ライク・アント

ライク・アント
登場作品 機動新世紀ガンダムX
声優 稲葉 実
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プロフィール
種族 人間
性別
職業 アルタネイティヴ社室長
所属 アルタネイティヴ社
主な搭乗機 ドートレス・コマンド
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概要編集

アルタネイティヴ社の室長を務める男性。長い口髭を蓄え、丸眼鏡に黒い帽子やコートと、紳士風の容姿が特徴。

本社において被検体であるティファ・アディールの管理責任を負っており、彼女がフリーデンにより奪取された後、セントランジェの街を訪れていたフリーランスのガロード・ランの腕を見込んで、彼に「救出」と称して彼女の奪還を依頼した。

しかし、身柄引渡しの際、怯えるティファを強引に連れ戻そうとした事からガロードの信用を失い、バギーで彼女を連れ去られてしまう。本社にモビルスーツ部隊を送るよう連絡した後、自らもドートレス・コマンドに搭乗し部下を率いて彼らを追跡、旧地球連邦軍の工場跡に追い詰める。ところが、ガロードがそこに死蔵されていたガンダムXの起動に成功し、反撃を開始。抵抗も虚しく機体の性能差の前に僚機共々撃墜された。

登場作品と役柄編集

機動新世紀ガンダムX
初出作品。第1話に登場し、ガロードがガンダムXを手に入れる切欠を作った。
機動新世紀ガンダムX (漫画版)
アニメと同様、第1話に登場。こちらはガンダムX起動時に増援を呼ぼうと僚機と一度逃走するものの、同エピソード自体、アニメ第2話のストーリーと併合されているため、直後にフリーデンのガンダムとバルチャー同士の争いが発生し、ガンダムXがサテライトキャノンを発射。それにバルチャー共々巻き込まれる形となった。

人間関係編集

ガロード・ラン
フリーランスとして生計を立てている少年。彼の腕を見込んでティファの奪還を依頼したものの、それが仇となる結果に。彼がフリーデン艦内でGコンを偶然手に入れた事もライクや社にとって最大の不運であろう。
ティファ・アディール
アルタネイティヴ社が被検体として扱っていたニュータイプの少女。ガロードに彼女の奪還を依頼した。

名台詞編集

機動新世紀ガンダムX編集

「無傷で手に入れたモビルスーツを、流れメカ屋に売るとはもったいないですな…」
「金の事ではありません…。貴方はモビルスーツという物を熟知していらっしゃる。パイロットとしてもかなりの腕をお持ちのはずだ…」
第1話より、クロッカジェニス改を売り払ったガロードとの対談の際に。ガロードは「命がいくつあっても足んない」と断ったものの、もしかするとティファの奪還後に彼を社のパイロットとして雇う事も考えていたのかもしれない。
「さぁ、ティファ…こっちにおいで…」
「何をしている…?こっちにおいで…」
「早く降りるんだ…!」
ティファの身柄引渡しの際に。それまでの紳士的な態度から一変、鬼気迫る態度でティファに迫った。さらに背後のトラックのライトが唐突に点灯するという謎演出によって、眼鏡が光っているため怖さマシマシである。
「あれは…!?GX-9900!」
ガロード達が逃げ込んだ工場跡でガンダムXを発見した際に。口ぶりからしてアルタネイティヴ社はガンダムタイプのデータを保有していた可能性が考えられる。Gコンが無ければ動けない事を知っていてか、部下にコックピットから引きずり出すよう指示するものの…。

機動新世紀ガンダムX (漫画版)編集

「本社に連絡を入れろっ」
「もっと戦力がなければガンダムは倒せんっ!!」
第1話より、部下の1機を瞬く間になぎ倒したガンダムXのパワーに戦慄し撤退した際に。外で待ち伏せ攻撃を仕掛け、「やったか?」と死亡フラグを立てたアニメ版よりは確実性のある判断である(ティファの奪還を考えているかはともかく)。が、エピソード統合の都合上、サテライトキャノンの威力を身を以って知る羽目に。

搭乗機体・関連機体編集

ドートレス・コマンド (アルタネイティヴ社仕様)
搭乗機。漫画版『X』では配色が異なり、左肩に「1.」の機番が描かれている。

リンク編集