ガンダムAGEIIマグナム (SV ver.)

ガンダムAGEIIマグナム (SV ver.)
外国語表記 Gundam AGEII Magnum SV ver.
登場作品 ガンダムビルドダイバーズ
デザイン 海老川兼武
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スペック
分類 可変モビルスーツガンプラ
型式番号 AGE-IIMG-SV
全高 20.5m(ダイバーの独自設定)
重量 31.4t(ダイバーの独自設定)
装甲材質 プラスチック
所属 AVALON
ガンプラビルダー キスギ・キョウヤ
ダイバー クジョウ・キョウヤ(キスギ・キョウヤ)
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概要編集

クジョウ・キョウヤが製作したガンプラガンダムAGEIIマグナムを対「ビルドダイバーズ」用の決戦仕様とした機体。「SV」とは「SAVIOR(救世主)」を意味している。

本機は超攻撃型の特性をさらに強化する方向性で改修されている。脚部に宙空での戦闘を重視したユニットが追加され機動力が向上している他、頑強な作りであるため打突武器としても使用可能。背部とサイドアーマーに武装が追加されており、背部に追加されたファンネルはブースターでもあるため機動力を向上させている。また、新システムとして「FXプロージョン」が搭載されている。機体そのものは改修されていないが、各部をオーバーホールすることでGBNスキャン時にボーナスポイントを獲得している。機体カラーはガンダムAGE-2 ノーマル (特務隊仕様)をモチーフとした白に変更されているが、第二次有志連合戦が終わると元のカラーに戻されている。

登場作品と操縦者編集

ガンダムビルドダイバーズ
初出作品。ダイバーは引き続きクジョウ・キョウヤ。第23話から開始した第二次有志連合戦で出撃し、セラヴィーガンダムシェヘラザードガンダムジーエンアルトロンを圧倒。その後はリクガンダムダブルオースカイと相対し、途中からリクにオーガガンダムGP-羅刹が加勢してもなおチャンピオンの技量を以ってして彼らと一進一退の死闘を展開。最後は必殺技同士の打ち合いに押し切られた事で撃墜された。
そして最終回のレイドボス (ディザスターガンダム)戦では機体カラーを塗り戻して再登場し、ダブルオースカイの剣となることでディザスターガンダムを撃破。事件の収束に貢献した。

装備・機能編集

特殊機能編集

変形
フェニックスモードに変形可能。
FXプロージョン
ガンダムAGE-FXに搭載されていた「FXバースト」を元に搭載された本機の特殊システム。「FXバースト」からさらにリスクテイクを進めたチューニングが施されているため、一度使用すれば確実に何らかの機能不全が発生する。余剰エネルギーとして発生するビームサーベルも高出力化しているとあるが、劇中では余剰エネルギーは確認できなかった。また、FXバーストと異なりファンネルの制御制度はトランザム状態のガンダムダブルオースカイに追い着いていることから落ちていないと思われる。

武装編集

ハイパードッズライフルマグナム
ハイパードッズライフルをベースとした大型ビームライフル。ドリル状に回転させたビームを発射する事で高い破壊力を実現している点は同様だが、こちらは一射ごとの充填エネルギーを増量させる改良を加えた事で更に強力な火器へと生まれ変わっている。不使用時にはリアスカートに装着される。
フェニックスモード時には機首部を構成し、ガンダムAGE-2と違って頭部がほぼ完全に隠れるようになっている。またこの状態ではパワーバイパスが本体直結式になるのでMS形態時よりも火力が向上するが、消費エネルギー量も増大する。
ビームサーベル
リアスカートに2基格納されている格闘兵装。ベース機の物と特に違いは見受けられないが、後端部からビーム刃を形成できるかどうかは不明。
ビームバルカン
両サイドアーマーに追加された武装。基部は前後に回転するためあらゆる方向に射撃可能。バルカンと名称にあるが威力は高い。
シグルシールド
主に左腕部に装着される実体盾。単なる防御兵装ではなく、先端部から中央部までの半分がブレードで構成されている事から大型実体剣としても使える。更に防御と同時に相手を攻撃するというような芸当も難なくこなせる。
フェニックスモード時にはハイパードッズライフルマグナムの後部に装着される。
Fファンネル
両肩部に2基ずつ、計4基を装着している。ガンダムAGE-FXのCファンネルを基に考案され、通常はウイングとなっているが、機体から分離させる事で無線式の誘導兵器としても機能するようになる(フェニックスモード時でも使用可能)。先端部にはブレードが組み込まれ、敵機に様々な方向から突撃して切断するオールレンジ攻撃を繰り出す。また分離中はAGE-IIマグナムを中心とした編隊行動ができ、単独でのフォーメーション攻撃が可能。グリップも存在しているので、手に持って通常の実体剣として使う事もできる。4基を組み合わせれば、即席のシールドにもなる。
シグマシスファンネル
背部に2基追加された武装。クロー部分から下の基部にはティエルヴァのTビットとほぼ同型のパーツが用いられている。ガンダムAGE-3 オービタルのシグマシスロングキャノンと同じ特性を持つビームを放つため、弾道を湾曲させることが可能。クローも装備されているため突撃させて使用することもできる。
フェニックスモード時にはこの武装の推進器も使用するため機動力が向上している。

必殺技編集

EXカリバー
シグルシールドにFファンネルとシグマシスファンネルを集約し、形成させる光の剣。劇中ではFファンネルとシグマシスファンネルのどれかを合計4基合わせて使用しているが、それによる威力に違いがあるかは不明。

合体攻撃編集

EXカリバー(ダブルオースカイ)
本機そのものをダブルオースカイの光の翼で纏わせ巨大な光の光剣とし、ダブルオースカイが振り下ろす技。

対決・名場面編集

ガンダムダブルオースカイ&ガンダムGP-羅刹
初めはリクのダブルオースカイと対決し、必殺技すらビームサーベルだけで弾くなど圧倒し撃破寸前まで追い詰める。その時、オーガのGP-羅刹が助太刀に入り2対1となる。2機がかり相手ですら圧倒し、再び追い詰める。この時通信をオープンチャンネルにしてリクの決意をGBN中のダイバーに伝えた。その後、必殺技の撃ち合いとなり紙一重で本機は撃破された。ちなみに、必殺技で破れるまでキョウヤの高い実力から本機はほぼ無傷で圧倒し続けた。

関連機体編集

ガンダムAGEIIマグナム
原型機。
ガンダムAGE-2 ノーマル (特務隊仕様)
機体カラーのモチーフ元。
ガンダムAGE-FX
Fファンネルに加えて、FXプロージョンのモチーフ元となった機体。
ガンダムAGE-3 オービタル
脚部の構造やシグマシスファンネルのモチーフ元となった機体。
ティエルヴァ
Tビットを本機のシグマシスファンネルのベースにした可能性が考えられる。
ザ・ガンダム
必殺技の名称の元となったと思われる機体。

商品情報編集

ガンプラ編集

資料リンク 編集

リンク編集