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| 原型機 = [[ユニオンフラッグ]]
 
| 原型機 = [[ユニオンフラッグ]]
 
| 改修 = [[レイフ・エイフマン]]
 
| 改修 = [[レイフ・エイフマン]]
| 所属部隊 = [[ユニオン]][[対ガンダム調査隊]] ⇒ [[オーバーフラッグス]]
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| 所属組織 = [[ユニオン]]
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| 所属部隊 = [[対ガンダム調査隊]] ⇒ 第8独立航空戦術飛行隊 ([[オーバーフラッグス]])
 
| 母艦 =  
 
| 母艦 =  
 
| 主なパイロット = [[グラハム・エーカー]]
 
| 主なパイロット = [[グラハム・エーカー]]
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なお、左利きであるグラハムに合わせ、本機はリニアライフルを左腕に、ディフェンスロッドを右腕に装備している。この左右逆転した機体では、火器管制ソフトの書き換えも行われており、ハード・ソフト共にグラハム専用となった。
 
なお、左利きであるグラハムに合わせ、本機はリニアライフルを左腕に、ディフェンスロッドを右腕に装備している。この左右逆転した機体では、火器管制ソフトの書き換えも行われており、ハード・ソフト共にグラハム専用となった。
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主兵装の試作リニアライフルは、[[オーバーフラッグス]]の正式な発足に伴い[[オーバーフラッグ]]と同型の物へと換装された。これにより外見的には(装備の左右逆転以外は)一般的なオーバーフラッグとの違いはなくなったが、機体の改良点が異なる為、同仕様は便宜上、「グラハム専用ユニオンフラッグカスタム オーバーフラッグス仕様」と呼称され、オーバーフラッグとは別機体として扱われている。
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主兵装の試作リニアライフルは、[[オーバーフラッグス]]の正式な発足に伴い[[オーバーフラッグ]]と同型の物へと換装された。これにより外見的には(装備の左右逆転・色の差異以外は)一般的なオーバーフラッグとの違いはなくなったが、機体の改良点が異なる為、同仕様は便宜上、「グラハム専用ユニオンフラッグカスタム オーバーフラッグス仕様」と呼称され、オーバーフラッグとは別機体として扱われている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:ガンダムとの戦闘を想定し、装甲の表面に施された対粒子ビーム用防御コーティング。コーティング剤の色については、黒色の為に機体色が黒になったとする説と、コーティングは無色であり、フラッグの装甲の地色が黒であるとする説の二種類が存在する。
 
:ガンダムとの戦闘を想定し、装甲の表面に施された対粒子ビーム用防御コーティング。コーティング剤の色については、黒色の為に機体色が黒になったとする説と、コーティングは無色であり、フラッグの装甲の地色が黒であるとする説の二種類が存在する。
 
;変形
 
;変形
:飛行形態へと変形可能。フラッグは[[ユニオンリアルド]]とは異なり変形の為に機体の換装を必要としない為、パイロットの技量次第では空中変形も可能となる。空中変形は俗に「グラハムマニューバ(通称:グラハムスペシャル)」と呼ばれる。
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:飛行形態へと変形可能。フラッグは[[ユニオンリアルド]]とは異なり変形の為に機体の換装を必要としない為、パイロットの技量次第では空中変形も可能となる。空中変形は俗に「グラハム・スペシャル(正式名:グラハム・マニューバ。下記参照)」と呼ばれる。
    
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
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:アイリス社の試作したリニアライフル。大型バッテリーを搭載し、使用可能電力を増大させた事で、弾速と威力が格段に向上した。反面、電力チャージに長い時間がかかるという欠点を持ち、それを補う為の連射が可能な低出力モードを備えており、機関内部で弾種ごと切り替えられる。<br/>飛行形態ではアッパーレシーバーとストックが上方に折れ、頭部を覆う形となる。
 
:アイリス社の試作したリニアライフル。大型バッテリーを搭載し、使用可能電力を増大させた事で、弾速と威力が格段に向上した。反面、電力チャージに長い時間がかかるという欠点を持ち、それを補う為の連射が可能な低出力モードを備えており、機関内部で弾種ごと切り替えられる。<br/>飛行形態ではアッパーレシーバーとストックが上方に折れ、頭部を覆う形となる。
 
