差分

1,458 バイト追加 、 2023年6月30日 (金) 13:11
52行目: 52行目:  
ティターンズでは[[強化人間]]専用機などの高スペック機の開発が優先され、一般パイロット向けの機体は[[ハイザック]]や[[マラサイ]]に留まっていた。これは[[グリプス戦役]]の長期化による主力機の旧式化によって顕著になり、新たな主力量産機の必要性が求められ開発されたのがバーザムである。既存機とのパーツ共有によって高い生産性を誇り、短期間での大量生産が可能という特徴を持つ。携行武装についても、専用武装の他に連邦系MSの装備も一通り使用する事ができた。
 
ティターンズでは[[強化人間]]専用機などの高スペック機の開発が優先され、一般パイロット向けの機体は[[ハイザック]]や[[マラサイ]]に留まっていた。これは[[グリプス戦役]]の長期化による主力機の旧式化によって顕著になり、新たな主力量産機の必要性が求められ開発されたのがバーザムである。既存機とのパーツ共有によって高い生産性を誇り、短期間での大量生産が可能という特徴を持つ。携行武装についても、専用武装の他に連邦系MSの装備も一通り使用する事ができた。
   −
[[ガンダムMk-II]]の量産計画を[[ニューギニア基地]]が引き継ぐ形で開発されているが、脚部構造やモノアイなどは[[ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]]]のデータがフィードバックされているなど、各所に[[TR計画]]で確立された技術が使用されている。TR計画では、本機は[[ガンダムTR-S[ヘイズルフレア]]]の簡易量産機としての側面を持ち、ヘイズルフレアがロールアウトされるまでの繋ぎであるとされる。胴体と腰部が一体化した構造は[[ガンダムTR-6[キハールII]]]の設計思想を簡略化したものであり、胸部内には緊急脱出ポッド[プリムローズII]が格納されている。
+
[[ガンダムMk-II]]の量産計画を[[ニューギニア基地]]が引き継ぐ形で開発されているが、脚部構造やモノアイなどは[[ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]]]のデータがフィードバックされているなど、各所に[[TR計画]]で確立された技術が使用されている。TR計画では、本機は[[ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]]]の簡易量産機としての側面を持ち、ヘイズルフレアがロールアウトされるまでの繋ぎであるとされる。胴体と腰部が一体化した構造は[[ガンダムTR-6[キハールII]]]の設計思想を簡略化したものであり、胸部内には緊急脱出ポッド[プリムローズII]が格納されている。
    
胴体の特殊な形状ゆえに小型に見えるが、四肢のサイズは通常のMSと同等であり、機体全高は一般的な機体よりも大型であった。股関節部にソケット状のパーツを有しているが、これはエネルギー・コネクターとして使用されるという。
 
胴体の特殊な形状ゆえに小型に見えるが、四肢のサイズは通常のMSと同等であり、機体全高は一般的な機体よりも大型であった。股関節部にソケット状のパーツを有しているが、これはエネルギー・コネクターとして使用されるという。
65行目: 65行目:  
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
 
;[[ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者]]
 
:作者の神野淳一氏がバーザム推しであり「複数のネームドパイロットが搭乗、武装違いの機体が複数登場、エゥーゴのエースパイロット相手に渡り合う」等々、活躍の場が多く描かれている。本機が優遇されている作品の一つ。
 
:作者の神野淳一氏がバーザム推しであり「複数のネームドパイロットが搭乗、武装違いの機体が複数登場、エゥーゴのエースパイロット相手に渡り合う」等々、活躍の場が多く描かれている。本機が優遇されている作品の一つ。
;[[A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-]]
+
;[[A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-]]
 
:藤岡建機氏により再びデザインが一新。全体的に細身ながらΖ版寄りのデザインとなり、換装によるバリエーション機が増えた。作中では[[レジオン]]が鹵獲した機体を主力機として運用している。
 
:藤岡建機氏により再びデザインが一新。全体的に細身ながらΖ版寄りのデザインとなり、換装によるバリエーション機が増えた。作中では[[レジオン]]が鹵獲した機体を主力機として運用している。
 
;[[機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス]]
82行目: 82行目:  
;[[プリムローズ|プリムローズII]]
 
;[[プリムローズ|プリムローズII]]
 
