差分

編集の要約なし
6行目: 6行目:     
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| タイトル - スペック
+
| タイトル = スペック
 +
| 正式名称 = ジャスティス
 
| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = 試作型[[モビルスーツ]]
 
| 型式番号 = ZGMF-X09A
 
| 型式番号 = ZGMF-X09A
14行目: 15行目:  
| 装甲材質 = [[フェイズシフト装甲]]
 
| 装甲材質 = [[フェイズシフト装甲]]
 
| 開発組織 = [[ザフト軍]]
 
| 開発組織 = [[ザフト軍]]
| 所属 = [[ザフト軍]] ⇒ [[三隻同盟]]
+
| 所属 = [[ザフト軍]][[FAITH|特務隊]] ⇒ [[三隻同盟]]
 
| 主なパイロット = [[アスラン・ザラ]]
 
| 主なパイロット = [[アスラン・ザラ]]
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ザフト軍]]が極秘裏に開発した新型[[モビルスーツ]]。[[フリーダムガンダム]]と同時期に開発され、奪取した[[地球連合軍]]のGAT-Xシリーズのデータを流用して設計された試作機。フリーダムと同様に基本OSは「G.U.N.D.A.M.COMPLEX('''G'''eneration '''U'''nsubdued '''N'''uclear '''D'''rive/'''A'''ssault '''M'''odule Complex)」で、“核駆動を使った世代の強襲モジュール複合体”という意味。フリーダムと同じく、核エンジンと[[ニュートロンジャマーキャンセラー]](NJC)、火気管制システム・マルチロックオンシステムを搭載しており、また、自走砲台ミーティアとの運用も前提している。この機体の特徴として、背部フライトユニットの「ファトゥム-00」がある。これは、普段は背面に装着され、メインスラスターとして機能しているが、本体から分離させて遠隔操作する事で、様々な攻撃方法をとることが出来る。元々は[[サブ・フライト・システム]]「[[グゥル]]」から発展したもので、上部にMSを乗せることも出来る。元型は火器運用試験型ゲイツ改の時点で存在していたものの稼動時間が短くNJCと核エンジンを搭載する事で実戦可能なレベルで稼働時間を確保する事が可能となった。「ファトゥム」とはラテン語で「運命」と意味し、後に後継機のインフィニットジャスティスは奇しくも「運命」の名を持つ相手と戦う事となる。基本武装はフリーダムと共通で総合的な火力では兄弟機のフリーダムやプロヴィデンスに劣るものの多彩な装備とアスランの操縦技術によりCE71年代における最強格の1機である事は間違いない。
+
[[ザフト軍]]が極秘裏に開発した新型[[モビルスーツ]]。[[フリーダムガンダム]]と同時期に開発され、奪取した[[地球連合軍]]のGAT-Xシリーズのデータを流用して設計された試作機。
 +
 
 +
フリーダムと同様に基本OSは「G.U.N.D.A.M.COMPLEX('''G'''eneration '''U'''nsubdued '''N'''uclear '''D'''rive/'''A'''ssault '''M'''odule Complex)」で、“核駆動を使った世代の強襲モジュール複合体”という意味。フリーダムと同じく、核エンジンと[[ニュートロンジャマーキャンセラー]](NJC)、火気管制システム・マルチロックオンシステムを搭載しており、また、自走砲台ミーティアとの運用も前提している。
 +
 
 +
この機体の特徴として、背部フライトユニットの「ファトゥム-00」がある。これは、普段は背面に装着され、メインスラスターとして機能しているが、本体から分離させて遠隔操作する事で、様々な攻撃方法をとることが出来る。元々は[[サブ・フライト・システム]]「[[グゥル]]」から発展したもので、上部にMSを乗せることも出来る。元型は火器運用試験型ゲイツ改の時点で存在していたものの稼動時間が短くNJCと核エンジンを搭載する事で実戦可能なレベルで稼働時間を確保する事が可能となった。「ファトゥム」とはラテン語で「運命」と意味し、後に後継機の[[インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]は奇しくも[[デスティニーガンダム|「運命」の名を持つ相手]]と戦う事となる。
 +
 
 +
基本武装はフリーダムと共通で総合的な火力では兄弟機のフリーダムやプロヴィデンスに劣るものの多彩な装備とアスランの操縦技術によりCE71年代における最強格の1機である事は間違いない。
    
