1行目: |
1行目: |
− | {{登場メカ概要
| + | == ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム (Strike Freedom Gundam) == |
− | | 外国語表記 = Strike Freedom Gundam
| |
− | | 登場作品 =
| |
− | *[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
| |
− | *[[ガンダムEXA]]
| |
− | | デザイン = 大河原邦男
| |
− | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
| |
| | | |
− | {{登場メカ概要
| + | *登場作品:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]、[[ガンダムEXA]] |
− | | タイトル = スペック
| + | *デザイナー:大河原邦男 |
− | | 分類 = 量産試作型[[モビルスーツ]]→[[キラ・ヤマト]]専用[[モビルスーツ]]
| + | *分類:量産試作型[[モビルスーツ]]→[[キラ・ヤマト]]専用[[モビルスーツ]] |
− | | 型式番号 = ZGMF-X20A
| + | *装甲:[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]] |
− | | 全高 = 18.88m
| + | *全高:18.88m |
− | | 重量 = 80.09t
| + | *重量:80.09t |
− | | 主動力 = [[ハイパーデュートリオンエンジン]]
| + | *主動力:[[ハイパーデュートリオンエンジン]] |
− | | 装甲材質 = [[ヴァリアブルフェイズシフト装甲|VPS装甲]]
| + | *出力:不明 |
− | | 開発組織 =
| + | *開発組織:[[ザフト軍]]→[[ターミナル]]・[[ファクトリー]] |
− | *[[ザフト軍]](開発) | + | *主なパイロット:[[キラ・ヤマト]] |
− | *[[ターミナル]]・[[ファクトリー]](建造)
| |
− | | 所属 = [[クライン派]]
| |
− | | 主なパイロット = [[キラ・ヤマト]]
| |
− | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
| |
| | | |
− | == 概要 ==
| + | [[ファクトリー]]が開発した[[ターミナル]]の試作型[[モビルスーツ]]。正式名称は「ストライクフリーダム」。<br />[[フリーダムガンダム]]の後継機で、本来は[[ザフト軍]]がフリーダムの量産試作機として開発しており、ドラグーン・システムや新型スラスターの搭載が予定されていた。しかし、開発が難航した事で完成前に停戦となり、更に[[地球連合軍|地球連合]]との間で締結された[[ユニウス条約]]に本機が違反しているという事から未完成のまま封印されていたところを[[ターミナル]]が持ち出し(データのみを持ち出したとする説もある)、ファクトリーにて完成させた。その際、本機の量産化というコンセプトは破棄され、代わりにフリーダムの運用データや[[セカンドステージシリーズ]]の技術を反映させて強化した[[キラ・ヤマト]]専用機として完成される事となった。<br />一見すると単なるフリーダムのマイナーチェンジ機のようにも見え、カラーリングもフリーダムとよく似た配色となっているが、装甲には[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]、動力には[[ハイパーデュートリオンエンジン]]を採用し、背部ウイングには新たにドラグーン・システムと高推力スラスターを搭載している。このウイングは高い強度を持った大型マウントによって接続されており、ドラグーンやスラスターに大量のエネルギーを送る為の高品位パワーコンジットが内蔵されている。搭載された高推力スラスターは[[D.S.S.D]]の[[スターゲイザー]]が搭載していたヴォワチュール・リュミエールシステムの独自発展型であり、高い機動性を本機に与えている。使用時は「光の翼」が展開され、これによって驚異的な高速戦闘を展開できるが、操作には繊細さが必要とされると同時に高い熟練度と判断力も求められる。この為、キラ以外のパイロットには使いこなせない。またドラグーンを分離しなければ機能を最大限に活かせないという欠点があるが、背部には従来型のメインスラスターも搭載されている事からドラグーンを分離できない重力下においても十分に高い機動力を有しており、単独での飛行も可能である。