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1,340 バイト追加 、 2022年12月27日 (火) 17:57
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== MSZ-009M メガゼータ(Mega Zeta) ==
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{{登場メカ概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = <!-- 公式名を優先とします。 -->
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| 登場作品 = [[機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]
 +
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = [[長谷川裕一]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
   −
*登場作品:[[機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]
+
{{登場メカ概要
*デザイナー:[[長谷川裕一]]
+
| タイトル = スペック
*分類:試作型[[可変モビルスーツ]]
+
| 分類 = 試作型[[可変モビルスーツ]]
*装甲材質:[[ガンダリウム合金]]
+
| 生産形態 = 改修機
*頭頂高:不明
+
| 型式番号 = MSZ-009M
<!-- *全高: -->
+
| 頭頂高 =
*本体重量:不明
+
| 全高 =
<!-- *全備重量: -->
+
| 本体重量 =
*主動力:[[熱核融合炉]]
+
| 全備重量 =
*出力:不明(14,000kw以上)
+
| 主動力 = [[熱核融合炉]]
*推力:不明
+
| ジェネレーター出力 = [[ΖΖガンダム]]の約2倍
*センサー有効半径:不明
+
| スラスター総推力 =
*開発組織:[[アナハイム・エレクトロニクス社]](原型機)
+
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]
*主なパイロット:[[アムロ・レイ]]、[[ジュドー・アーシタ]]
+
| センサー有効半径 =
 +
| 原型機 = [[プロトタイプΖΖガンダム]]
 +
| 改修 = [[アナハイム・エレクトロニクス社]]
 +
| 所属 = [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]
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| 所属組織 =
 +
| 所属部隊 =
 +
| 母艦 =
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| 乗員人数 = 2名
 +
| 主なパイロット =
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*[[アムロ・レイ]] (Gソニック)
 +
*[[ジュドー・アーシタ]] (Gアタッカー)
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
   −
[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。<br />[[アナハイム・エレクトロニクス社]]が開発した[[プロトタイプΖΖガンダム]]を改装(厳密には[[プロトタイプΖΖガンダムB型|B型]]が直接の原型機と思われる)した機体で、改装前と同じく分離・変形機構を持つ。上半身(Aメカ)は「Gソニック」、下半身(Bメカ)は「Gアタッカー」と呼ばれ、合体したままでも巡航形態に変形が可能。出力は[[ΖΖガンダム]]の優に2倍はあり、後の[[V2ガンダム]]をも超えている。<br />コクピットはA・Bメカの両方に存在する複座式だが、どちらか一方にパイロットが搭乗していれば動かせる。しかし、分離状態での運用も想定される場合は両方ともパイロットを乗せる必要がある。なお、コクピットは第一世代[[MS]]と同じような仕様となっており、[[リニアシート]]や[[全天周囲モニター]]は採用されていない。<br />[[サイコミュシステム]]も搭載されているようで、前腕部を分離して遠隔操作する事でサイコミュ兵器としても利用可能。<br />総じて非常に高い戦闘力を持つが、同時にパイロットを選ぶ機体でもあり、地球連邦軍きっての[[ニュータイプ]]と言われた[[鉄面皮]]と[[シマ・八丈]]は勿論、かつてΖΖガンダムを愛機としていた[[ジュドー・アーシタ]]ですら振り回される程であった。
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== 概要 ==
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[[アナハイム・エレクトロニクス社]][[プロトタイプΖΖガンダム]]に更なる改修を施した機体。
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名称の由来は「ΖΖ」→「WΖ(ダブルゼータ)」→「MΖ(「W」を引っくり返して「M」とした)」であるとされる。
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[[ΖΖガンダム]]の優に2倍に達する出力14,860kW以上の超高出力ジェネレーターの搭載など様々な面が改修されており、非常に高性能な機体に仕上がっている。機体構成自体は大きく変更されておらず、上半身を構成するGソニックと下半身を構成するGアタッカーで構成されている。変形機構は変更されており、一度分離せずとも巡航形態への変形が可能となっている。
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武装は完成形のΖΖガンダムに準拠しているが、機体の高出力化に合わせて改修され、より高威力となっている。また、腕部は射出可能な[[サイコミュ]]兵装となっており、オールレンジ攻撃も可能となった。武装だけでなく機体自体のパワーも向上しており、隕石や[[モビルスーツ]]を格闘で粉砕することが可能であり、それに耐えうる強靭な装甲も備えている。
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総じて非常に高い戦闘力を持つ機体であるが、実験機としての側面が強いのかコックピットは第一世代モビルスーツのようにモニターが複数配置された仕様となっており、[[リニアシート]]や[[全天周囲モニター]]は採用されていない。同時にパイロットを選ぶ機体でもあり、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]きっての[[ニュータイプ]]と言われた[[鉄面皮]]と[[シマ・八丈]]は勿論、かつてΖΖガンダムを愛機としていた[[ジュドー・アーシタ]]ですら振り回される程であった。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- :作品名:説明 -->
   
