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− | == XM-X3 クロスボーン・ガンダムX3(Cross Bone Gundam X3) == | + | {{登場メカ概要 |
| + | | 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 --> |
| + | | 外国語表記 = Crossbone Gundam X3 |
| + | | 登場作品 = [[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] |
| + | <!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 --> |
| + | | デザイン = カトキハジメ |
| + | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
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− | *登場作品:[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]、[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
| + | {{登場メカ概要 |
− | *デザイナー:カトキハジメ
| + | | タイトル = スペック |
− | *分類:他惑星用試作型[[モビルスーツ]]
| + | | 正式名称 = F97 |
− | *装甲材質:ガンダリウム合金ハイセラミック複合材 | + | | 分類 = 他惑星用試作型[[モビルスーツ]] |
− | *頭頂高:15.9m | + | | 型式番号 = |
− | <!-- *全高: -->
| + | *XM-X3 (海賊軍用) |
− | *本体重量:9.5t
| + | *F97 (サナリィ側) |
− | *全備重量:24.8t
| + | | 頭頂高 = 15.9m |
− | *主動力:[[熱核融合炉]]
| + | | 全高 = |
− | *ジェネレーター出力:5,280kW
| + | | 本体重量 = 9.5t |
− | *推力:25,000kg×4(最大30,000kg×4)
| + | | 全備重量 = 24.8t |
− | <!-- *センサー有効半径: -->
| + | | 主動力 = [[熱核融合炉]] |
− | *開発組織:[[サナリィ]]
| + | | ジェネレーター出力 = 5,280kW |
− | *主なパイロット:[[トビア・アロナクス]]
| + | | スラスター推力 = 25,000kg×4 (最大:30,000kg×4) |
| + | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]ハイセラミック複合材 |
| + | | センサー有効半径 = |
| + | | 開発組織 = [[サナリィ]] |
| + | | 所属 = [[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]] |
| + | | 所属組織 = |
| + | | 所属部隊 = |
| + | | 母艦 = |
| + | | 主なパイロット = [[トビア・アロナクス]] |
| + | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> |
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− | [[サナリィ]]が開発した[[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]の所有する試作型[[モビルスーツ]]。<br />頭部の形状や装備の一部が[[クロスボーン・ガンダムX1|1号機]]、[[クロスボーン・ガンダムX2|2号機]]と異なっており、また胸部装甲がより厚くされるなど、より接近戦を意識した機体となっている。だが、本機は実験機としての色が濃く、かなり扱いが難しい機体となっている。
| + | == 概要 == |
| + | [[宇宙海賊クロスボーン・バンガード]]の運用する[[クロスボーン・ガンダム]]の3番機<ref>実際にはこの機体とは別に[[クロスボーン・ガンダムX-0|サナリィにとっての3番機]]も存在するが、海賊軍への引き渡しの際の事故で漂流の憂き目に遭っている。</ref>。カラーリングはホワイトとライトブルーを基調とし、先端部が白く塗り分けられた[[クロスボーン・ガンダムX-0|X-0]]と同型の幅広のアンテナと、ダクト部が独特の形状をしたフェイスマスクのデザイン<ref>複数のメディアや立体物においては、X1と同型のものも多数存在する。</ref>、そして「3」を模った額の蛇のレリーフを特徴としている。 |
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− | 3機のクロスボーン・ガンダムの中では最も短命であり、実働時間僅かに一月足らずで大破、爆散している。
| + | このX3は、武装パーツを一部改修された以外は基本的にそれまでのものと同一であり、機体性能も変化はしていない。改修された部分は胸部前面装甲と前腕部であり、胸部装甲は装甲厚を増すとともにガトリング砲を2門追加し、より接近戦を意識したものとなっている。最大の変更部である前腕部には、それまでの[[ビーム・シールド]]の替わりに[[Iフィールド]]発生装置が取り付けられている。[[宇宙世紀]]0123年後の小型MSの高出力化に伴い、改めて導入が検討された。また、X3と同時に渡された新装備として、14本のビーム・サーベルと1門のビーム・ガン(ビーム・サーベルと兼用可)を束ねた「ムラマサ・ブラスター」がある。 |
