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326 バイト追加 、 2016年6月28日 (火) 18:35
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[[UE]]([[ヴェイガン]])に所属している人物。<br />[[モビルスーツ]]を手足のように扱う程の非常に高い操縦技量を持つ[[Xラウンダー]]である。<br />無邪気な性格をしているが、それ故に戦闘を「楽しいゲーム」程度(一応、「命のやり取り」と言う認識は持っているが、「だから楽しい」と思っている)に認識しているなど残忍な一面を垣間見せる。「エデンの住人として認められた存在」として優遇されて育ったためか、第一部、第二部通して精神的に未熟で傲慢であり、敗北するなど思い通りに行かない事があると物に当たる癖がある。この性格ゆえに[[ギーラ・ゾイ]]は彼を持て余し、血の繋がった弟である[[ゼハート・ガレット]]からも厄介者扱いされていた。<br />第一部では主人公以上の技量を持つライバルであったが、第二部では弟のゼハートを見下すも既に自分よりも上位に昇進していたり、宿敵のフリットに固執するが、25年ぶりの再会での戦闘では圧倒され、敗北原因を機体のせいにして、仲間の敵討ちに燃える[[マジシャンズ8]]を焚きつけて勝手に出撃するもフリットにはまともに相手にされず、友軍機を落とされて敵を一人も倒せずに撤退、友軍機を捨て駒にして宿敵のフリットと戦う事なく最後は弟に見捨てられると言う小者に成り果てていた。<br />しかし、パイロットとしては優秀でウルフとアセムを二対一で圧倒出来るが、フリットが相手だと途端に弱くなり、MSの護衛の無いディーヴァを落とす事すら出来ない(恐らく感情的になり過ぎて猪武者の様に突撃してしまい、デシルの動きを読んで理論的な攻め方をするフリットに後れを取ってしまう為と思われる)。<br />また、第一部ではユリンを、第二部ではウルフを殺し、結果としてフリットのXラウンダー能力、アセムの[[スーパーパイロット]]としての技量を完全に目覚めさせる結果となっている。<br />尚、第一部で一度、フリットから[[AGEシステム|AGEデバイス]]を盗んでガンダムAGE-1に勝手に乗り、ガフランと交戦した後に返しているが、この時にガンダムAGE-1を乗り逃げしていれば、アンバットを落とされる事も後のガンダムの後継機も現れる事もなく、戦争はヴェイガンの勝利でほぼ確定していたと言っても良い(ガンダムを奪わなかったのは、乗機である[[ゼダス]]に遠く及ばないと思っていただけなのかもしれない。後に[[コウモリ退治戦役|アンバット攻略戦]]でそのガンダムに敗れることになるのは皮肉な話である)。
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[[UE]]([[ヴェイガン]])に所属している人物。<br />[[モビルスーツ]]を手足のように扱う程の非常に高い操縦技量を持つ[[Xラウンダー]]である。<br />無邪気な性格をしているが、それ故に戦闘を「楽しいゲーム」程度(一応、「命のやり取り」と言う認識は持っているが、「だから楽しい」と思っている)に認識しているなど残忍な一面を垣間見せる。「エデンの住人として認められた存在」として優遇されて育ったためか、第一部、第二部通して精神的に未熟で傲慢であり、敗北するなど思い通りに行かない事があると物に当たる癖がある。この性格ゆえに[[ギーラ・ゾイ]]は彼を持て余し、血の繋がった弟である[[ゼハート・ガレット]]からも厄介者扱いされていた。<br />第一部では主人公以上の技量を持つライバルであったが、第二部では弟のゼハートを見下すも既に自分よりも上位に昇進していたり、宿敵のフリットに固執するが、25年ぶりの再会での戦闘では圧倒され、敗北原因を機体のせいにして、仲間の敵討ちに燃える[[マジシャンズ8]]を焚きつけて勝手に出撃するもフリットにはまともに相手にされず、友軍機を落とされて敵を一人も倒せずに撤退、友軍機を捨て駒にして宿敵のフリットと戦う事なく最後は弟に見捨てられると言う小者に成り果てていた。<br />しかし、パイロットとしては優秀でウルフとアセムを二対一で圧倒出来るが、フリットが相手だと途端に弱くなり、MSの護衛の無いディーヴァを落とす事すら出来ない(恐らく感情的になり過ぎて猪武者の様に突撃してしまい、デシルの動きを読んで理論的な攻め方をするフリットに後れを取ってしまう為と思われる)。<br />また、第一部ではユリンを、第二部ではウルフを殺し、結果としてフリットのXラウンダー能力、アセムの[[スーパーパイロット]]としての技量を完全に目覚めさせる結果となっている。<br />尚、第一部で一度、フリットから[[AGEシステム|AGEデバイス]]を盗んでガンダムAGE-1に勝手に乗り、ガフランと交戦した後に返しているが、この時にガンダムAGE-1を乗り逃げしていれば、アンバットを落とされる事も後のガンダムの後継機も現れる事もなく、戦争はヴェイガンの勝利でほぼ確定していたと言っても良い(ガンダムを奪わなかったのは、乗機である[[ゼダス]]に遠く及ばないと思っていただけなのかもしれない。後に[[コウモリ退治戦役|アンバット攻略戦]]でそのガンダムに敗れることになるのは皮肉な話である)。一人称は「僕」だったが、成人の場合は「俺」に変化した。
    