:緊急脱出ポッド「プリムローズ」の完成形。A.O.Z版デザインの機体に搭載されており、胸部複合装甲の下に内蔵される。
 
:緊急脱出ポッド「プリムローズ」の完成形。A.O.Z版デザインの機体に搭載されており、胸部複合装甲の下に内蔵される。
 +
;換装
 +
:バーザムのバックパック中心部には、小型オプション用の取り付けラッチが設けられ、各種装備を装着可能。フルドドⅡをはじめ、固定時に強度が必要になる大型オプションを装着する場合は、バックパックを取り外して背骨部のドラムフレームに直接装着する。
    
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
95行目: 97行目:  
:[[ジムII]]と同様の装備。『審判のメイス』や『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場する機体が装備。
 
:[[ジムII]]と同様の装備。『審判のメイス』や『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場する機体が装備。
 
;BAUVA・XBR-M-8C2 ビーム・ライフル
 
;BAUVA・XBR-M-8C2 ビーム・ライフル
:ガンダムMk-IIと同様の装備。『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場する機体が装備。
+
:ガンダムMk-IIと同様の装備。『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場する機体が装備。一部ゲーム作品でも使用されている。
 
;シールド
 
;シールド
 
:[[ジムII]]と同様の装備。『審判のメイス』に登場する機体が装備。
 
:[[ジムII]]と同様の装備。『審判のメイス』に登場する機体が装備。
113行目: 115行目:  
:『[[ガンダムビルドファイターズ バトローグ]]』に登場。ガンダムMk-II (エゥーゴカラー)に似た配色のバーザム。
 
:『[[ガンダムビルドファイターズ バトローグ]]』に登場。ガンダムMk-II (エゥーゴカラー)に似た配色のバーザム。
 
;バーザム (A.O.Z版)
 
;バーザム (A.O.Z版)
:『[[ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに]]』に登場。藤岡建機氏によりリデザインされた。上記の近藤版や改がMk-IIの意匠があったのに対し、本機は「[[ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]]]の簡易量産機」としてデザインされ、TV版に近い体型になっており、胴体に脱出ポッド[[プリムローズII]]が内蔵されている。
+
:『[[ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに]]』に登場。藤岡建機氏デザインのバーザム。上記の近藤版や改にMk-IIの意匠があったのに対し、TV版に近い体型になっているのが特徴。
;[[バーザム (レジオン鹵獲仕様)]]
+
;バーザム (A.O.Ζ Re-boot版)  / [[バーザム (レジオン鹵獲仕様)]]
:『[[A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-]]』に登場。上記のA.O.Z版が基になっており、脚部や股間部といった一部形状が変更されている。
+
:『[[A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-]]』に登場。上記のA.O.Z版のリデザイン版であり、「[[ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]]]の簡易量産機」として再設定され、胴体に脱出ポッド「[[プリムローズII]]」が内蔵されている。加えてA.O.Ζ版よりも細身の体型となった。ティターンズ仕様とレジオン仕様の2通りあり、それぞれで脚部や股間部の形状に差異がある。
 +
:;[[アクア・バーザム]] / [[アクア・バーザム (レジオン仕様)]]
 +
::強化パーツ「[[アクア・ハンブラビII]]」を装備した水中戦仕様。
 +
:;バーザム・ブラックヘアーズ特殊任務仕様
 +
::ティターンズの特殊部隊「[[ブラックヘアーズ]]」に配備された先行配備型にあたる機体。部隊カラーである黒に塗装されている他、頭部へのバイザーの装着、胸部の追加装甲、機動力強化など様々な装備が施された特殊部隊仕様となっている。
 +
:;[[バーザム SSD実験仕様]]
 +
::エゥーゴが鹵獲・改修したバーザムにフレアユニットを追加装備した大気圏内降下運用実験仕様。
 +
:;[[バーベイン]]
 +
::脚部を[[ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII]]]の強化パーツに換装した高機動バリエーション。
    
=== 系列機・派生機など ===
 
=== 系列機・派生機など ===
160行目: 170行目:  
[[Category:機動戦士ムーンガンダム]]
 
[[Category:機動戦士ムーンガンダム]]
 
[[Category:ガンダムビルドファイターズトライ]]
 
[[Category:ガンダムビルドファイターズトライ]]
[[Category:A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢-]]
+
[[Category:A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-]]
5,511

回編集