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− | [[クロスボーン・ガンダム]]の3番機と思われていたが、近年[[クロスボーン・ガンダム ゴースト|別に存在する]]事が発覚。本機は(明言はされていないが)4番機にあたると思われる。
| + | これらの武装の基本はいかに最強の「矛」と「盾」を両立させるかという物であり、Iフィールドとムラマサ・ブラスターは両方ともクロスボーン・バンガードの戦闘データから腕利きのパイロットの使用を前提としていたふしがある。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| ;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] | | ;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] |
− | :補給物資の1つとして[[シェリンドン・ロナ]]が持ってきた機体であり、元々は運用データを基にエースパイロット(キンケドゥか?)が搭乗する事を前提として配備されたと思われる。しかし、成り行きからほとんど素人同然の[[トビア・アロナクス]]が乗り込む事になり、そのまま出撃している。だが、機体の性能とトビアの[[ニュータイプ]]としての高い資質、さらには元々追い詰められると実力を発揮し、また機転を利かせる戦法を良く使用するトビアはこの機体(特に、扱いの難しいムラマサ・ブラスターやIフィールド)を上手く使いこなして見せている。この事もあり、[[エレゴレラ]]や[[アビジョ]]、[[トトゥガ]]、[[ノーティラス]]などの木星軍[[MS]]・[[MA]]を撃破するなどの戦果を挙げている。最後はドゥガチの乗るMA[[ディビニダド]]と交戦し、ほとんど相打ちのような形で大破している(トビアはコア・ファイターで脱出)。 | + | :初登場作品。主人公[[トビア・アロナクス]]の[[ペズ・バタラ]]に代わる搭乗機として物語後半の主役機を務めた。第4巻第3話で初登場し、[[ブッホ・コンツェルン]]から[[マザー・バンガード]]への補給のため[[エオス・ニュクス]]が輸送していた機体をトビアが[[シェリンドン・ロナ|シェリンドン]]の下から脱走する際に強奪した。そのまま[[ベルナデット・ブリエット|ベルナデット]]の救助に向かって[[エレゴレラ]]と交戦し、苦戦しながらも撃破して彼女も助け出した。カプセルで地球に降りた後、[[死の旋風隊]]との戦闘で[[アビジョ]]と[[トトゥガ]]を撃破し、最終決戦では[[ノーティラス]]を始めとするニュータイプ部隊と激闘を繰り広げながらも[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]の[[ディビニダド]]と相討ちになり爆散。トビアは直前にコア・ファイターで脱出している。 |
− | ;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]
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− | :月のサナリィの研究施設に厳重に保管されていた本機の予備パーツが[[クロスボーン・ガンダムX1改・改|スカルハート]]の[[クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク|修復]]や[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス|フルクロス]]への改装に使用された。また、トビアの回想でも本機が登場している。
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| === 特殊機能 === | | === 特殊機能 === |
| ;腕部[[Iフィールド]]発生器 | | ;腕部[[Iフィールド]]発生器 |
− | :ブランド・マーカーの代わりに左右前腕部に装備されている。別名、「Iフィールド・ハンド」。<br />展開中はビームを完全に無効化し、ムラマサ・ブラスターすらも受け止められる(ゲームでは射撃系のビーム攻撃しか防げないが)。しかし、Iフィールドを展開可能な時間は105秒で、その後の冷却に120秒を必要とする。つまり、理論上は左右で210秒間はビームに対して完全に無敵だが、その後、15秒間は完全に無防備になってしまうという弱点があるという事になる(当然、腕を動かす事などによって生じる時間的な誤差はあるが)。<br />物語のラストで、両手のIフィールドを同時展開して[[ディビニダド]]のメガ粒子砲の砲門に特攻し、X3もろともディビニダドを大破させた。 | + | :両前腕部に内蔵された実験装備。「Iフィールド・ハンド」とも呼ばれる。<br/>使用時にカバーを展開し、掌から強力な磁場を発生させる事で敵のビームを湾曲、もしくは拡散する。ビームをビームで弾き返す、あるいは相殺しようとするビーム・シールドとは基本的にシステムが異なる。<br/>性能は一長一短ではあるが、戦艦級のビームが命中した場合、ビーム・シールドでは機体の大破は免れないが、ビームをそらす形で作用するIフィールドなら直撃は避けられるという点で、Iフィールドの方が防御力は高いとも言える。加えて、本機のIフィールドはビーム・サーベルのような'''刀身状のビームをマニピュレーターで直接受け止める'''事も可能になっている。<br/>ただし、これも現状の技術では、一方の作動時間が105秒、冷却時間が120秒必要であり、連続使用した場合、約15秒の間完全に無防備になってしまう。パイロットの生存を考えるならば、とても好ましい方法とはいえず、実験機ならではの装備と言えた。 |
− | ;分離
| + | ;[[コアブロックシステム]] |
