差分

15,952 バイト追加 、 2012年12月13日 (木) 13:08
新規作成
== キオ・アスノ(Kio Asuno) ==

*登場作品:[[機動戦士ガンダムAGE]]
<!-- **続編、或いは個別作品に出演した作品のみ。 -->
<!-- ** -->
*声優:山本和臣、樋口智透(エピローグ)
*種族:人間([[Xラウンダー]])
*性別:男
*生年月日:[[A.G.]]151年
*年齢:13歳(第三部、第四部)→50歳(エピローグ)
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:--kg -->
<!-- *血液型: -->
*所属:民間人→アビス隊(但し、正式に軍人となった訳ではない)
<!-- *階級: -->
*役職・称号など:[[MS]]パイロット
*主な搭乗機:[[ガンダムAGE-3 ノーマル]]、[[ガンダムAGE-3 フォートレス]]、[[ガンダムAGE-3 オービタル]]、[[ガンダムAGE-FX]]
<!-- *キャラクターデザイン: -->

地球の都市・[[オリバーノーツ]]に住む少年。[[フリット・アスノ]]の孫であり、[[アセム・アスノ]]を父に持つ。<br />茶髪と翠眼が特徴で、早期から[[Xラウンダー]]としての高い資質を見せている。<br />生まれて間もなくアセムが行方不明となり、その後の13年間をフリットや[[ロマリー・ストーン|ロマリー]]、[[ユノア・アスノ|ユノア]]達に育てられていた。とりわけ祖父であるフリットを慕っていて、ガンダムに強い憧れを抱いている。ガンダムパイロットを勤める主人公としては[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と並びシリーズ最年少の13歳。<br />2期終盤から眠りについていた[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]の覚醒により活発化したヴェイガンに対抗する為、祖父の導くまま戦いに参戦する。戦争を経験するにはあまりに幼く、またゲーム感覚でモビルスーツを扱えるよう意図したフリットの教育と重なり、当初は敵の撃破が同じ人間を殺害する行為である実感が無かった。その為、[[ディーヴァ]]乗艦後に知り合った[[シャナルア・マレン|シャナルア]]から、彼女の指導で身に付けた技能で敵機を撃墜したことを嬉しそうに報告し叱咤された。<br />育ちが良かったためか誰に対しても礼儀正しく、敵方である[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]の恩義(取引でもあったが)に対しては素直に礼を返していた。また、[[ルウ・アノン|ルウ]]と出会った時は年相応の子供らしい側面も見せている。<br />その素直さは、自分を良く思っていない[[ウットビット・ガンヘイル|ウットビット]]の意図に気付かず怒らせる、スパイである[[シャナルア・マレン|シャナルア]]説得の為「自分に出来る事なら何でもする」と発言する等、後述の不殺を貫く行為も含め、自身の想いを曲げない強い性格から来るものでもある。

火星圏では[[ヴェイガン]]の実情と共にイゼルカントの真の目的を知る。

火星圏から戻ってからは、ヴェイガンと倒すのではなく互いに分かり合い共存する道を模索する。ルナベース奪還作戦では敵MSの頭部を切り離し敵兵を殺さないように戦い、[[フラム・ナラ|フラム]]や[[ジラード・スプリガン|ジラード]]といった[[Xラウンダー]]に分かり合う為に戦闘中に積極的な対話を試みているがいずれも拒絶されている。

月刊コロコロコミックでのコミカライズ『クライマックスヒーロー』ではアニメ本編よりも明るくやんちゃな性格になっており、ヴェイガンの実情を知りながらも戦争を終わらせる為に'''何の迷いもなくFXバーストモードを使用する'''。

