リカール

リカール
外国語表記 Recarl
登場作品 機動戦士Vガンダム
デザイナー 石垣純哉
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スペック
俗称 フライパン (リガ・ミリティア側からの呼称)
分類 地上用量産型モビルアーマー
生産形態 量産機
型式番号 ZM-A05G
全長 50.6m
本体重量 29.2t
全備重量 41.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 9,980kW
スラスター総推力 174,400kg
アポジモーター数 26
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
開発組織 ベスパ
所属 ザンスカール帝国
乗員人数 3名 (+12名)
主なパイロット
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概要編集

ザンスカール帝国の巨大モビルアーマー。戦場の視察や長距離支援攻撃を行うために開発された。外見からリガ・ミリティアからは「フライパン」という俗称で呼ばれている。

ジェネレーターはゾロアットの物を2基搭載しており、高い出力を獲得している。これにより推力に余裕が生まれ、高速飛行が可能となっている。ミノフスキー・フライトも搭載されており小回りも効く。移動司令部としても機能するようキャノピーには3名が搭乗することができ、さらにその後部にも12名が搭乗可能なキャビンを備えている。また、機体後部には脱出ポッドが備わっている。機体両脇に備えられたビーム・キャノンにより接近戦にもある程度対応できるが、基本は機体中央部のメガ粒子砲による支援攻撃を行う。

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』では武装をオミットし、機体下部にコンテナを装備した輸送機として登場している。

登場作品と操縦者編集

機動戦士Vガンダム
第5話で初登場。ゴッゾーラの戦闘を上空から偵察し、そこでVガンダムの合体機構を分析した。第13話ではウッソが本機を「フライパン」と呼称し、以降、同呼称がカミオン隊でも用いられるようになった。長射程・高火力のビーム攻撃でカミオン隊を度々苦戦させるものの、第14話でエンジンを破壊され海上に不時着。ファラの脱出後に爆散した。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

メガ粒子砲
機体中央部に1門装備されているビーム砲。
ビーム・キャノン
機体両脇に計2門内蔵されているビーム砲。

対決・名場面編集

関連機体編集

ゾロアット
この機体のジェネレーターが流用されている。

余談編集

  • 本機は「空飛ぶ戦車」のイメージでデザイン発注を受けた機体で、初期稿には砲身が機体内部に収容されているものや、ベスパ(蜂)をモチーフにしたデザイン(砲身が所謂お尻の針、ビームローターが羽状)が存在している。

資料リンク編集

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