− | :コクピットブロックが分離してコアファイターになる。 | + | :コクピットブロックは機体から分離してコア・ファイターとなる。基礎構造は[[クラスターガンダム]]のコア・ファイターを参考にしつつもよりマルチプルな運用を可能とする事を目標とし、システマチックに洗練されている。 |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
| ;バルカン砲 | | ;バルカン砲 |
− | :頭部に2門内蔵。 | + | :頭部に2門内蔵されている。小口径ながらも必要充分な威力を持ち、主に牽制やミサイルの迎撃等に使用される。 |
− | ;ビームサーベル | + | ;[[ビーム・サーベル]] |
− | :両肩に装備された武器。装備状態のまま、ビームガンとして使う事も出来る。
| + | :両肩部に1本ずつ、計2本を格納されている。 |
− | ;ザンバスター
| + | :;ビーム・ガン |
− | :ビームザンバーとバスターガンを結合させたビームライフル。通常は腰に分離状態でマウントされる。X3は似た機能を持つムラマサ・ブラスターがあるのでほとんど使用せず、最終決戦時にグレネードランチャーを使うために装備した程度。カラスとの対決時にも持っていたのだが、その後、いつの間にか無くなっていた。
| + | ::ビーム・サーベルは格納したままでもビーム・ガンとして使用可能。コア・ファイターの武装としても使用される。 |
− | ;グレネードランチャー
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− | :ザンバスターの銃口に装着して発射する実弾兵器。他にも小型核弾頭を含む各種弾頭の発射が可能となっている。X3が最終決戦時にザンバスターを装備したのは核弾頭を使うためと言っても過言ではない。
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− | ;バスターガン
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− | :右腰にマウントされるビームピストル。威力はあまり高くない。X3は一度も使っていない。
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− | ;ビームザンバー
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− | :左腰にマウントされる粒子加速式のビームサーベル。敵のビームシールドごと切り裂く威力を持つ。名前の由来は「斬馬刀」から。こちらもX3はほとんど使用していない。 | |
− | ;ヒートダガー
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− | :脚部内に収納され、脚部スラスターの余剰熱で瞬時に加熱する。脛から取り出し手に持つ事も可能だが、足の裏から刃だけを出した状態で蹴りつけたり、ダガーそのものを足の裏から射出する使い方も多い。 | |
− | ;シザーアンカー | |
− | :前部スカートが変形する事で使用可能になる装備。本体とチェーンで繋がっている。敵機を捕獲したりする時に使う他、投げた武器をこれで掴んで攻撃するといった使い方も可能。 | |
− | ;ムラマサブラスター
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− | :刀身の左右に配された14本のビームサーベルと、切っ先に配された1門のビームガン(ビームサーベル兼用)を装備した、七支刀のような武器。ビームサーベルとしての破壊力は高く、ビームザンバーと同様、ビームシールドごと敵機を切断する事ができる。これを防げるのは本機のIフィールドのみ。<br />トビアがX3を強奪した時に置いてあったものを掴んで持ってきたが、セーフティが外れていなかった為にビームが発振せず、そのままの状態で敵機を殴りつけていた。その後、ドゥガチの駆るMA・エレゴレラによってセーフティが解除され、初の出力時には敵が柄を握っていたという情けない幕開けとなる。<br />『スーパーロボット大戦』シリーズでは剣全体にビームが展開されるが、『G GENERATION』シリーズでは剣先からビームサーベルのように展開される形になっている(「ビーム・ムラマサ・ブラスター」という名称になっている)。後者は原作最終決戦時で核ミサイルの信管を切り落した攻撃の再現であり、ほとんどの場合、前者で使われる(ただし、14本のサーベルとビームガンの同時起動はしていないが)。 | |
− | ;ムラマサブラスター(射撃)
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− | :ムラマサブラスターのビームガンをそのまま射撃兵装として運用したもの。Gジェネでは「ブラスター・ガン」名義。
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− | ;ムラマサブラスター(連続攻撃)
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− | :ムラマサブラスターを用いた連続攻撃で、X3の必殺技扱い。おそらく[[ノーティラス]]にトドメを刺した攻撃の再現と思われる。『スーパーロボット大戦』シリーズでのみ使用可能。
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| ;ガトリング砲 | | ;ガトリング砲 |
− | :X3に追加された武器。胸部前面に装備されている。 | + | :胸部にある髑髏のレリーフの目の部分に2門内蔵されている実体弾兵装。接近戦を意識して追加された装備。主に頭部バルカンやビーム・ガンと併用して用いられる。 |