;[[機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]
 
;[[機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]
:主なパイロットは[[アムロ・レイ]]。当初は[[ジュドー・アーシタ]]も搭乗していたが、ほとんどアムロが一人で操縦していた。<br />[[鉄面皮]]と[[シマ・八丈]]の乗る[[ジム・スナイパーEX]]と[[ネオ・ジオン軍]]が発掘していた巨神の調査を行っていたが、その巨神が[[ミネバ・ラオ・ザビ]]を中核として起動した事から交戦状態に。その後、[[シャア・アズナブル]]の[[スザク]]と協力して戦い、苦戦しつつも辛うじて巨神の破壊に成功した。
+
:主なパイロットは[[アムロ・レイ]]。当初は[[ジュドー・アーシタ]]も搭乗していたが、ほとんどアムロが一人で操縦していた。
 +
:[[鉄面皮]]と[[シマ・八丈]]の乗る[[ジム・スナイパー,EX]]と[[ネオ・ジオン]]軍が発掘していた巨神の調査を行っていたが、その巨神が[[ミネバ・ラオ・ザビ]]を中核として起動した事から交戦状態に。その後、[[シャア・アズナブル]]の[[スザク]]と協力して戦い、苦戦しつつも辛うじて巨神の破壊に成功した。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
   
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
<!-- :機能名:説明 -->
+
;変形 / 分離 / 合体
;変形
+
:巡航形態(名称不明)に変形可能。GソニックとGアタッカーへの分離及び合体が可能。
:巡航形態(名称不明)に変形する。
  −
;分離
  −
:GソニックとGアタッカーに分離可能。
  −
;合体
  −
:GソニックとGアタッカーが合体してメガゼータになる。
      
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
<!-- :武装名:説明 -->
+
;ダブル・バルカン
;バルカン砲
+
:頭部に左右二対計4門内蔵されている機関砲。改修時に追加された物と思われる。
:頭部にそれらしき武装が4門存在している。作中では未使用。
+
;ダブル・ビーム・ライフル
;ダブルビームライフル
+
:連装式の高出力[[ビーム・ライフル]]。従来のダブル・ビーム・ライフルより小型となっているが、本体の出力向上に合わせてこの武装の威力も上がっていると考えられる。巡航形態及びGソニックでは機首下部にマウントされる。
:本機の主兵装。ΖΖガンダムが装備していた物よりも遥かに小型だが、本機の出力が非常に高い事から威力も上がっていると考えられる。変形時には機首部の下側にマウントされる(ちなみにコクピットは存在しない)。<br />作中では発砲しようとしたところで[[ドガッシャ]]の攻撃を受けて弾き飛ばされてしまった。
+
;連装ミサイル・ランチャー
;ビームライフル
+
:バックパック左右に2基搭載されているミサイル・ランチャー。正確な装弾数は不明。
:通常型のビームライフル。ダブルビームライフルを失った後、近くの残骸の中から拾って使用した。<br />性能に特筆すべき点は無いと思われるが、作中に登場するどの機体も装備していない謎の武装である為に詳細は不明である。
+
;ハイパー・ビーム・サーベル
;連装ミサイルランチャー
+
:バックパックに計2基装備されている高出力[[ビーム・サーベル]]。砲門らしき物は確認できるが、ビーム・キャノンとしての機能を有するかは不明。
:背部に2基装備されている。装弾数は不明。
  −
;ハイパービームサーベル
  −
:背部に2本マウントされている。本機の高い出力のおかげでΖΖガンダムの物より威力は高いと思われる。マウントしたままビームキャノンとして使用できるかは不明。
  −
;格闘
  −
:パンチや膝蹴りで格闘戦を行う。その高出力のおかげでこれだけでもアステロイドやMSを破壊できる。
  −
;ハンマー
  −
:ドガッシャの主兵装で、球体に6本の棘が付いた質量兵器。射出時には後部に内蔵された3基のスラスターで威力を向上させる。<br />ビームライフルと共に残骸の中から拾い上げて使用した。
   
