差分

2,343 バイト追加 、 2023年6月16日 (金) 00:43
→‎系列機・派生機 : ギャプラン・トレーナーについて加筆
8行目: 8行目:  
| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 分類 = 高高度迎撃用試作型[[可変モビルアーマー]]
 
| 分類 = 高高度迎撃用試作型[[可変モビルアーマー]]
 +
| 生産形態 = 試作機
 
| 型式番号 = ORX-005
 
| 型式番号 = ORX-005
 
| 頭頂高 = 19.8m
 
| 頭頂高 = 19.8m
42行目: 43行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
 
;[[機動戦士Ζガンダム]]
:オーガスタ研究所でテストされていた機体を、同研究所の所属パイロットのロザミア・バダムが操縦。空戦能力で[[ガンダムMk-II]]や[[百式]]を苦戦させるが、最後は撃墜される。その後、[[ティターンズ]]に引き渡された機体をヤザン・ゲーブルが操縦。最新鋭機である[[Ζガンダム]]と互角の勝負を演じた。
+
:初登場作品。第14話にてオーガスタ研究所でテストされていた機体を、同研究所の所属パイロットのロザミア・バダムが操縦。空戦能力で[[ガンダムMk-II]]や[[百式]]を苦戦させるが、続く第15話で[[カツ・コバヤシ|カツ]]のMk-II及び[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の[[リック・ディアス]]と交戦の末、撃墜される。その後、[[ティターンズ]]に引き渡された機体をヤザン・ゲーブルが操縦。最新鋭機である[[Ζガンダム]]と互角の勝負を演じた。
 +
;[[ガイア・ギア]]
 +
:[[宇宙世紀]]0203年の南の島に損傷した本機が流れ着いている。この時代では100年以上前の機体なので、機体は苔むしており、当然、修理や再稼働は不可能なため、戦闘シーンはない。作中ではやや汚い使い方をされている。
 
;[[機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル]]
 
;[[機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル]]
 
:[[エリシア・ノクトン]]の機体が登場。[[アスナ・エルマリート]]の[[リック・ディアス]]を幾度か追い詰めるが、[[ル・シーニュ]]に乗り換えたアスナの前に敗北。[[ギャプランカスタム エリシアスペシャル]]へと改修された。
 
:[[エリシア・ノクトン]]の機体が登場。[[アスナ・エルマリート]]の[[リック・ディアス]]を幾度か追い詰めるが、[[ル・シーニュ]]に乗り換えたアスナの前に敗北。[[ギャプランカスタム エリシアスペシャル]]へと改修された。
 +
;[[蒼空の長槍 Blue Sky in 0087]]
 +
:
 
;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
 
;[[機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還]]
 
:[[イングリッド0]]の[[ギャプラン (イングリッド0専用機)|専用機]]と[[ヴァースキ隊]]に配備された3機が登場。ヴァースキ隊のうちの2機は一般兵用にデチューンされている。
 
:[[イングリッド0]]の[[ギャプラン (イングリッド0専用機)|専用機]]と[[ヴァースキ隊]]に配備された3機が登場。ヴァースキ隊のうちの2機は一般兵用にデチューンされている。
;[[ガイア・ギア]]
+
;[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]] (劇場版)
:[[宇宙世紀]]0203年の南の島に損傷した本機が流れ着いている。この時代では100年以上前の機体なので、当然、修理や再稼働は不可能なため、戦闘シーンはない。作中ではやや汚い使い方をされている。
+
:冒頭に大型ブースターを装備した機体が登場。登場MSの枠を広げる事を目的に、高高度で運用できる点から原作小説の[[ベースジャバー|ベース・ジャバー]]から差し替えられる形での登場となった<ref>[https://twitter.com/gundam_hathaway/status/1405843771523280899?s=20 『閃光のハサウェイ』公式ツイート]</ref>。また、原作小説における「'''濃緑色'''にベッタリと塗られた機体」の記述を拾った形にもなっている<ref>ムック「グレートメカニックG 2021 AUTUMN」インタビュー記事より</ref>。<br/>[[マフティー]]を騙るハイジャッカーが[[ハウンゼン356便]]に取り付く際に使用し、突入班を乗せたポッドを同機に取り付けた後、離脱した。<br/>どこかの基地に組み立て途中のまま放棄されていた機体を用いているとされており、モノアイの発光色が緑色である他、装備しているブースターは翼の形状から[[ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに|AoΖ版]]デザインを参照にしているものと思われる。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
   