− | ;オプション型ブランド・マーカー | + | ;ヒート・ダガー |
− | :地球からの大気圏離脱の際に左腕に増設された装備。大気圏を突破した後、いつの間にか外されていた。明らかにIフィールドと干渉しそうである。 | + | :両脚部に格納されている実体式の短剣。発熱機能は無く、スラスターの排熱を使って刀身部を加熱する。 |
| + | :脹脛部から取り出して手に持つ以外に足裏から刀身を出せば蹴りの威力を強化できる。或いは足裏から射出または露出させて攻撃する事も可能。 |
| + | ;シザー・アンカー |
| + | :フロントスカートを展開し、射出式のアンカーとしたもの。本体とはチェーンで接続されている。主に敵機の拘束や自機のポジション固定、接近戦時の牽制、間合い取り等に使用される。 |
| + | ;ムラマサ・ブラスター |
| + | :X3と同時に開発された新装備。ザンバスターが日本語読みの斬馬刀に由来するのと同じく、日本の名刀「村正」の名を冠する。<br/>剣状の形態のヘリに沿って連なる14本のビーム・サーベルと、先端部の1門のビーム・ガン兼用ビーム・サーベルから構成され、射撃時と近接戦闘時でグリップを持ち替える。ビーム・サーベルの発振方式は14本のビーム刃を両刃ノコギリのように発振する形式とビーム・ガンから大型ビーム・サーベルを発振する形式の2種類存在し、これで切れぬものは(本機のIフィールドを除き)ありえないとされる。<br/>強力な装備ではあるがエネルギー消費が激しいという欠点があり、長時間の使用は不可能である。また、当初はビーム発振器にセーフティがかけられており、本兵装を奪取した[[エレゴレラ]]によって解除されるまでトビアは鈍器として用いている。 |
| + | |
| + | === オプション装備 === |
| + | ;ザンバスター (ビーム・ザンバー / バスターガン) |
| + | :クロスボーン・ガンダム専用の[[ビーム・ライフル]]。前後で分離する事でバスターガンとビーム・ザンバーとして運用出来るようにした装備。<br/>X3はムラマサ・ブラスターをメインウェポンとしている為、[[ジュピトリス9]]から発射されたミサイルの迎撃や核グレネードの発射時にのみ使用された。 |
| + | :;核グレネード弾 |
| + | ::小型の核弾頭弾。左腰部に装着されたラックから取り出す。装弾数は1発のみ。通常のグレネード弾頭と同じくザンバスターの銃口に装着して発射する。 |
| + | ;[[ビーム・シールド]] (ブランド・マーカー) |
| + | :X3は腕部にIフィールドを内蔵する関係上、ビーム・シールドを装備しておらず、使用する際は前腕部にオプションとして装備する必要がある。 |
| + | ;多段式ロケット |
| + | :[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]第117基地に保管されていた旧世代の固形燃料ロケット。これとメインスラスターを接続し、[[ビーム・シールド]]を展開する事で単機での大気圏離脱が可能となる。<br/>最終決戦の為に基地ごと奪取し、木星軍への奇襲に使用された。 |
| + | ;フック&シザー・シールド |
| + | :フィギュア「METAL BUILD」に付属する、X1パッチワークが使用したフック・シールドと同種の装備。フック・シールドにシザーアームの機能が付加された物でデザインはほぼ同一。ただ、「プレミアムバンダイ」の商品紹介ページでは「長谷川氏が新設定した装備。のちにパッチワークへ装備される」と、連邦軍ではなくX3の装備として扱われている。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;対[[エレゴレラ]] | | ;対[[エレゴレラ]] |
− | :X3初の実戦相手。トビアの腕前がまだまだシロウトに毛が生えた程度のものだったため、かなりX3の性能に頼った勝利となる。特に[[Iフィールド]]が無ければ確実にやられていた。ただ、気迫では確実にトビアの方が上回っていた。 | + | :初陣の相手。中にいるベルナデットを人質にされた上、トビアの技量も素人同然だった為に苦戦する。相手の攻撃の前に一度は気を失ってしまい奪われたムラマサ・ブラスターで止めを刺されそうになるが、ベルナデットの叫びに気づいてそれをIフィールドで受け止め、逆に押し返して反撃に出る。コクピットブロックを奪い取った後、奪還したムラマサ・ブラスターを突き立てて撃破した。 |
| + | :機体性能のおかげで得た勝利だったが、気迫だけなら明らかにこちらが上であった。 |
| ;対[[死の旋風隊]] | | ;対[[死の旋風隊]] |
− | :地上に降りてからの初の戦い。双方ともに慣れない地上戦だったが、先に十日間を地上で過ごしたアドバンテージか、いち早く地上戦に対応したトビアが互角以上の戦いを見せ、最終的にキンケドゥの援護もあって勝利を収める。 | + | :ベルナデット達と共にギリの下から脱出した後、交戦状態に。慣れない重力下での戦いに戸惑うトビアだったがそれは相手も同じで、パイロットが素人と侮っていた事もあって自分達の方からフォーメーションを崩すという失策を犯す。それを利用し、[[アビジョ]]と[[トトゥガ]]を撃墜して[[クァバーゼ]]にもダメージを与えた。だが倒した[[バーンズ・ガーンズバック|バーンズ]]の安否に気を取られた隙を突かれ、窮地に陥る。そこに現れたのは、ザビーネに敗れ死んだと思われていたキンケドゥのX1改であった。 |
| ;対[[ディビニダド]] | | ;対[[ディビニダド]] |