<br />更に装甲を細分化しつつ、それをスライドする機構を設けて人間に近い可動範囲を与える事で運動性を引き上げる事が可能となった。反面、装甲に隙間が出来てしまう事で防御力が下がってしまっているが、これについては量子コンピューターでのシミュレーション結果で得た「運動性の上昇によって生まれるメリットの方が大きい」という判断と「そもそも'''被弾しなければ何も問題は無い'''」という、キラの高い技量を当てにしたコンセプトで強引に解決している(実際、一度も被弾しなかった。また、後述するフェイズシフト構造材で出来たフレームのおかげでビームのような光学兵器はともかく、実弾のような物理攻撃に関してはむしろ実質的な防御力が上がっている)。ちなみに実戦に投入された後、本機はそのシミュレーションのデータをも超えるキラの高い技量で操縦されており、この機構を採用していなければ彼の高い反応速度に追従できなかった可能性が高い事が判明している。他にも、本機から得られた豊富な実戦データを基に同じようなシステムを機体の一部に採用したエース専用機の開発が始まっているとする資料もある。<br />また、前述の反応速度から来る負荷に対応する為にフレームも[[フェイズシフト装甲|フェイズシフト構造材]]製となっている。時折、戦闘中に間接部が金色に輝いて見える事があるが、これはフレームにかかった高い負荷をエネルギーとして放出している為に起こる現象である(前述の装甲の隙間は、この放出されたエネルギーが機体の内部に入り込んでしまった場合の排出口として役立っているとされる)。<br />武装も強化され、特に装備が集中している腰部にはかなり複雑化したマウントシステムが採用されている。なお、頭部には多層マルチアレイ化された複合センサーが搭載されているが、これはセンサー系を強化する以外に多数の武装を装備する事によって情報需要が増大した事に伴い、それを処理する能力を強化する必要があったからである。マルチロックオンシステムも引き続き採用され、より多くの敵機を捕捉・攻撃する事が可能となった。砲撃性能以外にも機動性を活かした接近戦も得意であり、あらゆる距離での戦闘でその性能を発揮できる。<br />最新技術を惜しみなく投じた結果、フリーダム以上の高い戦闘力を獲得しており、[[C.E.]]73時の[[MS]]の中でも最強の機体の一機として名を馳せている。しかしキラに合わせてカスタマイズされている事もあって、彼以外のパイロットでは乗りこなすのは困難である。 |
− | [[ファクトリー]]が開発した[[ターミナル]]の試作型[[モビルスーツ]]。正式名称は「ストライクフリーダム」。 | |
| | | |
− | [[フリーダムガンダム]]の後継機で、本来は[[ザフト軍]]がフリーダムの量産試作機として開発しており、ドラグーン・システムや新型スラスターの搭載が予定されていた。しかし、開発が難航した事で完成前に停戦となり、更に[[地球連合軍|地球連合]]との間で締結された[[ユニウス条約]]に本機が違反しているという事から未完成のまま封印されていたところを[[ターミナル]]が持ち出し(データのみを持ち出したとする説もある)、ファクトリーにて完成させた。その際、本機の量産化というコンセプトは破棄され、代わりにフリーダムの運用データや[[セカンドステージシリーズ]]の技術を反映させて強化した[[キラ・ヤマト]]専用機として完成される事となった。 | + | OSはフリーダムと同じ「G.U.N.D.A.M.Complex('''G'''eneration '''U'''nsubdued '''N'''uclear '''D'''rive/'''A'''ssault '''M'''odule Complex)」を搭載し、コクピット等のインターフェイス類も同じ物を改良して使っている。<br />従来通り、翼を広げる事で「ハイマットモード」をとる事も可能。大気圏内で通常時よりも機動力を引き上げられる他、宇宙でも[[AMBAC]]ユニットとして機能し、アクロバティックな挙動を行える。[[ミーティア]]も新たに用意され、[[ストライクフリーダムガンダム (ミーティア)|ドッキング]]する事で更なる戦闘力強化も図れるようになっている。 |
| | | |
− | 一見すると単なるフリーダムのマイナーチェンジ機のようにも見え、カラーリングもフリーダムとよく似た配色となっているが、装甲には[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]、動力には[[ハイパーデュートリオンエンジン]]を採用し、背部ウイングには新たにドラグーン・システムと高推力スラスターを搭載している。このウイングは高い強度を持った大型マウントによって接続されており、ドラグーンやスラスターに大量のエネルギーを送る為の高品位パワーコンジットが内蔵されている。搭載された高推力スラスターは[[D.S.S.D]]の[[スターゲイザー]]が搭載していたヴォワチュール・リュミエールシステムの独自発展型であり、高い機動性を本機に与えている。使用時は「光の翼」が展開され、これによって驚異的な高速戦闘を展開できるが、操作には繊細さが必要とされると同時に高い熟練度と判断力も求められる。この為、キラ以外のパイロットには使いこなせない。またドラグーンを分離しなければ機能を最大限に活かせないという欠点があるが、背部には従来型のメインスラスターも搭載されている事からドラグーンを分離できない重力下においても十分に高い機動力を有しており、単独での飛行も可能である。
