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| ;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]] | | ;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]] |
− | :階級が引き上げられ、中将として登場。美術、文化に造詣深く、[[キシリア・ザビ|キシリア]]への忠誠心は変わりないが、TV版以上に高潔な人物として描かれている。同作では、オデッサの戦いで殿としてギャンで出撃、壮絶な最後を遂げた。 | + | :階級が引き上げられ、中将として登場。美術、文化に造詣深く、「ジオンきっての地球通」と評されており、ルウム会戦後の休戦協定の全権大使として地球に降下。そのままオデッサ基地の総司令としての任についている。[[キシリア・ザビ|キシリア]]への忠誠心は変わりないが、TV版以上に高潔な人物として描かれている。同作では、テキサスではなくオデッサの戦いで殿としてギャンで出撃、壮絶な最後を遂げた。 |
| ;[[機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像]] | | ;[[機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像]] |
| :時系列が『劇場版1st』の後である同作において、ゼナやミネバと共に登場。ア・バオア・クーからの脱出準備を整えている最中にシャアが合流し、彼と協力してゼナとミネバの脱出作戦を展開した。マ・クベ自身もギャンで出撃し、ゼナ達を乗せたコムサイに随行したものの、その最中に[[サラミス級]]の艦砲射撃が直撃し戦死した。 | | :時系列が『劇場版1st』の後である同作において、ゼナやミネバと共に登場。ア・バオア・クーからの脱出準備を整えている最中にシャアが合流し、彼と協力してゼナとミネバの脱出作戦を展開した。マ・クベ自身もギャンで出撃し、ゼナ達を乗せたコムサイに随行したものの、その最中に[[サラミス級]]の艦砲射撃が直撃し戦死した。 |
| ;[[機動戦士ガンダム バンディエラ]] | | ;[[機動戦士ガンダム バンディエラ]] |
− | : | + | :文化人としての側面が強調され、サッカーという文化を継承する[[ユーリー・コーベル]]に目をかけ、様々な恩義を図っている。[[オデッサ]]で敗軍の将となりながらも[[グラナダ]]で彼と再会し、専用機として[[レプス]]を与えた。 |
| + | ;[[機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島]] |
| + | :[[アレグランサ島]]に仕掛けた弾道ミサイルの起動のため、島に[[サザンクロス隊]]を派遣する。[[ゴップ]]との通信会談で連邦軍がこれ以上の進軍を行えば地球の主要都市を破壊することを示唆するものの、島の残置諜者に成り代わっていた[[ククルス・ドアン]]がミサイルに細工した事で、爆撃は防がれた。なお、マ・クベは一連の流れの中で第二次大戦の「パリは燃えているか」を例に出している。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :また、同じシーンで部屋に置かれている棚を見るとありとあらゆる壷が飾られているのが確認できる。 | | :また、同じシーンで部屋に置かれている棚を見るとありとあらゆる壷が飾られているのが確認できる。 |
| ;「ミスター・ジュダック……」<br/>「襟を直したまえ。連邦軍のカラーが見えているぞ」 | | ;「ミスター・ジュダック……」<br/>「襟を直したまえ。連邦軍のカラーが見えているぞ」 |
− | :第22話より。服装の乱れは心の乱れか。ジュダックの襟が開いているのを皮肉っぽく指摘する。この嫌味ったらしいところがマ・クベの魅力。 | + | :第22話より。服装の乱れは心の乱れか。ジュダックの襟が開いているのを皮肉っぽく指摘する。この嫌味ったらしいところがマ・クベの魅力。識者によると、スパイという、それこそ襟が乱れている程度の隙ですら命取りになりかねない極秘任務に携わっているジュダックの油断に釘を刺したとも取られるとか。 |
| ;「キシリア様の推薦があった兵士とはいえ、いつまで無駄な時間を潰しておるのか…ガイア、オルテガ、作戦は開始されているんだぞ!」 | | ;「キシリア様の推薦があった兵士とはいえ、いつまで無駄な時間を潰しておるのか…ガイア、オルテガ、作戦は開始されているんだぞ!」 |
| ;ガイア「わかっておるわい。言われずとも仇討ちはさせてもらう!」 | | ;ガイア「わかっておるわい。言われずとも仇討ちはさせてもらう!」 |
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| === 機動戦士ガンダム THE ORIGIN === | | === 機動戦士ガンダム THE ORIGIN === |
| + | ;「贋作だな」<br/>「これも贋作だ。観光みやげのたぐいだ。贋作以前とさえいっていい」 |
| + | :美術館の案内を受けながら。ひと目でその真贋はもちろん制作の時期さえ言い当ててしまう。TV版よりもさらに文化・芸術に深い造詣を持っていることがうかがえる。 |
| + | ;「宇宙世紀なぞと嘯いてみても我々の歴史はたかだか100年にも満たぬ…だから馬鹿にされる」 |
| + | :マ・クベにとってジオニズムのような思想でも、ルウム会戦のような戦闘での勝利でもなく文化や芸術といった「どのようなものを築き上げてきたか」という実績、歴史こそが最も価値がある。</br>だからこそ地球由来の美術品を買い漁ることでしか積み上げてきたものを持つことができないこと、宇宙で生まれ育ちながら地球の歴史の末席に自らを置こうとするスペースノイドの現状を嘆き、また贋作を握らされる(馬鹿にされる)こと、そしてそれに気づけない教養のなさを指摘している。 |
| ;「愚かだな[[ウラガン]]、君も……私に言わせたいか?ジオニズムの理想など私にとって、白磁の名品1個にも値しないのだよ」 | | ;「愚かだな[[ウラガン]]、君も……私に言わせたいか?ジオニズムの理想など私にとって、白磁の名品1個にも値しないのだよ」 |
| :『THE ORIGIN』より。オデッサ鉱山基地の陥落が決定的となった際には、[[ギレン・ザビ|ギレン閣下]]から地球の主要都市に水爆を投下する様に命を受けていた。しかしマ・クベはこの言葉で以て命令を突っ撥ねてしまう。そして彼は自ら[[ギャン]]に搭乗し、死地へと踏み出していく……。 | | :『THE ORIGIN』より。オデッサ鉱山基地の陥落が決定的となった際には、[[ギレン・ザビ|ギレン閣下]]から地球の主要都市に水爆を投下する様に命を受けていた。しかしマ・クベはこの言葉で以て命令を突っ撥ねてしまう。そして彼は自ら[[ギャン]]に搭乗し、死地へと踏み出していく……。 |
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| <!-- :説明 --> | | <!-- :説明 --> |
| <!-- キャラクターソングやゲーム作品での専用戦闘BGM等がある場合、任意で記述してください。 --> | | <!-- キャラクターソングやゲーム作品での専用戦闘BGM等がある場合、任意で記述してください。 --> |
− | <!-- == 余談 == -->
| + | == 余談 == |
| + | *マ・クベといえば壺というまでに彼の代名詞として知られている。壺は非常に高度な家具であり調度品でもある。それぞれの時代や地方によって様々な様式や技法、塗料や釉薬といった特色があり、素材や文様なども含めれば技術と歴史の塊のようなものなのだそう。また、よい壺は「土(環境)」「職人(人材)」「施設(富)」の3つが揃わなければ作れないとも言われ、文化的な価値は計り知れない。 |
| + | **ORIGIN版のマ・クベは壺以外の様々な芸術・文化に精通しており、壺マニアというよりは、彼が価値を見出すものの最も明らかなものが壺であっただけ、というのが実際のところのようだ。 |
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| <!-- == 商品情報 == --> | | <!-- == 商品情報 == --> |