− | :最終決戦。Iフィールド等を使っての相打ちに近い勝利だが、エレゴレラ戦と違い、トビアがX3の性能に『頼った』のではなく『生かした』戦いをした末での勝利。ムラマサ・ブラスターの一番先端部分のサーベルを使って、ディビニダド搭載の核ミサイルの弾頭のみを切り落とすという離れ業をやってのけた。 | + | :バイオ脳の載った7機を囮にし、自ら地球を滅亡させるべく降下するドゥガチのディビニダド。それにいち早く気づいたトビアは急行し、阻止を試みる。ディビニダドには多数の核融合炉が搭載されていて危険な為、機体をバラバラにするがそれでもドゥガチは止まらない。核ミサイルを撃ち込もうとしたところをムラマサ・ブラスターで弾頭だけ斬り落とし、その直後に発射しようとした超大型ビーム砲もIフィールドを同時かつ最大出力で展開させながら機体を砲内に突っ込ませる事で暴発させ、相討ちとなった。 |
| + | :エレゴレラ戦と異なり、X3の性能を活かす事でドゥガチを止める事ができた。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
− | ;[[クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク]] | + | === 同型機 === |
− | : | + | ;[[クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク]] / [[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス]] |
− | ;[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス]] | + | :X3の予備パーツを流用して改修されたX1改・改。 |
− | : | + | ;[[クロスボーン・ガンダムX-0]] |
| + | :サナリィにとっての本来の3番機。 |
| + | :;[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス]] |
| + | ::X3のIフィールド・ハンドは、この機体のフルクロスに内蔵されたIフィールドの技術を転用したものと考えられている。 |
| ;[[クロスボーン・ガンダムX1]] | | ;[[クロスボーン・ガンダムX1]] |
− | : | + | :クロスボーン・ガンダムの1番機。 |
− | ;[[クロスボーン・ガンダムX2]]
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− | :
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| ;[[クロスボーン・ガンダムX2]] | | ;[[クロスボーン・ガンダムX2]] |
− | : | + | :クロスボーン・ガンダムの2番機。 |
− | ;[[クロスボーン・ガンダムX2改]]
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− | :
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− | ;[[クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
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− | :
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| ;[[フリント]] | | ;[[フリント]] |
− | : | + | :クロスボーン・ガンダムの地球圏仕様機。 |
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| + | === 技術的関与のある機体 === |
| + | ;[[ガンダムF90-Kタイプ]] |
| + | :F90の持久戦仕様。両肩部にIフィールド・ジェネレーターを搭載する。 |
| + | ;[[ガンダムF90-Gタイプ]] |
| + | :F90の警備・護衛仕様。ムラマサ・ブラスターの原型と思われるマルチプル・ビーム・ウェポンを装備する。 |
| + | <!-- == 余談 == --> |
| + | <!-- *説明 --> |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
− | *<amazon>B000FTBLDQ</amazon>
| + | === [[ガンプラ]] === |
− | | + | <amazon>B00H491VDA</amazon><amazon>B01ND1JZ30</amazon> |
− | == 話題まとめ == | + | === フィギュア === |
− | <!-- *[[namazu:クロスボーン・ガンダムX3]] (全文検索結果) --> | + | <amazon>B000FTBLDQ</amazon><amazon>B003AH6ETG</amazon><amazon>B00TRPCO76</amazon> |
− | | |
− | == 資料リンク ==
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− | <!-- *[[一覧:クロスボーン・ガンダムX3]] --> | |
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| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
| + | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> |
| + | {{DEFAULTSORT:くろすほおん かんたむX3}} |
| + | [[Category:登場メカか行]] |
| + | [[Category:機動戦士クロスボーン・ガンダム]] |
| + | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |