [[アッシュ・キング|アッシュ]]率いる[[無敵運送]]が保有する[[モビルスーツ]]。この時代を代表する[[ミキシング・ビルド]]機の1機である。 |
| | | |
− | [[宇宙世紀]]155年ごろにアッシュの祖父である太陽発電王アンクル・キングの発注で製造された機体。ベースとなった機体は[[ガンダムF89]]であり、製造は[[サナリィ]]系の技術者である[[フランク・オズ]]によって行われ、改修を重ねた結果原型はほとんど分からなくなっている。コックピットは3つのモニターがありそこからカメラの映像が表示されるようになっているが、元は[[全天周囲モニター]]が備わっていた機体であり、衝撃を与えると今でも表示することがある。背部には4基のスラスター兼プロペラントタンクを装備可能であり、制御OSが優秀なため多少不揃いでも正常に機能する。このプロペラントタンクの配置とフェイスオープン式の放熱機構は[[クロスボーン・ガンダム|クロスボーン系]]の機体を思わせる。武装はほとんどを資源採掘で使用される作業用機械から転用しているため高い整備製を保っている。また、元はF89であるためF89用の「ミッションパック」を装備することも可能である。 | + | [[宇宙世紀]]155年ごろにアッシュの祖父である太陽発電王アンクル・キングの発注で元[[サナリィ]]技術者の[[フランク・オズ]]によって[[ガンダムF89]]をベースに製造された。改修を重ねた結果原型はほとんど分からなくなっているが、F89用のミッションパックの換装機構などは残されている。 |
| + | |
| + | コックピットは三点モニター方式を採用しているが、元は[[全天周囲モニター]]が備わっていた機体であり、コクピット外壁の一部に衝撃を与えるとその機能が復活する場合もある。背部には4基のスラスター兼プロペラントタンクを装備可能であり、制御OSが優秀なため多少不揃いでも正常に機能する。このプロペラントタンクの配置とフェイスオープン式の放熱機構は[[クロスボーン・ガンダム|クロスボーン系]]の機体を思わせ、オズがクロスボーン・ガンダムの開発に携わっていた事を伺わせている。 |
| + | |
| + | 補給パーツの安定供給が難しい宇宙戦国時代の最中にあって、プロペラントタンクや関節パーツ等の消耗部品などは一定ではないものの、武装に関してはそのほとんどを資源採掘で使用される作業用機械から転用しているため、高い整備製を保っている。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
38行目: |
42行目: |
| | | |
| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
− | ;ナックルダスター状複合武器 | + | ;アックス・ガン |
− | :ナックルダスター、マシンガン、ビーム・サーベルが一つに合わさった武器。 | + | :ナックルダスター、マシンガン、ビーム・サーベルを組み合わせた複合兵装。 |
| :;ナックルダスター | | :;ナックルダスター |
− | ::ビーム・サーベルに時間制限があるので普段はこちらで格闘戦を行う。 | + | ::実体型格闘斧。ビーム・サーベルに時間制限があるので普段はこちらで格闘戦を行う。マシンガンの給弾ベルトを利用して投擲しての攻撃にも活用される。 |
| :;マシンガン | | :;マシンガン |
− | ::ベルト給弾式の銃。マニュピレーターから離した状態でも使用可能。 | + | ::ベルト給弾式の銃。マニピュレーターから離した状態でも使用可能。 |
| :;ビーム・サーベル | | :;ビーム・サーベル |
− | ::[[宇宙世紀]]168年代に於いて、希少価値の高いビーム兵器。品質が低下しているためか12秒しか使用できない。 | + | ::[[宇宙世紀]]168年代に於いて、希少価値の高いビーム兵器。ビーム兵器の信頼性が全体的に低下しているため、セーフティがかけられ12秒しか使用できない。 |
| ;ヒート・カッター | | ;ヒート・カッター |
| :頭部に搭載されているカッター。高速回転させ、頭突き攻撃に使用される。放熱時にはV字に変形しガンダム然とした頭部シルエットを形作る。 | | :頭部に搭載されているカッター。高速回転させ、頭突き攻撃に使用される。放熱時にはV字に変形しガンダム然とした頭部シルエットを形作る。 |
53行目: |
57行目: |
| :両脚部に内蔵された炸薬式打突杭。 | | :両脚部に内蔵された炸薬式打突杭。 |
| ;ヒート・セラミック弾 | | ;ヒート・セラミック弾 |
− | :右胸部に格納されている火箸。一度の戦闘で2発しか撃てないが、高い威力を持つ。 | + | :右胸部に格納されている火箸。一度の戦闘で2発しか撃てないが、一直線上に並んだ複数機のMSを貫通出来る程の高い貫通力を誇る。 |
| ;回転シールド | | ;回転シールド |
| :打撃武器としても使用可能な実体シールド。元は採掘機のものであり、それ故に回転させて攻撃することが可能。 | | :打撃武器としても使用可能な実体シールド。元は採掘機のものであり、それ故に回転させて攻撃することが可能。 |
| ;イカリマル | | ;イカリマル |
− | :元々は[[サイコガンダム|ムラサメ]]の武装。巨大な錨の様な形状でスラスターの機能がある。巨大ビーム・サーベルやヒート・サーベルとしての機能を持ち、最大展開時は30mにもなる。本来は[[サイコミュシステム|サイコミュ]]によりビットとしても使用可能と想定されていた。18m級の本機が扱うには苦労が伴い、エネルギーチャージの関係上ビーム・サーベルも発生器周辺にしか発振できない。 | + | :元々は[[サイコガンダム|ムラサメ]]用に木星が開発した大型ビーム・サーベル。巨大な錨の様な形状を持ち、スラスターが搭載されている。巨大ビーム・サーベルやヒート・サーベルとしての機能を持ち、最大展開時は30mにもなる。本来は[[サイコミュシステム|サイコミュ]]によりビットとしても使用可能と想定されていた。18m級の本機が扱うには苦労が伴い、エネルギーチャージの関係上ビーム・サーベルも発生器周辺にしか発振できない。 |
| ;ビーム・キャノン | | ;ビーム・キャノン |
| :F89用の遠距離攻撃型パックに2挺装備されている試作型ヴェスバー。本機の原型機であるガンダムF89の純正装備だが最初期の試作品であり実用性には耐え難く、火力はあるものの3発撃つと本体ごと機能を停止してしまう失敗作である。 | | :F89用の遠距離攻撃型パックに2挺装備されている試作型ヴェスバー。本機の原型機であるガンダムF89の純正装備だが最初期の試作品であり実用性には耐え難く、火力はあるものの3発撃つと本体ごと機能を停止してしまう失敗作である。 |
77行目: |
81行目: |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
| | | |
− | <!-- == 脚注 == -->
| + | == 脚注 == |
− | <!-- <references /> -->
| + | <references /> |
| <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> |
| {{DEFAULTSORT:あんかあ}} | | {{DEFAULTSORT:あんかあ}} |