| + | ターミナルは[[地球連合軍|連合]]・[[プラント]]間の戦争再開や[[ブルーコスモス]]とその母体である[[ロゴス]]の暗躍を危惧しており、有事の際に第三勢力として介入し戦いを止める為の力を必要としていた。C.E.73年時には全体的にMSの高性能化が進み、その上ターミナルが少数精鋭での戦いを余儀なくされるという立場上、フリーダムをも凌駕する性能の機体でなければならなかった事から本機に目を付けて持ち出したという。<br />ちなみに、ザフト軍が完成させていた場合は多数のストライクフリーダムによる大部隊を編成し、大火力に物を言わせて敵部隊を一方的に撃滅させるという戦術を想定していたと考えられている。 |
| | | |
− | 更に装甲を細分化しつつ、それをスライドする機構を設けて人間に近い可動範囲を与える事で運動性を引き上げる事が可能となった。反面、装甲に隙間が出来てしまう事で防御力が下がってしまっているが、これについては量子コンピューターでのシミュレーション結果で得た「運動性の上昇によって生まれるメリットの方が大きい」という判断と「そもそも'''被弾しなければ何も問題は無い'''」という、キラの高い技量を当てにしたコンセプトで強引に解決している(実際、一度も被弾しなかった。また、後述するフェイズシフト構造材で出来たフレームのおかげでビームのような光学兵器はともかく、実弾のような物理攻撃に関してはむしろ実質的な防御力が上がっている)。ちなみに実戦に投入された後、本機はそのシミュレーションのデータをも超えるキラの高い技量で操縦されており、この機構を採用していなければ彼の高い反応速度に追従できなかった可能性が高い事が判明している。他にも、本機から得られた豊富な実戦データを基に同じようなシステムを機体の一部に採用したエース専用機の開発が始まっているとする資料もある。
| + | 「ストライクフリーダム」の名称は「ザフト軍が開発していた頃からこの名称だった」とする説の他に「[[ラクス・クライン]]が命名した」とする説もある。後者の場合、その由来は「かつてのキラの愛機である[[ストライクガンダム|ストライク]]とフリーダムの名を冠し、それを『祈り』とした」ものであるとされている。<br />なお、初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、諸事情で名前が変更になったのは有名。 |
− | | |
− | また、前述の反応速度から来る負荷に対応する為にフレームも[[フェイズシフト装甲|フェイズシフト構造材]]製となっている。時折、戦闘中に間接部が金色に輝いて見える事があるが、これはフレームにかかった高い負荷をエネルギーとして放出している為に起こる現象である(前述の装甲の隙間は、この放出されたエネルギーが機体の内部に入り込んでしまった場合の排出口として役立っているとされる)。
| |
− | | |
− | 武装も強化され、特に装備が集中している腰部にはかなり複雑化したマウントシステムが採用されている。なお、頭部には多層マルチアレイ化された複合センサーが搭載されているが、これはセンサー系を強化する以外に多数の武装を装備する事によって情報需要が増大した事に伴い、それを処理する能力を強化する必要があったからである。マルチロックオンシステムも引き続き採用され、より多くの敵機を捕捉・攻撃する事が可能となった。砲撃性能以外にも機動性を活かした接近戦も得意であり、あらゆる距離での戦闘でその性能を発揮できる。
| |
− | | |
− | 最新技術を惜しみなく投じた結果、フリーダム以上の高い戦闘力を獲得しており、[[C.E.]]73時の[[MS]]の中でも最強の機体の一機として名を馳せている。しかしキラに合わせてカスタマイズされている事もあって、彼以外のパイロットでは乗りこなすのは困難である。
| |
− | | |
− | OSはフリーダムと同じ「G.U.N.D.A.M.Complex('''G'''eneration '''U'''nsubdued '''N'''uclear '''D'''rive/'''A'''ssault '''M'''odule Complex)」を搭載し、コクピット等のインターフェイス類も同じ物を改良して使っている。
| |
− | | |
