差分

2,085 バイト追加 、 2020年12月16日 (水) 00:26
編集の要約なし
35行目: 35行目:  
頭部センサーは量産機に採用されている複合複眼式マルチセンサーではない独自の全方位センサーが採用されている。これは可視領域の光学情報と、赤外線などの不可視領域の情報を同時に感知・処理できる物であり、索敵能力が大幅に向上している。また、[[ビーム・ローター]]は従来の4枚翼ではなく、効率化した3枚翼の試作型が装備されている。バックパックはスタビライザー状の装甲板を有する大型の物であり、高推力により機動性や運動性にも優れている。
 
頭部センサーは量産機に採用されている複合複眼式マルチセンサーではない独自の全方位センサーが採用されている。これは可視領域の光学情報と、赤外線などの不可視領域の情報を同時に感知・処理できる物であり、索敵能力が大幅に向上している。また、[[ビーム・ローター]]は従来の4枚翼ではなく、効率化した3枚翼の試作型が装備されている。バックパックはスタビライザー状の装甲板を有する大型の物であり、高推力により機動性や運動性にも優れている。
   −
[[ゾロ]]は対MS戦において火力不足であることを指摘されていたため、本機は固定武装を追加することで火力の向上が図られている。装甲はテスト段階の新素材が使用されており、特にコックピット部は胸部内蔵火器の荷電粒子から保護するために頑丈な構造となっている。
+
[[ゾロ]]は対MS戦において火力不足であることを指摘されていたため、本機は固定武装を追加することで火力の向上が図られているが、火力の高い武器は有しておらず、依然として火力不足は解消されていない。装甲はテスト段階の新素材が使用されており、特にコックピット部は胸部内蔵火器の荷電粒子から保護するために頑丈な構造となっている。
    
本機は実験機であるため量産化はされなかったが、本機のデータは[[ドムットリア]]の新型ビーム・ローターに活かされている。
 
本機は実験機であるため量産化はされなかったが、本機のデータは[[ドムットリア]]の新型ビーム・ローターに活かされている。
41行目: 41行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
:
+
:第5話で登場。[[ラゲーン基地]]の格納庫に最低3機置かれているのが確認できる。それまでの[[リガ・ミリティア]]との戦いで戦友[[ライオール・サバト|サバト]]を失い、復讐に燃える[[ガリー・タン]]はその内、組み立てが終わったばかりの1機に整備兵を脅迫する形で強引に搭乗。そのまま無断出撃し[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]の合図を頼りにリガ・ミリティアの潜伏場所を見つけ出し爆撃を行った。その後、出撃した[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]の[[Vガンダム]]と交戦の末、互いにサーベルで刺し違えている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
50行目: 50行目:  
:[[シャッコー]]等と同様の試作型ビーム・ライフル。
 
:[[シャッコー]]等と同様の試作型ビーム・ライフル。
 
;ビーム・ガン / [[ビーム・サーベル]]
 
;ビーム・ガン / [[ビーム・サーベル]]
:胸部に計2基収納されているビーム砲。砲身を引き抜くことでビーム・サーベルとしても使用可能。
+
:胸部に計2基収納されているビーム砲。発射時に胸部カバーが開放し、砲身を展開する。砲身を引き抜くことでビーム・サーベルとしても使用可能。ただし『V』作中では代わりにシャッコーの物と思われるグリップがオレンジ色のサーベルを使用している。
 
;[[ビーム・ローター]]
 
;[[ビーム・ローター]]
 
:左腕に装備されている重力下用フライトユニット。発振器を4基から3基に減らした試作タイプ。[[ビーム・シールド]]としても使用できる。
 
:左腕に装備されている重力下用フライトユニット。発振器を4基から3基に減らした試作タイプ。[[ビーム・シールド]]としても使用できる。
 
;マルチ・ランチャー
 
;マルチ・ランチャー
:大腿部装甲内に9発ずつ装備されている対地・対空を目的とした武装。あらゆる種類の弾頭を使用可能。
+
:大腿部装甲内に9発ずつ装備されている対地・対空を目的とした武装。あらゆる種類の弾頭を使用可能。発射時には大腿部の装甲が展開する。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
<!-- ;内容:説明 -->
+
;ゴッゾーラの反撃
 +
:『V』第5話より。入院中に戦友サバトをリガ・ミリティアとの戦いで失ったガリーは、復讐を果たすべく未だ傷の癒えない身を押してゴッゾーラで出撃。リガ・ミリティアに潜入していたクロノクルからの信号弾を発見し、爆撃を開始した。高い火力を持たないリガ・ミリティアを相手に当初は弾幕で圧倒していたガリーだったものの、地上に気を取られている隙を突かれコア・ファイターがVガンダムへと換装する猶予を与えてしまう。それでもVガンダムとサーベル戦を繰り広げ、止めを刺す寸前まで追い込むものの、ウッソの咄嗟の反撃によって相討ちとなり機体を両断されてしまった。直後にビーム・ガンで相手も戦闘不能に追い込んだガリーは大破した機体から這い出し、拳銃を手にVガンダムへ肉薄。その執念にウッソは戦慄を覚えるのだった。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==