ビルゴ³

ビルゴ³
読み ビルゴキューブ
外国語表記 VIRGO CUBE
登場作品 新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST
デザイナー 石垣純哉
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スペック
別表記 ビルゴIII
分類 モビルドール
生産形態 量産機
型式番号 OZ-04MD
頭頂高 16.3m
本体重量 7.3t
装甲材質 ガンダニュウム合金
開発組織 P3
所属 P3
主なパイロット 無人 (モビルドールAI)
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概要編集

ツバロフ・ビルモンが残したデータを元にP3 (パーフェクト・ピース・ピープル)が開発したビルゴシリーズの発展型。機体のナンバリングである「³」は英語で「3乗 (Cube)」を意味する[1]

機体性能自体はビルゴIIと大きく変わらないが、兵装と戦闘プログラムの改良が行われている。主武装にはアダプター式のビームキャノンを採用し、プラネイトディフェンサーは数こそ減ったものの、出力を向上させたモデルを装備している。ライトウェイトタイプとして開発されているためビルゴと同じくバックパックを有さないが、機動力はビルゴIIから向上している。また後頭部が伸びた外観が特徴的である。

秘密裏にP3が戦力として量産していた機体であるが、その開発の経緯は不明である。

登場作品と操縦者編集

新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST
初登場作品。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz (小説版・漫画版)
マリーメイア軍ブリュッセルを占拠した際、プリベンターの一員がウルカヌスに接触。レディ・アンが本機の起動を促すもゼクスに制止されたため、起動する事無く役目を終えた。

装備・機能編集

特殊機能編集

MDシステム
モビルスーツの自律行動を可能とするシステム。ビルゴIIの物からさらに改良が加えられており、少数でガンダムを苦戦させる性能を発揮している。

武装・必殺攻撃編集

ビームキャノン
腕部にアダプターを介して装備されている大出力ビームキャノン。ケーブルは肩部に繋がれている。
ビームサーベル
両肩部に計2本装備されているビームサーベル。
プラネイトディフェンサー
両肩部に計2基装備されている円盤状の防御用フィールドジェネレーター。数は少ないが1基あたりのサイズが従来の物より大型の改良型で、出力も向上により防御範囲も拡大されているため、総合的な防御力は強化されている。

対決・名場面編集

関連機体編集

OZ-02MD-X3
『G-UNIT オペレーション・ガリアレスト』にデータとして登場する機体。本機と形状がほぼ同型で、ビクターがこの機体のデータを入手していたことから本機のベースになった機体と思われる。
ビルゴIIIアストリア
ディズヌフ・ノイエンハイムが本機を改造した機体。有人でも運用ができるようコックピットが設置されている。
ビルゴ / ビルゴII
従来のビルゴシリーズの機体。
ビルゴIV
ノイエンハイム・コンツェルンが開発したビルゴシリーズの機体。

商品情報編集

リンク編集

脚注編集

  1. 公式資料を含め、媒体によって「III (スリー)」が用いられる