− | 従来通り、翼を広げる事で「ハイマットモード」をとる事も可能。大気圏内で通常時よりも機動力を引き上げられる他、宇宙でも[[AMBAC]]ユニットとして機能し、アクロバティックな挙動を行える。[[ミーティア]]も新たに用意され、[[ストライクフリーダムガンダム (ミーティア)|ドッキング]]する事で更なる戦闘力強化も図れるようになっている。
| |
− | | |
− | ターミナルは[[地球連合軍|連合]]・[[プラント]]間の戦争再開や[[ブルーコスモス]]とその母体である[[ロゴス]]の暗躍を危惧しており、有事の際に第三勢力として介入し戦いを止める為の力を必要としていた。C.E.73年時には全体的にMSの高性能化が進み、その上ターミナルが少数精鋭での戦いを余儀なくされるという立場上、フリーダムをも凌駕する性能の機体でなければならなかった事から本機に目を付けて持ち出したという。
| |
− | | |
− | ちなみに、ザフト軍が完成させていた場合は多数のストライクフリーダムによる大部隊を編成し、大火力に物を言わせて敵部隊を一方的に撃滅させるという戦術を想定していたと考えられている。
| |
− | | |
− | 「ストライクフリーダム」の名称は「ザフト軍が開発していた頃からこの名称だった」とする説の他に「[[ラクス・クライン]]が命名した」とする説もある。後者の場合、その由来は「かつてのキラの愛機である[[ストライクガンダム|ストライク]]とフリーダムの名を冠し、それを『祈り』とした」ものであるとされている。 | |
− | | |
− | なお、初期設定では「スーパーフリーダムガンダム」という名前だったが、諸事情で名前が変更になったのは有名(後述)。
| |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| ;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] | | ;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] |
− | :第25話のオープニング変更に伴い、同オープニングで初登場。本来、[[デスティニーガンダム|前半主役機の後継機]]が飾るであろうタイトルバックを飾るという異例の登場を果たした。本編には第39話で初登場している。<br />[[キラ・ヤマト]]が[[ラクス・クライン]]からフリーダムに代わる愛機として渡され、[[エターナル]]を攻撃する25機の[[ザクウォーリア]]と[[グフイグナイテッド]]を2分で戦闘不能にし、更に[[ナスカ級]]3隻も追撃不能な状態に陥らせるという圧倒的な戦闘力を見せ付けた。<br />その後も[[レイ・ザ・バレル]]の[[レジェンドガンダム]]を始めとするザフト軍MSの多数を戦闘不能に追い込み、[[シン・アスカ]]の[[デスティニーガンダム]]とも互角以上に戦ったが、一方でオーブでの戦闘でシンとレイの連携攻撃に押されて危うく撃墜されかける場面もあった。 | + | :パイロットは[[キラ・ヤマト]]。<br />[[ラクス・クライン]]からフリーダムに代わる愛機として渡され、[[エターナル]]を攻撃する25機の[[ザクウォーリア]]と[[グフイグナイテッド]]を2分で戦闘不能にし、更に[[ナスカ級]]3隻も追撃不能な状態に陥らせるという圧倒的な戦闘力を見せ付けた。<br />その後も[[レイ・ザ・バレル]]の[[レジェンドガンダム]]を始めとするザフト軍MSの多数を戦闘不能に追い込み、[[シン・アスカ]]の[[デスティニーガンダム]]とも互角以上に戦ったが、一方でオーブでの戦闘でシンとレイの連携攻撃に押されて危うく撃墜されかける場面もあった。 |
| ;[[ガンダムEXA]] | | ;[[ガンダムEXA]] |
| :[[レオス・アロイ]]が[[エクストリームガンダム type-レオス アイオス・フェース|アイオス・フェース]]を完成させる為に本機とレジェンドの戦闘を観戦し、データの収集を行っている。 | | :[[レオス・アロイ]]が[[エクストリームガンダム type-レオス アイオス・フェース|アイオス・フェース]]を完成させる為に本機とレジェンドの戦闘を観戦し、データの収集を行っている。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| + | |
| === 特殊機能 === | | === 特殊機能 === |
| <!-- :機能名:説明 --> | | <!-- :機能名:説明 --> |
63行目: |
35行目: |
| :核エンジンとデュートリオンビーム送電システムのハイブリッド動力機関。相互にエネルギーを補完しあう事で理論上はエネルギー切れを起こさないとされる。 | | :核エンジンとデュートリオンビーム送電システムのハイブリッド動力機関。相互にエネルギーを補完しあう事で理論上はエネルギー切れを起こさないとされる。 |