;新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
 
;新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
:XLR-04を発展させた新型リニアライフル。銃口を3つ持つのが特徴。中央の銃口は200mm大口径高初速弾を発射可能だが、電力チャージに時間がかかる為、連射は出来ない。その弱点を補う為、左右に配された二つの銃口からは、威力は低いが連射性の高い60mm口径弾の発射が可能となっている。<br/>左右にもグリップを配し、60mm口径使用時にはこちらをメインとして使う事もある。その場合、使用グリップに対してもっとも上部に位置する銃口が機能する。砲身中央のクリア部分は特殊ジェルジャケットであり、冷却用の熱変換機能と、外部への防磁機能を持つジェルが封入されている。
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:XLR-04を発展させた新型リニアライフル。銃口を3つ持つのが特徴。中央の銃口は200mm大口径高初速弾を発射可能だが、電力チャージに時間がかかる為、連射は出来ない。その弱点を補う為、左右に配された二つの銃口からは、威力は低いが連射性の高い60mm口径弾の発射が可能となっている。<br/>左右にもグリップを配し、60mm口径使用時にはこちらをメインとして使う事もある。その場合、使用グリップに対してもっとも上部に位置する銃口が機能する。砲身中央のクリア部分は特殊ジェルジャケットであり、冷却用の熱変換機能と、外部への防磁機能を持つジェルが封入されている。なお、冷却ジェルカバーはオーバーフラッグが白色なのに対し、本機の物は識別の為に青色へと変更されている。
 
;ソニックブレイド
 
;ソニックブレイド
:超硬質カーボン製の接近戦用ナイフ。刃の部分は高周波振動によって高い切断能力を持つ。、また、プラズマ流を進展させる事でプラズマソードとしても使用可能。
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:超硬質カーボン製の接近戦用ナイフ。刃の部分は高周波振動によって高い切断能力を持つ。また、プラズマ流を進展させる事でプラズマソードとしても使用可能。
;プラズマソード
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:;プラズマソード
:ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマを纏わせる事で長剣として使用可能。[[ビームサーベル]]の開発途中で生み出された兵器であり、プラズマ刃は出力により長さが変化するが、フル出力での連続稼働は3分ほどしか出来ない。
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::ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマを纏わせる事で長剣として使用可能。[[ビームサーベル]]の開発途中で生み出された兵器であり、プラズマ刃は出力により長さが変化するが、フル出力での連続稼働は3分ほどしか出来ない。
 
;ミサイル
 
;ミサイル
 
:両脚部の脛部分に格納されているミサイル。作戦目的に合わせて各種ミサイルを装備可能。飛行時に使用される事が多いが、弾種換装する事で陸戦でも地対空用途に使用できる。本体内の搭載数が限られる為、主翼や副翼の下、及び両脚の間にミサイルポッドを追加装備する場合もある。
 
:両脚部の脛部分に格納されているミサイル。作戦目的に合わせて各種ミサイルを装備可能。飛行時に使用される事が多いが、弾種換装する事で陸戦でも地対空用途に使用できる。本体内の搭載数が限られる為、主翼や副翼の下、及び両脚の間にミサイルポッドを追加装備する場合もある。
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;GNビームサーベル
 
;GNビームサーベル
:[[ガンダムスローネアイン]]の装備するGNビーム・サーベル。アイリス社の兵器工場を襲撃したスローネアインから奪って使用した。<br/>内部に小型の[[GNコンデンサー]]を持ち、手を離してもすぐにビームが消える事は無く、粒子供給が切れるまでの間にスローネアインの右腕を斬り落としている。
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:[[ガンダムスローネアイン]]の装備するGN[[ビーム・サーベル]]。アイリス社の兵器工場を襲撃したスローネアインから奪って使用した。<br/>内部に小型の[[GNコンデンサー]]を持ち、手を離してもすぐにビームが消える事は無く、粒子供給が切れるまでの間にスローネアインの右腕を斬り落としている。
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=== 戦法・マニューバなど ===
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;グラハム・スペシャル (グラハム・マニューバ)
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:グラハムが過去にフラッグの先行試作機のテストパイロットを務めた際に自ら編み出した空戦機動。フラッグが空気抵抗による失速への懸念から空戦機動中の変形が想定されていない事を逆手に取り、MS形態へ変形する事で急制動を掛ける。当初はエイフマン教授により「グラハム・マニューバ」と命名されたが、直後にビリーが提案した「グラハム・スペシャル」が通称となった。<br/>『00』作中では1stシーズン第12話で[[ガンダムデュナメス]]の初撃を回避する際に初披露され、続く攻撃も悉く回避し、接近戦に持ち込む離れ業を見せた。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==