116行目: |
116行目: |
| | | |
| === 機動戦士ガンダム THE ORIGIN === | | === 機動戦士ガンダム THE ORIGIN === |
− | ;「贋作だな」/「これも贋作だ。観光みやげのたぐいだ。贋作以前とさえいっていい | + | ;「贋作だな」<br/>「これも贋作だ。観光みやげのたぐいだ。贋作以前とさえいっていい」 |
| :美術館の案内を受けながら。ひと目でその真贋はもちろん制作の時期さえ言い当ててしまう。TV版よりもさらに文化・芸術に深い造詣を持っていることがうかがえる。 | | :美術館の案内を受けながら。ひと目でその真贋はもちろん制作の時期さえ言い当ててしまう。TV版よりもさらに文化・芸術に深い造詣を持っていることがうかがえる。 |
| ;「宇宙世紀なぞと嘯いてみても我々の歴史はたかだか100年にも満たぬ…だから馬鹿にされる」 | | ;「宇宙世紀なぞと嘯いてみても我々の歴史はたかだか100年にも満たぬ…だから馬鹿にされる」 |
| :マ・クベにとってジオニズムのような思想でも、ルウム会戦のような戦闘での勝利でもなく文化や芸術といった「どのようなものを築き上げてきたか」という実績、歴史こそが最も価値がある。</br>だからこそ地球由来の美術品を買い漁ることでしか積み上げてきたものを持つことができないこと、宇宙で生まれ育ちながら地球の歴史の末席に自らを置こうとするスペースノイドの現状を嘆き、また贋作を握らされる(馬鹿にされる)こと、そしてそれに気づけない教養のなさを指摘している。 | | :マ・クベにとってジオニズムのような思想でも、ルウム会戦のような戦闘での勝利でもなく文化や芸術といった「どのようなものを築き上げてきたか」という実績、歴史こそが最も価値がある。</br>だからこそ地球由来の美術品を買い漁ることでしか積み上げてきたものを持つことができないこと、宇宙で生まれ育ちながら地球の歴史の末席に自らを置こうとするスペースノイドの現状を嘆き、また贋作を握らされる(馬鹿にされる)こと、そしてそれに気づけない教養のなさを指摘している。 |
− |
| |
− |
| |
− |
| |
| ;「愚かだな[[ウラガン]]、君も……私に言わせたいか?ジオニズムの理想など私にとって、白磁の名品1個にも値しないのだよ」 | | ;「愚かだな[[ウラガン]]、君も……私に言わせたいか?ジオニズムの理想など私にとって、白磁の名品1個にも値しないのだよ」 |
| :『THE ORIGIN』より。オデッサ鉱山基地の陥落が決定的となった際には、[[ギレン・ザビ|ギレン閣下]]から地球の主要都市に水爆を投下する様に命を受けていた。しかしマ・クベはこの言葉で以て命令を突っ撥ねてしまう。そして彼は自ら[[ギャン]]に搭乗し、死地へと踏み出していく……。 | | :『THE ORIGIN』より。オデッサ鉱山基地の陥落が決定的となった際には、[[ギレン・ザビ|ギレン閣下]]から地球の主要都市に水爆を投下する様に命を受けていた。しかしマ・クベはこの言葉で以て命令を突っ撥ねてしまう。そして彼は自ら[[ギャン]]に搭乗し、死地へと踏み出していく……。 |
158行目: |
155行目: |
| <!-- キャラクターソングやゲーム作品での専用戦闘BGM等がある場合、任意で記述してください。 --> | | <!-- キャラクターソングやゲーム作品での専用戦闘BGM等がある場合、任意で記述してください。 --> |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | === 壺マニア? ===
| + | *マ・クベといえば壺というまでに彼の代名詞として知られている。壺は非常に高度な家具であり調度品でもある。それぞれの時代や地方によって様々な様式や技法、塗料や釉薬といった特色があり、素材や文様なども含めれば技術と歴史の塊のようなものなのだそう。また、よい壺は「土(環境)」「職人(人材)」「施設(富)」の3つが揃わなければ作れないとも言われ、文化的な価値は計り知れない。 |
− | マ・クベといえば壺。しかしなぜ壺なのかというと、壺は非常に高度な家具であり調度品でもある。それぞれの時代や地方によって様々な様式や技法、塗料や釉薬といった特色があり、素材や文様なども含めれば技術と歴史の塊のようなものなのだそう。</br>また、よい壺は「土(環境)」「職人(人材)」「施設(富)」の3つが揃わなければ作れないとも言われ、文化的な価値は計り知れない。ORIGIN版のマ・クベは壺以外の様々な芸術・文化に精通しており、壺マニアというよりは、彼が価値を見出すものの最も明らかなものが壺であっただけ、というのが実際のところのようだ。
| + | **ORIGIN版のマ・クベは壺以外の様々な芸術・文化に精通しており、壺マニアというよりは、彼が価値を見出すものの最も明らかなものが壺であっただけ、というのが実際のところのようだ。 |
| | | |
| <!-- *説明 --> | | <!-- *説明 --> |