ミーティア装備時は「[[ジャスティスガンダム (ミーティア)]]」の項を参照。
 
ミーティア装備時は「[[ジャスティスガンダム (ミーティア)]]」の項を参照。
25行目: 32行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
:強奪されたフリーダムの奪還または破壊、及び関連人物、施設全ての排除のために、開発責任者[[パトリック・ザラ]]によりその命令を受けた息子[[アスラン・ザラ]]が受領。オーブにおいてフリーダムを発見するも、事前にラクスからフリーダムの搭乗者が[[キラ・ヤマト]]だという事実を知らされていたため戦闘状態にはならず、キラ、アスランの和解後はアークエンジェルと行動を共にし、エターナルとの合流後はフリーダムと共にエターナルに移動、三隻同盟の主戦力として活躍。地球連合の新型GATシリーズとも互角に戦い、ミーティアの一斉射撃でプラントへ放たれた核ミサイルを多数落とすなどの活躍を見せる。アスランの高い技量もあってか実は最終話の自爆までフリーダムより被弾率は低い。最後はミーティアを放棄しジェネシスの内部に突入、ジェネシスの三射目を阻止するべく自爆を行い、核爆発により機体は失われた。
+
:第36話(リマスター版第34話)で初登場。強奪されたフリーダムの奪還または破壊、及び関連人物、施設全ての排除のために、開発責任者[[パトリック・ザラ]]によりその命令を受けた息子[[アスラン・ザラ]]が受領。オーブにおいてフリーダムを発見するも、事前にラクスからフリーダムの搭乗者が[[キラ・ヤマト]]だという事実を知らされていたため戦闘状態にはならず、キラ、アスランの和解後はアークエンジェルと行動を共にし、エターナルとの合流後はフリーダムと共にエターナルに移動、三隻同盟の主戦力として活躍。地球連合の新型GATシリーズとも互角に戦い、ミーティアの一斉射撃でプラントへ放たれた核ミサイルを多数落とすなどの活躍を見せる。アスランの高い技量もあってか実は最終話の自爆までフリーダムより被弾率は低い。最後はミーティアを放棄しジェネシスの内部に突入、ジェネシスの三射目を阻止するべく自爆を行い、核爆発により機体は失われた。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
37行目: 44行目:  
;マルチロックオンシステム
 
;マルチロックオンシステム
 
:複数の敵を同時にロックオンし、精密射撃を行う。本機は格闘戦を重視している為、単機ではなくミーティアとのドッキング時の使用を想定している。
 
:複数の敵を同時にロックオンし、精密射撃を行う。本機は格闘戦を重視している為、単機ではなくミーティアとのドッキング時の使用を想定している。
 +
;自爆装置
 +
:動力である核エンジンを核爆発させる。尚、アスランの前の搭乗機であるイージスガンダムも同様に自爆によって失われている。
    
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
55行目: 64行目:  
;対ビームシールド
 
;対ビームシールド
 
:ラミネート装甲製のシールド。フリーダムの物と同型だが、カラーリングが違う。PS装甲では防御不可能な高出力ビームに対する防御を担う。<br />ビームへの耐性は非常に高く、カラミティのスキュラを受け止めてゼロ距離まで押し返すことが可能なほど。
 
:ラミネート装甲製のシールド。フリーダムの物と同型だが、カラーリングが違う。PS装甲では防御不可能な高出力ビームに対する防御を担う。<br />ビームへの耐性は非常に高く、カラミティのスキュラを受け止めてゼロ距離まで押し返すことが可能なほど。
;自爆
  −
:動力である核エンジンを核爆発させる。尚、アスランの前の搭乗機であるイージスガンダムも同様に自爆によって失われている。
      
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 +
=== 機動戦士ガンダムSEED ===
 
;オーブ解放作戦
 
;オーブ解放作戦
:ジャスティスを受領後、フリーダムの破壊とそれに関わったものの破壊を命じられるが、平和の為に独自に動き出したラクスやフリーダムのパイロットがキラである事を知り、ザフトや父の命令で戦う事に迷いを感じたアスランは地球に降下して戦争の爪痕を目の当たりにした。そして、連合軍からオーブを守る為に戦うキラの窮地の際にザフトのアスラン・ザラではなくアスラン個人の意志でキラを助け、今まで敵として殺し合ったわだかまりも見せずに抜群のコンビネーションを見せた。
+
:第36~39話(リマスター版第34~37話)より。ジャスティスを受領後、フリーダムの破壊とそれに関わったものの破壊を命じられるが、平和の為に独自に動き出したラクスやフリーダムのパイロットがキラである事を知り、ザフトや父の命令で戦う事に迷いを感じたアスランは地球に降下して戦争の爪痕を目の当たりにした。そして、連合軍からオーブを守る為に戦うキラの窮地の際にザフトのアスラン・ザラではなくアスラン個人の意志でキラを助け、今まで敵として殺し合ったわだかまりも見せずに抜群のコンビネーションを見せた。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
68行目: 76行目:  
:後継機。近接戦闘能力が大幅に強化された。
 
:後継機。近接戦闘能力が大幅に強化された。
 
;[[ドレッドノートガンダム]]
 
;[[ドレッドノートガンダム]]
:プロト・ザフト・ガンダム。
+
:本機とフリーダムの原型となった初のザフト製ガンダム。
 
;[[フリーダムガンダム]]
 
;[[フリーダムガンダム]]
 
:ジャスティスとの連携を前提に開発された兄弟機。
 
:ジャスティスとの連携を前提に開発された兄弟機。
81行目: 89行目:     
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
<amazon>B0002YM3XG</amazon>
+
=== [[ガンプラ]] ===
<amazon>B000EPF7K4</amazon>
   
<amazon>B00030EULC</amazon>
 
<amazon>B00030EULC</amazon>
 
<amazon>B0006N141K</amazon>
 
<amazon>B0006N141K</amazon>
 
<amazon>B00030EUOO</amazon>
 
<amazon>B00030EUOO</amazon>
 +
<amazon>B06XSVZ6HX</amazon>
 +
 +
=== フィギュア ===
 +
<amazon>B0002YM3XG</amazon>
 +
<amazon>B000EPF7K4</amazon>
    
== リンク ==
 
== リンク ==
93行目: 105行目:  
<!-- <references /> -->
 
<!-- <references /> -->
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
   
{{DEFAULTSORT:しやすていすかんたむ}}
 
{{DEFAULTSORT:しやすていすかんたむ}}
 
[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:登場メカさ行]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
 
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->