| ;光の翼 | | ;光の翼 |
− | :スーパードラグーン機動兵装ウイングに搭載されている高推力スラスターから展開される。色は青。<br />この高推力スラスターはD.S.S.Dのヴォワチュール・リュミエールシステムを独自発展させた物であるが、あくまでも基礎技術のみが共通している近縁種とされ、全くの同一という訳ではない。ちなみにシステム的にはD.S.S.Dのスターゲイザーが搭載しているタイプよりも[[マーシャン]]の[[デルタアストレイ]]が搭載しているタイプの方が近い。<br />ドラグーン装着時には展開不可能とされるがHDリマスター版ではドラグーンをマウントしながら展開している描写がある。 | + | :スーパードラグーン機動兵装ウイングに搭載されている高推力スラスターから展開される。色は青。<br />この高推力スラスターはD.S.S.Dのヴォワチュール・リュミエールシステムを独自発展させた物であるが、あくまでも基礎技術のみが共通している近縁種とされ、全くの同一という訳ではない。ちなみにシステム的にはD.S.S.Dのスターゲイザーが搭載しているタイプよりも[[マーシャン]]の[[デルタアストレイ]]が搭載しているタイプの方が近い。<br />ドラグーン装着時には展開不可能。 |
| + | ;マルチロックオンシステム |
| + | :複数の敵を同時にロックオンし、精密射撃を行うことが可能な火器管制システム。フルバースト時やミーティアとドッキングした際に使用される。 |
| ;合体 | | ;合体 |
| :ミーティア07とドッキング可能。 | | :ミーティア07とドッキング可能。 |
85行目: |
59行目: |
| ;MA-80V突撃ビーム砲 | | ;MA-80V突撃ビーム砲 |
| :スーパードラグーンに各1門内蔵されているビーム砲で、連射性や威力は高い。<br />砲口からはビームスパイクも展開可能らしいが、劇中では使用していない。 | | :スーパードラグーンに各1門内蔵されているビーム砲で、連射性や威力は高い。<br />砲口からはビームスパイクも展開可能らしいが、劇中では使用していない。 |
− | ;ドラグーン・フルバースト | + | ;フルバースト |
− | :全武装を展開する事で一斉砲撃を行う。使用する砲門が5門から13門に増加した事で攻撃力等が強化されている。地上では使用できない。<br />名称の初出はゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズ。 | + | :マルチロックオンシステムとフルバーストモードによる全武装を展開し一斉砲撃を行う。地上では2丁のビームライフルと腹部のカリドゥス複相ビーム砲、腰のクスィフィアス3レール砲の5門で行い、宇宙では更にスーパードラグーンを使って13門により行う。尚、ゲーム作品によっては地上と宇宙のフルバーストにそれぞれの名称がつけられることがある。 |
− | ;ハイマット・フルバースト
| + | |
− | :ドラグーン以外の5門の武装を展開する事で一斉砲撃を行う。ドラグーン・フルバーストが使えない大気圏内の戦闘ではこちらが用いられる。<br />こちらの名称の初出も「スーパーロボット大戦」シリーズ。
| |
− | ;コンビネーション・アサルト
| |
− | :[[インフィニットジャスティスガンダム]]との連携攻撃。<br />原作では使用された事はなく、「スーパーロボット大戦」シリーズにて使用可能なオリジナルの合体攻撃。
| |
| | | |
| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
− | === 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ===
| |
| ;天空のキラ | | ;天空のキラ |
− | :第39話より。ラクスの危機を知って宇宙へ上がったキラは、エターナルに着艦。大破したストライクルージュからストライクフリーダムへと乗り換えて出撃する。<br />エターナルに向かって放たれたミサイルを全基撃ち落とし、展開していた25機のザクとグフを2分で全機戦闘不能にすると、敵母艦のナスカ級にクスィフィアス3とスーパードラグーンを放って武装とメインスラスターのみを破壊し、追撃不能に陥らせたのだった。 | + | :ラクスの危機を知って宇宙へ上がったキラは、エターナルに着艦。大破したストライクルージュからストライクフリーダムへと乗り換えて出撃する。<br />エターナルに向かって放たれたミサイルを全基撃ち落とし、展開していた25機のザクとグフを2分で全機戦闘不能にすると、敵母艦のナスカ級にクスィフィアス3とスーパードラグーンを放って武装とメインスラスターのみを破壊し、追撃不能に陥らせたのだった。 |
| ;対[[デスティニーガンダム]] | | ;対[[デスティニーガンダム]] |