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;変形
 
;変形
 
:[[モビルスーツ]]形態に変形可能。[[ムーバブルフレーム]]と[[マグネットコーティング]]によって、変形所要時間は一秒以内に抑えられている。
 
:[[モビルスーツ]]形態に変形可能。[[ムーバブルフレーム]]と[[マグネットコーティング]]によって、変形所要時間は一秒以内に抑えられている。
;専用ブースター
  −
:オプション装備として背部に接続される大型ブースター。主に大気圏内で長距離移動用に使用される。規格が適合する機体に使い回す事が可能であり、ギャプラン以外にも[[ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー]]]や[[バイアラン・カスタム2号機]]に装着可能。
  −
:なお、ギャプランはブースターを装備した状態であってもMA/MS形態への変形は滞りなく行う事ができる。
      
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;ムーバブル・シールド・バインダー
 
;ムーバブル・シールド・バインダー
 
:先端部にビーム・ライフル、後方にスラスターを備えた大型シールド。機体腕部にマウントブームを介して接続されており、広い可動範囲を活用し、飛行時の推力偏向ノズルとして活用される。シールドとしての性能にも優れ、表面にはビームコーティングも施されている。
 
:先端部にビーム・ライフル、後方にスラスターを備えた大型シールド。機体腕部にマウントブームを介して接続されており、広い可動範囲を活用し、飛行時の推力偏向ノズルとして活用される。シールドとしての性能にも優れ、表面にはビームコーティングも施されている。
:;ビーム・ライフル
+
:;[[ビーム・ライフル]] ([[メガ粒子砲]])
::ギャプランのメインウェポン。腕に装着されたムーバブル・シールド・バインダーに内蔵されている。出力3.0MW。MA/MS両形態で使用可能。
+
::ギャプランのメインウェポン。腕に装着されたムーバブル・シールド・バインダーに内蔵されている。出力3.0MW。MA/MS両形態で使用可能。<br/>本体ジェネレーターと直結した[[エネルギーCAP]]方式を採用し、携行型ライフルと比較して出力とレスポンスに優れる。バインダーのグリップを掴むことで命中精度を高めることができる。
::本体ジェネレーターと直結した[[エネルギーCAP]]方式を採用し、携行型ライフルと比較して出力とレスポンスに優れる。バインダーのグリップを掴むことで命中精度を高めることができる。
+
;[[ビーム・サーベル]]
;ビーム・サーベル
   
:白兵戦用の装備。通常はサイドスカートの裏側に収納されている。ただし、ギャプランは格闘戦を殆ど想定していない為、あくまで緊急用の装備として装着されている。出力やサイズも標準の域を出ない。
 
:白兵戦用の装備。通常はサイドスカートの裏側に収納されている。ただし、ギャプランは格闘戦を殆ど想定していない為、あくまで緊急用の装備として装着されている。出力やサイズも標準の域を出ない。
 +
 +
=== その他 ===
 
;ビーム・ナギナタ
 
;ビーム・ナギナタ
:第26話で放棄された[[ゲルググ]]の物を緊急的に使用。Ζガンダムと切り結ぼうとするが、ビーム刃ごと叩き切られている。
+
:『Ζ』第26話でグワジン内部で放棄された[[ゲルググ]]の物を緊急的に使用。Ζガンダムと切り結ぼうとするが、旧式故かビーム刃ごと叩き切られている。
 +
 