小説版ではビッグリング防衛戦が省かれていた為、ノートラム攻防戦の前にコールドスリープから目覚めている。その為、作中ではノートラム防衛線にしか出撃はしていない。それ故、フリットとは一度も戦場で戦う事は無かった。コールドスリープから目覚めた時には弟のゼハートにAGEシステムを手に入れる機会を捨てた事を皮肉られ、逆上して手を上げ、ゼハートからはXラウンダーが人類の退化である象徴として見られていた。最後はウルフを殺した後にアセムのウルフファングの前に敗北してダウネスを地球に落とそうとするが、アセムとゼハートの二人に敗北し戦死している。
 
小説版ではビッグリング防衛戦が省かれていた為、ノートラム攻防戦の前にコールドスリープから目覚めている。その為、作中ではノートラム防衛線にしか出撃はしていない。それ故、フリットとは一度も戦場で戦う事は無かった。コールドスリープから目覚めた時には弟のゼハートにAGEシステムを手に入れる機会を捨てた事を皮肉られ、逆上して手を上げ、ゼハートからはXラウンダーが人類の退化である象徴として見られていた。最後はウルフを殺した後にアセムのウルフファングの前に敗北してダウネスを地球に落とそうとするが、アセムとゼハートの二人に敗北し戦死している。
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:スペースコロニー・[[ノーラ]]にて[[フリット・アスノ]]の[[ガンダムAGE-1 ノーマル]]と交戦するが、始めは優位に立っていたものの[[ユリン・ルシェル]]の協力で手こずる。その後、突如撤退した。<br />スペースコロニー・[[ファーデーン]]にて事故を装ってフリットと接触した際、彼に連れられて[[ディーヴァ]]に行き、怪我の手当てを受ける。MS格納庫を見学中にファーデーンに[[ガフラン]]2機が接近してくると一瞬の隙を突いてAGEデバイスを盗み、無断でAGE-1で出撃。7歳という幼い年齢にも関わらずガフランをたやすく撃墜し、自分を止める為に後を追ってきたフリットの[[ジェノアス]]を翻弄する。戦闘終了後、機体とAGEデバイスを返却して[[ギーラ・ゾイ|ヤーク・ドレ]]の元へ戻った。<br />ファーデーンへの大規模攻撃で[[ガンダムAGE-1 スパロー]]の攻撃で敗北。その雪辱を晴らすべく[[ミンスリー]]にいたユリンを拉致し、アンバット攻防戦で彼女を[[ファルシア]]に乗せて強引に戦線に駆りだした。そうして葛藤するフリットとユリンを嘲笑いつつ手玉に取っていたが、フリットへのトドメを刺す最後の瞬間にユリンがファルシアのコントロールを奪回し、フリットの盾になった彼女を撃破してしまう。彼女を最後までゲームの駒として扱った事に激怒したフリットに圧倒され、機体が行動不能に追い込まれる。敗北という現実を受け入れられないまま宇宙を漂流していった。
 
:スペースコロニー・[[ノーラ]]にて[[フリット・アスノ]]の[[ガンダムAGE-1 ノーマル]]と交戦するが、始めは優位に立っていたものの[[ユリン・ルシェル]]の協力で手こずる。その後、突如撤退した。<br />スペースコロニー・[[ファーデーン]]にて事故を装ってフリットと接触した際、彼に連れられて[[ディーヴァ]]に行き、怪我の手当てを受ける。MS格納庫を見学中にファーデーンに[[ガフラン]]2機が接近してくると一瞬の隙を突いてAGEデバイスを盗み、無断でAGE-1で出撃。7歳という幼い年齢にも関わらずガフランをたやすく撃墜し、自分を止める為に後を追ってきたフリットの[[ジェノアス]]を翻弄する。戦闘終了後、機体とAGEデバイスを返却して[[ギーラ・ゾイ|ヤーク・ドレ]]の元へ戻った。<br />ファーデーンへの大規模攻撃で[[ガンダムAGE-1 スパロー]]の攻撃で敗北。その雪辱を晴らすべく[[ミンスリー]]にいたユリンを拉致し、アンバット攻防戦で彼女を[[ファルシア]]に乗せて強引に戦線に駆りだした。そうして葛藤するフリットとユリンを嘲笑いつつ手玉に取っていたが、フリットへのトドメを刺す最後の瞬間にユリンがファルシアのコントロールを奪回し、フリットの盾になった彼女を撃破してしまう。彼女を最後までゲームの駒として扱った事に激怒したフリットに圧倒され、機体が行動不能に追い込まれる。敗北という現実を受け入れられないまま宇宙を漂流していった。
 