− | :第42話より、オーブ防衛戦での対決シーン。キラの高い操縦技術だけでなく、デスティニーのパイロットであるシンが撃墜した筈のフリーダムの出現に動揺していた事もあり、相手を翻弄。デスティニーの対艦刀を白刃取りし、至近距離からクスィフィアス3を撃ち込んでもぎ取る等の活躍を見せたが、レイの指示でシンが態勢を立て直す為に撤退した事で決着は付かなかった。<br />ちなみに白刃取りの後にクスィフィアス3を撃ち込んだのはシンを気絶させる為だったらしいが、当のシンからは「これがビームなら勝負が決まっていた」と侮っての行動と受け取られてしまった。 | + | :オーブ防衛戦にて交戦。キラの高い操縦技術だけでなく、デスティニーのパイロットであるシンが撃墜した筈のフリーダムの出現に動揺していた事もあり、相手を翻弄。デスティニーの対艦刀を白刃取りし、至近距離からクスィフィアス3を撃ち込んでもぎ取る等の活躍を見せたが、レイの指示でシンが態勢を立て直す為に撤退した事で決着は付かなかった。<br />ちなみに白刃取りの後にクスィフィアス3を撃ち込んだのはシンを気絶させる為だったらしいが、当のシンからは「これがビームなら勝負が決まっていた」と侮っての行動と受け取られてしまった。 |
| ;対[[レジェンドガンダム]] | | ;対[[レジェンドガンダム]] |
− | :第50話(最終回)より、メサイア攻防戦での対決シーン。双方のドラグーンを使った激戦の中、レイが[[ラウ・ル・クルーゼ]]として向かって来た事にキラは動揺するものの、「レイはレイ・ザ・バレルという一人の人間であり、ラウ・ル・クルーゼではない」と反論。それによって今度はレイが動揺してしまい、レジェンドのドラグーンを撃ち落とされた挙句にドラグーン・フルバーストを受けてレジェンドは大破した。 | + | :メサイア攻防戦にて交戦。双方のドラグーンを使った激戦の中、レイが[[ラウ・ル・クルーゼ]]として向かって来た事にキラは動揺するものの、「レイはレイ・ザ・バレルという一人の人間であり、ラウ・ル・クルーゼではない」と反論。それによって今度はレイが動揺してしまい、レジェンドのドラグーンを撃ち落とされた挙句にフルバーストを受けてレジェンドは大破した。 |
| | | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
122行目: |
92行目: |
| :『[[ガンダムビルドファイターズA-R]]』に登場する[[ガンプラ]]で、ストライクフリーダムの改造機。[[ユウキ・タツヤ|三代目メイジン・カワグチ]]の操縦の下で驚異的な戦闘力を発揮している。 | | :『[[ガンダムビルドファイターズA-R]]』に登場する[[ガンプラ]]で、ストライクフリーダムの改造機。[[ユウキ・タツヤ|三代目メイジン・カワグチ]]の操縦の下で驚異的な戦闘力を発揮している。 |
| ;[[ガンダムラヴファントム]] | | ;[[ガンダムラヴファントム]] |
− | :[[ガンダムビルドダイバーズ]]に登場する、本機をベースにしたガンプラ。ストライク系の装備を組み合わせ、また大型のビームカマやストライカーサイズなど大鎌を得物としていることからベース機とは異なる印象を受ける。 | + | :『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する本機をベースにしたガンプラ。スーパードラグーン機動兵装ウイングをノーワルストライカーをベースにした「ラヴストライカー」に変更し、巨大なビームカマを装備した接近戦を重視した改造がされている。 |
| | | |
| ==余談== | | ==余談== |
130行目: |
100行目: |
| *放映当時は「開発の経緯はほとんど分かっていないものの『クライン派がフリーダムガンダムと[[セカンドステージシリーズ]]の設計データを混成して開発した機体』という見方が有力である」という設定であり、動力も「新型エンジン」あるいは「レーザー核融合エンジン」等と表記されていた。<br />その後、ガンプラでMG化された際に設定が変更され、また動力も特殊設定を担当した森田繁氏が「ハイパーデュートリオンエンジンを搭載している」と説明。その後に発売されたゲーム等では変更後の設定が適用される事が多くなった(一部の商品では未だに「レーザー核融合エンジン」とされる事もあるが)。 | | *放映当時は「開発の経緯はほとんど分かっていないものの『クライン派がフリーダムガンダムと[[セカンドステージシリーズ]]の設計データを混成して開発した機体』という見方が有力である」という設定であり、動力も「新型エンジン」あるいは「レーザー核融合エンジン」等と表記されていた。<br />その後、ガンプラでMG化された際に設定が変更され、また動力も特殊設定を担当した森田繁氏が「ハイパーデュートリオンエンジンを搭載している」と説明。その後に発売されたゲーム等では変更後の設定が適用される事が多くなった(一部の商品では未だに「レーザー核融合エンジン」とされる事もあるが)。 |