 +
=== オプション装備 ===
 +
;専用ブースター
 +
:オプション装備として背部に接続される大型ブースター。主に大気圏内で長距離移動用に使用される。規格が適合する機体に使い回す事が可能であり、ギャプラン以外にも[[ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー]]]や[[バイアラン・カスタム2号機]]に装着可能。<br/>なお、ギャプランはブースターを装備した状態であってもMA/MS形態への変形は滞りなく行う事ができる。
    
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[ギャプラン改]]
+
=== 改修機・パーソナルカスタム機 ===
:『Gジェネレーション』シリーズのオリジナル機体。高高度迎撃用に非可変機に再設計された機体。
   
;[[ギャプランTR-5]]
 
;[[ギャプランTR-5]]
 
:[[TR計画]]で改修された機体。ギャプランTR-5[ファイバー]のコア・ユニット。
 
:[[TR計画]]で改修された機体。ギャプランTR-5[ファイバー]のコア・ユニット。
85行目: 90行目:  
;[[ギャプランカスタム エリシアスペシャル]]
 
;[[ギャプランカスタム エリシアスペシャル]]
 
:本機を[[エリシア・ノクトン]]用に改修した機体。武装面などが強化されているが、基本性能にそれほど差はない。
 
:本機を[[エリシア・ノクトン]]用に改修した機体。武装面などが強化されているが、基本性能にそれほど差はない。
;[[ファーヴニル]]
  −
:[[プロトタイプΖΖガンダム]]の系列機である[[ヘッジホッグ]]の改修機。偽装用及び性能リミッターとしてギャプラン風のアーマーを外装されている。
   
;[[ギャプラン (イングリッド0専用機)]]
 
;[[ギャプラン (イングリッド0専用機)]]
 
:本機の[[イングリッド0]]専用機。バインダーが大型化し、火力と推力が増加している。
 
:本機の[[イングリッド0]]専用機。バインダーが大型化し、火力と推力が増加している。
 +
 +
=== 系列機・派生機 ===
 +
;[[ギャプラン改]]
 +
:『[[Gジェネ]]』シリーズのゲームオリジナル機体。高高度迎撃用MAとして非可変機に再設計された機体。当該機の解説文で本機もカラバにおいて運用されていた事が仄めかされている。
 +
;[[ギャプラン・トレーナー]]
 +
:コックピットを複座にした訓練用の機体。
 +
 +
=== 技術的関与のある機体 ===
 
;[[アンクシャ]]
 
;[[アンクシャ]]
 
:アッシマーの後継機。一部の武装に影響が見られる。
 
:アッシマーの後継機。一部の武装に影響が見られる。
 
;[[ガンダムTR-1[ヘイズル]]]
 
;[[ガンダムTR-1[ヘイズル]]]
 
:ギャプランの設計思想のベースとなった装備にヘイズルのシールド・ブースターがある。上述のTR-5もシールド・ブースターを二基装備している。
 
:ギャプランの設計思想のベースとなった装備にヘイズルのシールド・ブースターがある。上述のTR-5もシールド・ブースターを二基装備している。
 +
 +
=== その他 ===
 +
;[[ファーヴニル]]
 +
:[[プロトタイプΖΖガンダム]]の系列機である[[ヘッジホッグ]]の改修機。偽装用及び性能リミッターとしてギャプラン風のアーマーを外装されている。
 
;[[ビルドガンダムMk-II]]
 
;[[ビルドガンダムMk-II]]
:『[[ガンダムビルドファイターズ]]』に登場するガンプラ。装備の一部は本機が参考にされている。
+
:『[[ガンダムビルドファイターズ]]』に登場するガンプラ。装備の一部は本機の物を参考にしている。
    +
<!-- == 余談 == -->
 +
<!-- *説明 -->
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 +
<!-- === フィギュア === -->
 +
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 +
=== [[ガンプラ]] ===
 
<amazon>B001XNSC7Q</amazon>
 
<amazon>B001XNSC7Q</amazon>
 
<amazon>B00030EUSU</amazon>
 
<amazon>B00030EUSU</amazon>
102行目: 123行目:  
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
    
{{DEFAULTSORT:きやふらん}}
 
{{DEFAULTSORT:きやふらん}}
954

回編集