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さらに、対抗企業がフォーミュラ計画のデータを[[シルエットフォーミュラプロジェクト|盗用]]しているとの情報からデータ盗用を防ぐべく機体そのもののデータ管理と管理中枢をコア・ファイターに集約する形で設計されている。同時に、[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様|F90 2号機]]の強奪を教訓として、コア・ファイターそのものを機体稼働のキーとしている。
 
さらに、対抗企業がフォーミュラ計画のデータを[[シルエットフォーミュラプロジェクト|盗用]]しているとの情報からデータ盗用を防ぐべく機体そのもののデータ管理と管理中枢をコア・ファイターに集約する形で設計されている。同時に、[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様|F90 2号機]]の強奪を教訓として、コア・ファイターそのものを機体稼働のキーとしている。
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更に、コア・ファイターはMS形態時のバックパックとしても機能する専用のブースターを装着する事ができる。すなわち、クラスターガンダムはバックパックをも取り除いた、純粋なMSとしての能力査定も含めて研究開発されていたと言える。それは、例えば重力下でスラスターによる推力の補助を与えず、純粋に機体そのものの機動性を検討するというような性格のものであり、「人形汎用兵器としての無駄を極限まで削ぎ落としたMS」としての運用も想定されていた。
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更に、コア・ファイターはMS形態時のバックパックとしても機能する専用のブースターを装着する事ができる。すなわち、クラスターガンダムはバックパックをも取り除いた、純粋なMSとしての能力査定も含めて研究開発されていたと言える。それは、例えば重力下でスラスターによる推力の補助を与えず、純粋に機体そのものの機動性を検討するというような性格のものであり、「人型汎用兵器としての無駄を極限まで削ぎ落としたMS」としての運用も想定されていた。
    
[[宇宙世紀]]の軍事雑誌「月刊MSジャーナル増刊号 ダイジェスト版 第5号 冬の大サービス号 U.C.0122.12.05」によれば、宇宙世紀0122年11月20日にマスコミ向けのデモンストレーションを行う予定であったが、そこで公開されたのは開発すら知らされていなかったF91の試作1号機だったとされ、[[クロスボーン・バンガード]]の蜂起による即時実戦投入まで、マスコミにその存在が知れ渡ることはなかった。
 
[[宇宙世紀]]の軍事雑誌「月刊MSジャーナル増刊号 ダイジェスト版 第5号 冬の大サービス号 U.C.0122.12.05」によれば、宇宙世紀0122年11月20日にマスコミ向けのデモンストレーションを行う予定であったが、そこで公開されたのは開発すら知らされていなかったF91の試作1号機だったとされ、[[クロスボーン・バンガード]]の蜂起による即時実戦投入まで、マスコミにその存在が知れ渡ることはなかった。
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== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]]
 
;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]]
:プラモデル「1/100 クラスターガンダム」及び同キットの説明書内ストーリーに登場。フロンティアIから脱出したウォルフの[[コア・ブースター]]と合体し、クロスボーン・バンガードの追撃隊を単機で全滅させている。
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:出典元。[[ガンプラ]]「1/100 クラスターガンダム」として立体化された。同キットの説明書内のショートストーリーにおいては、フロンティアIから脱出したウォルフの[[コア・ブースター]]と合体し、クロスボーン・バンガードの追撃隊を単機で全滅させている。
 
;[[機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊]]
 
;[[機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊]]
:主役機として登場。上記のストーリーを基にしているが、高速移動で残像を発生させたり、コロニーのミラーでビームの反射攻撃を行うなど、物理法則が滅茶苦茶な戦いを見せている。
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:主役機として登場。クロスボーン・バンガードの死神三銃士([[デス・ガンズ]])を相手に死闘を繰り広げた。上記の説明書内ストーリーを基にしたコミカライズ作品だが、その独特な作風により、高速移動で残像を発生させたり、コロニーのミラーでビームの反射攻撃を行うなど、設定無視・物理法則が滅茶苦茶な戦いを見せている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[コアブロックシステム]]
 
;[[コアブロックシステム]]
:コクピットブロックが分離してコア・ファイター(コア・ブースター)となる。情報漏洩を防ぐ目的で機体のデータ管理と管理中枢をコア・ファイターに集約しており、同時に機体稼働のキーとしても機能する。
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:コクピットブロックが分離して[[コア・ファイター]](コア・ブースター)となる。情報漏洩を防ぐ目的で機体のデータ管理と管理中枢をコア・ファイターに集約しており、同時に機体稼働のキーとしても機能する。
 
;換装
 
;換装
 
:バックパックの換装を含め、F90シリーズのミッションパックを換装可能。同時にハードポイントから武装へのエネルギー供給も可能となっている。
 
:バックパックの換装を含め、F90シリーズのミッションパックを換装可能。同時にハードポイントから武装へのエネルギー供給も可能となっている。
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:ベース機。本機は3番目の機体に該当する。
 
:ベース機。本機は3番目の機体に該当する。
 
;[[ガンダムF91]]
 
;[[ガンダムF91]]
:開発の際、この機体の技術がフィードバックされた。
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:開発の際、この機体の技術がフィードバックされた。『フォーミュラ91の亡霊』ではその外観からF91(の亡霊)と誤認された。
 
;[[ジェムズガン]] / [[ジャベリン]]
 
;[[ジェムズガン]] / [[ジャベリン]]
 
:本機の物と同型のビームバズーカをオプション火器として使用している。
 
:本機の物と同型のビームバズーカをオプション火器として使用している。
 
;[[ガンイージ]] / [[ガンブラスター]]
 
;[[ガンイージ]] / [[ガンブラスター]]
 
:30年後に[[リガ・ミリティア]]が開発した量産型モビルスーツ。先述のジェムズガンやジャベリンと同じく本機の物と同型のビームバズーカを使用している。模型情報誌『MJ』1993年8月号での大河原邦男のコメンタリーにおいて、本機と似た外見を持つ点が指摘されており、[[リガ・ミリティア]]の機体が本機の流れを汲んでいるかもしれないともコメントしている。
 
:30年後に[[リガ・ミリティア]]が開発した量産型モビルスーツ。先述のジェムズガンやジャベリンと同じく本機の物と同型のビームバズーカを使用している。模型情報誌『MJ』1993年8月号での大河原邦男のコメンタリーにおいて、本機と似た外見を持つ点が指摘されており、[[リガ・ミリティア]]の機体が本機の流れを汲んでいるかもしれないともコメントしている。
   
<!-- == 余談 == -->
 
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<!-- *説明 -->
 
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