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40 バイト追加 、 2019年12月19日 (木) 21:37
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*センサー有効半径:不明
 
*センサー有効半径:不明
 
*開発組織:[[木星共和国]](ベース機)、[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]](改修)
 
*開発組織:[[木星共和国]](ベース機)、[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]](改修)
*主なパイロット:[[フォント・ボー]]、[[ハロロ]]
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*主なパイロット:[[フォント・ボー]]、[[ハロロ]]、[[ベルナデット・ドゥカチ]]
    
[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]の試作型[[モビルスーツ]]。「[[サウザンド・カスタム]]」の1機である[[ファントム]]の改修機である。<br />[[ザンスカール帝国]]が[[マリア・シティ]]に向けて発射した核ミサイルの迎撃の為に巡航形態「蜃気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)」へと無理矢理変形し、更に超高速飛行まで行った結果、決して小さくはない損傷を負っていた事から[[クロスボーン・ガンダム ゴースト|クロスボーン・ガンダムX0]]と共に[[サナリィ]]の補給船からサルベージした[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]、[[クロスボーン・ガンダムX2|X2]]用の予備パーツを使って改修を行っている(ちなみにパーツの転用は容易だったとされているが、これはファントムが[[クロスボーン・ガンダム]]と同系列の機体である[[レコードブレイカー]]を設計ベースの一つとしていた為である)。全体的なシルエットは以前とそれ程変わりなく、二段階強制放熱やファントムライトの使用も可能。巡航形態へも最初から[[可変モビルスーツ|変形]]できるようになっている。<br />主に顔と上腕部、腰部、大腿部、脹脛部、バックパックの形状が変更されており、特に顔は2本のスリットが入ったガンダムフェイスへと変化してよりガンダムらしい外見となった。またセンサー系もクロスボーン・ガンダムと同じ物に換装されていて、この事からカメラもモノアイではなくツインアイになっていると思われる。腰部と脹脛部は巡航形態時の飛行性能とファントムライトの稼働効率の向上を目的として、それぞれサブスラスターの追加とダクトの大型化が行われた。バックパックは装甲が張り替えられ、強制冷却カートリッジの搭載数も増加したが内部はあまり変化はない。しかし、これによって軽量化されると共に強制冷却材の循環機能が高まっている。他にも巡航形態時に多目的攻撃兵装「クジャク」をマウントする為のジョイントアーム「シザーハンガー」が追加され、X0との合体が可能である(合体といっても、実際にはマウントしたクジャクにぶら下がっているだけなのだが)。<br />武装はフレイムソードに加えて新たにサイドスカートを「フレイムライフル」として使えるようにしている。しかし[[Iフィールド]]の影響で発射したビームが曲がってしまう為、通常のビームライフルとしては使い勝手が最悪である。<br />最大の特徴である銀色の装甲はレアメタルによるコーティングであり、実弾・ビームの双方に対して効果がある。また、高い機動性を発揮できるようコクピットには特殊な対Gシステムを搭載している。この二つはどちらも[[カーティス・ロスコ]]らが外惑星探査で得た成果が活かされている。<br />改修されたとはいえ性能自体はそれ程向上した訳ではないが、それでも運用次第で戦局を大きく左右する程の力を持つ機体である事には変わりなく、戦力の少ない海賊軍にとってはまさに「切り札」たる存在である。
 
[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]の試作型[[モビルスーツ]]。「[[サウザンド・カスタム]]」の1機である[[ファントム]]の改修機である。<br />[[ザンスカール帝国]]が[[マリア・シティ]]に向けて発射した核ミサイルの迎撃の為に巡航形態「蜃気楼鳥(ミラージュ・ワゾー)」へと無理矢理変形し、更に超高速飛行まで行った結果、決して小さくはない損傷を負っていた事から[[クロスボーン・ガンダム ゴースト|クロスボーン・ガンダムX0]]と共に[[サナリィ]]の補給船からサルベージした[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]、[[クロスボーン・ガンダムX2|X2]]用の予備パーツを使って改修を行っている(ちなみにパーツの転用は容易だったとされているが、これはファントムが[[クロスボーン・ガンダム]]と同系列の機体である[[レコードブレイカー]]を設計ベースの一つとしていた為である)。全体的なシルエットは以前とそれ程変わりなく、二段階強制放熱やファントムライトの使用も可能。巡航形態へも最初から[[可変モビルスーツ|変形]]できるようになっている。<br />主に顔と上腕部、腰部、大腿部、脹脛部、バックパックの形状が変更されており、特に顔は2本のスリットが入ったガンダムフェイスへと変化してよりガンダムらしい外見となった。またセンサー系もクロスボーン・ガンダムと同じ物に換装されていて、この事からカメラもモノアイではなくツインアイになっていると思われる。腰部と脹脛部は巡航形態時の飛行性能とファントムライトの稼働効率の向上を目的として、それぞれサブスラスターの追加とダクトの大型化が行われた。バックパックは装甲が張り替えられ、強制冷却カートリッジの搭載数も増加したが内部はあまり変化はない。しかし、これによって軽量化されると共に強制冷却材の循環機能が高まっている。他にも巡航形態時に多目的攻撃兵装「クジャク」をマウントする為のジョイントアーム「シザーハンガー」が追加され、X0との合体が可能である(合体といっても、実際にはマウントしたクジャクにぶら下がっているだけなのだが)。<br />武装はフレイムソードに加えて新たにサイドスカートを「フレイムライフル」として使えるようにしている。しかし[[Iフィールド]]の影響で発射したビームが曲がってしまう為、通常のビームライフルとしては使い勝手が最悪である。<br />最大の特徴である銀色の装甲はレアメタルによるコーティングであり、実弾・ビームの双方に対して効果がある。また、高い機動性を発揮できるようコクピットには特殊な対Gシステムを搭載している。この二つはどちらも[[カーティス・ロスコ]]らが外惑星探査で得た成果が活かされている。<br />改修されたとはいえ性能自体はそれ程向上した訳ではないが、それでも運用次第で戦局を大きく左右する程の力を持つ機体である事には変わりなく、戦力の少ない海賊軍にとってはまさに「切り札」たる存在である。