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サイズ変更なし 、 2023年9月11日 (月) 21:22
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これらの機体の多くは補充用として様々な地域へ配備されたため、生産数そのものは多くはなかったが、[[モビルスーツ]]の配備自体が先送りにされていた部隊などには小隊規模で供給されているケースもあり、トータルでの実働実績は相当数に上る。特にジム・コマンドは主戦場を除く地域に配備されるケースが多く見受けられた。
 
これらの機体の多くは補充用として様々な地域へ配備されたため、生産数そのものは多くはなかったが、[[モビルスーツ]]の配備自体が先送りにされていた部隊などには小隊規模で供給されているケースもあり、トータルでの実働実績は相当数に上る。特にジム・コマンドは主戦場を除く地域に配備されるケースが多く見受けられた。
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RGM-79Gは[[スペースコロニー]]内と周辺宙域での運用を想定した拠点防衛用に特化されており、「コロニー戦仕様」とも呼ばれている。同系統の79D、79GSとともに各コロニーの防空、防衛用として中立勢力を含むコロニーの港湾設備の警備や補修などにも用いられた他、地上においては極地など戦略上の重要度が低い地域の通信施設の防衛などのために配備されていた<ref>こういった極端に艦橋が異なる領域に率先して同系機が配備されたのは、次期主力量産機開発に用いる基礎データの収集を目的としたためとされる。</ref>。スペック的には[[ゲルググ]]に匹敵すると言われているが、緊急性が低い領域へ多く配備されていたためか、各機能が抑制されている場合が多く、ポテンシャルを充分に発揮出来ない局面も多かったとされている。
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RGM-79Gは[[スペースコロニー]]内と周辺宙域での運用を想定した拠点防衛用に特化されており、「コロニー戦仕様」とも呼ばれている。同系統の79D、79GSとともに各コロニーの防空、防衛用として中立勢力を含むコロニーの港湾設備の警備や補修などにも用いられた他、地上においては極地など戦略上の重要度が低い地域の通信施設の防衛などのために配備されていた<ref>こういった極端に環境が異なる領域に率先して同系機が配備されたのは、次期主力量産機開発に用いる基礎データの収集を目的としたためとされる。</ref>。スペック的には[[ゲルググ]]に匹敵すると言われているが、緊急性が低い領域へ多く配備されていたためか、各機能が抑制されている場合が多く、ポテンシャルを充分に発揮出来ない局面も多かったとされている。
    
ジム・コマンドは各装甲やランドセルなどの換装も比較的容易であり、基礎構造にほとんど手を加える事なく仕様の変更が可能であった。コロニー戦仕様は運用環境の都合上、過剰な破壊力を抑制する事をコンセンサスとしており、各バーニアスラスターはコロニー内稼働への最適化シミュレーションに基づいて配置され、バックパックはサーベルラックデバイスを持たない代わりに各種センサーなどが増設されている。
 
ジム・コマンドは各装甲やランドセルなどの換装も比較的容易であり、基礎構造にほとんど手を加える事なく仕様の変更が可能であった。コロニー戦仕様は運用環境の都合上、過剰な破壊力を抑制する事をコンセンサスとしており、各バーニアスラスターはコロニー内稼働への最適化シミュレーションに基づいて配置され、バックパックはサーベルラックデバイスを持たない代わりに各種センサーなどが増設されている。
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