| *初登場は2ndエンディング。最後に登場する機体はフリーダムではなく本機である。<br />HDリマスター版では12話のEDで既に登場している。 | | *初登場は2ndエンディング。最後に登場する機体はフリーダムではなく本機である。<br />HDリマスター版では12話のEDで既に登場している。 |
− | *前述した通りスーパーフリーダムから名称が変更された理由として、その名称が『DESTINY』放送の一年前に発覚した輪姦事件『スーパーフリー事件』を連想させるなどといった批判がインターネットを中心に広まったことにより変更を余儀なくされたという説がある。
| |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
| === ガンプラ === | | === ガンプラ === |
− | <amazon>B01LEQL8J0</amazon><amazon>B00EOEB95S</amazon><amazon>B000JCES48</amazon><amazon>B001DUTOQ2</amazon><amazon>B000JCES5W</amazon><amazon>B000ARCKL0</amazon><amazon>B000ARCKNI</amazon><amazon>B000AO54BQ</amazon><amazon>B0009WFSZQ</amazon><amazon>B016J358CG</amazon><amazon>B000EGD43U</amazon><amazon>B0013H61T8</amazon> | + | *<amazon>B01LEQL8J0</amazon><amazon>B00EOEB95S</amazon><amazon>B000JCES48</amazon><amazon>B001DUTOQ2</amazon><amazon>B000JCES5W</amazon><amazon>B000ARCKL0</amazon><amazon>B000ARCKNI</amazon><amazon>B000AO54BQ</amazon><amazon>B0009WFSZQ</amazon><amazon>B016J358CG</amazon><amazon>B000EGD43U</amazon><amazon>B0013H61T8</amazon> |
| + | === フィギュア === |
| + | *<amazon>B010N3JLIU</amazon><amazon>B003JPAOCW</amazon><amazon>B0009UCB9Y</amazon><amazon>B0009UCBI0</amazon><amazon>B000B9O7EU</amazon><amazon>B01GCACCTS</amazon> |
| | | |
− | === フィギュア === | + | == 話題まとめ == |
− | <amazon>B010N3JLIU</amazon><amazon>B003JPAOCW</amazon><amazon>B0009UCB9Y</amazon><amazon>B0009UCBI0</amazon><amazon>B000B9O7EU</amazon><amazon>B01GCACCTS</amazon> | + | <!-- *[[namazu:ストライクフリーダムガンダム]] (全文検索結果) --> |
| + | <!-- *[[namazu:ストライクフリーダム]] (全文検索結果) --> |
| + | |
| + | == 資料リンク == |
| + | <!-- *[[一覧:ストライクフリーダムガンダム]] --> |
| + | <!-- *[[一覧:ストライクフリーダム]] --> |
| | | |
| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
− |
| |
− | <!-- == 脚注 == -->
| |
− | <!-- <references /> -->
| |
− | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
| |
− | {{DEFAULTSORT:すとらいくふりいたむかんたむ}}
| |
− | [[Category:登場メカさ行]]
| |
− | [[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
| |
− | [[Category:ガンダムEXA]]
| |
− | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
| |