;[[機動戦士ガンダムAGE]](第二部)
 
;[[機動戦士ガンダムAGE]](第二部)
:コールドスリープで寝ていた為、正式な年齢は分からないが成人した姿で登場。<br />弟である[[ゼハート・ガレット]]が[[フェザール・イゼルカント]]の命によって地球攻撃軍総司令官に着任した直後、コールドスリープから目覚める。残忍な内面は変わっていないものの、フリットに敗北し、宇宙を漂流したためか以前の無邪気な性格から一転、粘着質で陰気な性格になってしまっている。もはやフリットを自身の手で倒す事しか念頭になくなっていて、そのためにゼハートの意に背いて何度も戦闘を仕掛けていた。ノートラム攻防戦においてアセムを庇ったウルフを撃破したところで、激怒したアセムによって完膚なきまでに叩きのめされ、最終的に自分の敗北を受け入れられずに絶叫しながら死亡した。
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:コールドスリープで寝ていた為、正式な年齢は分からないが成人した姿で登場。もう一人称は「俺」になっている。<br />弟である[[ゼハート・ガレット]]が[[フェザール・イゼルカント]]の命によって地球攻撃軍総司令官に着任した直後、コールドスリープから目覚める。残忍な内面は変わっていないものの、フリットに敗北し、宇宙を漂流したためか以前の無邪気な性格から一転、粘着質で陰気な性格になってしまっている。もはやフリットを自身の手で倒す事しか念頭になくなっていて、そのためにゼハートの意に背いて何度も戦闘を仕掛けていた。ノートラム攻防戦においてアセムを庇ったウルフを撃破したところで、激怒したアセムによって完膚なきまでに叩きのめされ、最終的に自分の敗北を受け入れられずに絶叫しながら死亡した。
 
;[[機動戦士ガンダムAGE]](第四部)
 
;[[機動戦士ガンダムAGE]](第四部)
 
:精神的に追い詰められたゼハートが見た幻影として登場する。他の幻影はゼハートにエデンを託す事を言う中、ゼハートを後押ししているのか嘲笑っているのか、どちらとも取れる発言をしている。
 
:精神的に追い詰められたゼハートが見た幻影として登場する。他の幻影はゼハートにエデンを託す事を言う中、ゼハートを後押ししているのか嘲笑っているのか、どちらとも取れる発言をしている。
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=== 第二部 ===
 
=== 第二部 ===
 
;[[ゼハート・ガレット]]
 
;[[ゼハート・ガレット]]
:弟。自分より下だと思っていたが、コールドスリープから目覚めた時には地球制圧軍の総司令となっていた。
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:弟。自分より下だと思っていたが、コールドスリープから目覚めた時には地球制圧軍の総司令となっていた。第四部では影となった死亡者であった。
 
;[[アセム・アスノ]]
 
;[[アセム・アスノ]]
 
:当初は歯牙にもかけなかったが「フリットの息子を殺せば彼が怒り狂う」という嗜虐心に駆られて彼も標的とするようになる。が、ノートラム攻防戦で逆に彼に撃破される。
 
:当初は歯牙にもかけなかったが「フリットの息子を殺せば彼が怒り狂う」という嗜虐心に駆られて彼も標的とするようになる。が、ノートラム攻防戦で逆に彼に撃破される。
 
;[[マジシャンズ8]]
 
;[[マジシャンズ8]]
 
:フリットと戦う為に利用したり、アセムを倒すために利用する。
 
:フリットと戦う為に利用したり、アセムを倒すために利用する。
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=== 第四部 ===
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;[[ダズ・ローデン]]
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:ゼハートの暗転に登場。
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;[[ドール・フロスト]]
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:ゼハートの暗転に登場。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== 第四部 ===
 
=== 第四部 ===
;「この俺を'''陥れた'''お前がまさか、この程度で怖気づいているわけないよなぁ?」
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;「この俺を'''陥れた'''お前がまさか、この程度で怖気づいてるわけないよなぁ?」
 
:ラ・グラミス攻防戦の時にゼハートが見た幻影として出て来た時のセリフ。ちなみにゼハートはデシルに対しては文字通り「'''何もしていない'''」のだが、死んでも尚、自分の実力が劣り敗北した事を認めてはいなかった。
 
:ラ・グラミス攻防戦の時にゼハートが見た幻影として出て来た時のセリフ。ちなみにゼハートはデシルに対しては文字通り「'''何もしていない'''」のだが、死んでも尚、自分の実力が劣り敗北した事を認めてはいなかった。
 
;「兄に勝る弟など……」
 
;「兄に勝る弟など……」
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