;サイコミュ・ハンド
 
;サイコミュ・ハンド
:両前腕部は分離する事で無線式の誘導兵器として使用可能。早い話が「サイコミュ制御式のロケットパンチ」である。射出後はそのまま殴りつける事で敵機を破壊できる他、ビームサーベルを保持したまま鍔迫り合いをしている敵機を押し返す等といった使い方も可能。
+
:両前腕部は分離する事で無線式の誘導兵器として使用可能。早い話が「[[サイコミュ]]制御式のロケットパンチ」である。射出後はそのまま殴りつける事で敵機を破壊できる他、ビーム・サーベルを保持したまま鍔迫り合いをしている敵機を押し返す等といった使い方も可能。
;ウイングシールド
+
;ハイ・メガ・キャノン
:両腕に装備。折り畳みが可能で、変形時には主翼としても機能する。
+
:額部に1門内蔵されている大出力[[メガ粒子砲]]。本機の武装の中で最も強力であり、出力の恩恵なのか'''ビーム・ライフルとほとんど同間隔での連射が可能'''。さらに発射後パワーダウンに陥るといった欠点も改善されている。
;ハイメガキャノン
+
;ウイング・シールド
:頭部に1門内蔵している。本機の武装の中で最も強力であり、出力の恩恵なのか'''ビームライフルとほとんど同間隔での連射が可能'''
+
:両前腕部に装備されている中折れ式シールド。可変時には主翼として機能する。
 +
 
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=== その他 ===
 +
;ビーム・ライフル
 +
:通常型のビーム・ライフル。[[ドガッシャ]]の攻撃でダブル・ビーム・ライフルを失った後、近くの残骸の中から拾って使用した。<br />性能に特筆すべき点は無いと思われるが、作中に登場するどの機体も装備していない謎の武装である為に詳細は不明である。
 +
;ハンマー・ガン
 +
:ドガッシャの主兵装で、球体に6本の棘が付いた質量兵器。射出時には後部に内蔵された3基のスラスターで威力を向上させる。<br />ビーム・ライフルと共に残骸の中から拾い上げて使用した。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
<!-- :内容:説明 -->
   
;対巨神
 
;対巨神
 
:
 
:
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
<!-- :機体名:説明 -->
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;[[プロトタイプΖΖガンダム]]
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:原型機。
 
;[[プロトタイプΖΖガンダムB型]]
 
;[[プロトタイプΖΖガンダムB型]]
:原型機。
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:こちらが原型機であることを示唆する資料がある<ref>『機動戦士ガンダム/ガンダムウェポンズ マスターグレードモデル“MSZ-010 ΖΖガンダム”編』30ページ</ref>。
;[[プロトタイプΖΖガンダム]]
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:
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;[[プロトタイプΖΖガンダムBX型]]
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:
   
;[[ガンプ]]
 
;[[ガンプ]]
:作者の長谷川氏曰く、メガゼータはこの機体の原型機であるとされる。
+
:作者の長谷川氏によれば、メガゼータはこの機体の原型機と解釈できるようになっている<ref>『オタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界』111ページ</ref>。
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;[[ΖΖガンダム]]
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:本機の機体デザインはΖΖガンダムの第1稿~第2稿と類似している。
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<!-- == 余談 == -->
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<!-- *説明 -->
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
<!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> -->
+
<!-- === [[ガンプラ]] === -->
 +
<!-- === フィギュア === -->
 +
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
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===  ===
 +
<amazon>B07CB5W58W</amazon>
   −
== 話題まとめ ==
+
== リンク ==
<!-- *[[namazu:メガゼータ]] (全文検索結果) -->
+
*[[登場メカ]]
   −
== 資料リンク ==
+
== 脚注 ==
<!-- *[[一覧:メガゼータ]] -->
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<references />
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
   −
== リンク ==
+
{{DEFAULTSORT:めかせえた}}
*[[登場メカ]]
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[[Category:登場メカま行]]
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[[Category:機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス]]
 +
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
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