== 登場作品と役柄 ==
<!-- :[[作品名]]:解説 -->
;[[機動戦士ガンダムAGE]](第三部)
:オリバーノーツを襲撃してきた[[ヴェイガン]]に対抗すべく、フリットと共に[[ガンダムAGE-3 ノーマル|ガンダムAGE-3]]に乗り込んで多数の[[ダナジン]]や[[ゼハート・ガレット]]の[[ギラーガ]]と戦う。<br />ヴェイガン打倒の為に[[ディーヴァ]]に乗り込み、砂漠で襲ってきた[[ファントム3]]を退けつつ[[ロストロウラン基地]]に到着するが、そこで姉のように慕っていた[[シャナルア・マレン]]が敵のスパイだった事が発覚し、脱走した彼女を追いかけるも遭遇した敵機との戦闘で自身を庇って戦死してしまい、悲しみに暮れる。<br />宇宙に上がると「キャプテン・アッシュ」を名乗って[[宇宙海賊ビシディアン]]の頭領となっていた[[アセム・アスノ]]と再会し、[[EXA-DB]]の情報が入ったメッセージカプセルを託される。その後、ヴェイガンとの戦闘で[[ザナルド・ベイハート]]によって[[ガンダムAGE-3 オービタル]]が鹵獲され、自身も捕虜となる。[[セカンドムーン]]の[[フェザール・イゼルカント]]の元へ連行されたキオは、そこでヴェイガンの実情を知るのだった。
;[[機動戦士ガンダムAGE]](第四部)
:火星圏から戻り、ヴェイガンと共存の道を探すために[[ガンダムAGE-FX]]で戦いながら、敵を殺さずに無力化しフラムやジラードに戦いを止めるように呼び掛ける。ルナベース奪還後にルナベースにてフリットとアセムの口論の場に出くわして、ヴェイガンの殲滅し救世主とならんとするフリットを否定する。<br />ラ・グラミス攻略作戦の前に[[セリック・アビス|セリック]]に敵を殺さない戦い方をやめるように言われるが、敵も味方も救う戦い方を貫きラ・グラミス攻略作戦に出撃する。その戦闘中に火星圏で出会った少年、[[ディーン・アノン|ディーン]]と再会、交戦しディーンを戦闘不能に持ち込んで、互いに分かり合うことに成功するも、その直後に[[ザナルド・ベイハート|ザナルド]]によってディーンが殺される。怒りのままFXバーストモードを起動させ、明確な殺意を持ってザナルドを殺そうとするも、直前で我に返り乗機の[[ザムドラーグ]]を大破させるにとどめた。<br />その後、ディーヴァの付近で囮のフラムと交戦し、フラムの気迫で圧倒されるが、アセムとフリットに助けられる。フラムと[[レイル・ライト|レイル]]によりディグマゼノン砲の射線上にガンダムをとどめられるも、[[オブライト・ローレイン|オブライト]]と[[ジョナサン・ギスターブ|ジョナサン]]の捨て身の援護もあってディグマゼノン砲を逃れる。<br />ディーヴァ撃沈後はフリットとアセムと共に[[ゼラ・ギンス|ゼラ]]の[[ヴェイガンギア]]と交戦する。フリットがプラズマダイバーミサイルでセカンドムーンごとラ・グラミスを破壊しようとした時には、身を挺してアセムと共にフリットを説得する。フリットの説得後はラ・グラミスの結合部を破壊してセカンドムーンを救おうとする。その時に[[ヴェイガンギア・シド]]と交戦し、ゼラを救出してヴェイガンギア・シドを破壊する。それから37年後にはアセムと共にブルーシアのガンダム記念博物館の前のフリットの銅像に全てが終わった事を告げた。

== 人間関係 ==
<!-- :[[キャラ名]]:解説 -->

=== 家族・友人 ===
;[[フリット・アスノ]]
:祖父。イゼルカントやヴェイガンを「悪」と教育し、更にはゲームと称したシミュレーターを与えて来たるべき戦いに備えさせていた。
;[[エミリー・アモンド|エミリー・アスノ]]
:祖母。
;[[アセム・アスノ]](キャプテン・アッシュ)
:父。生まれてすぐに行方不明となるが、海賊となって再会する。
;[[ロマリー・ストーン|ロマリー・アスノ]]
:母。キオの前ではいつも笑顔を見せていた。
;[[ユノア・アスノ]]
:叔母。共に[[ディーヴァ]]に搭乗し、キオを見守っていく。
;[[ウェンディ・ハーツ]]
:幼馴染。強い信頼で結ばれている。
;[[ウットビット・ガンヘイル]]
:当初は一方的に避けられていたが、[[ファントム3]]との戦いの中で互いに認め合っていく。

=== 地球連邦軍 ===
;[[セリック・アビス]]
:隊長。最終決戦前に不殺行為を止めるよう忠告される。
;[[シャナルア・マレン]]
:戦い方を教えられ、姉のように慕っていた。
;[[ロディ・マッドーナ]]
:ディーヴァの整備士長。AGEビルダーのオペレーターも務め、キオのMSの操縦訓練に使われていたMSバトルシミュレーターの製造にも関わっている。

=== ヴェイガン ===
;[[フェザール・イゼルカント]]
:倒すべき存在だが…。
;[[ルウ・アノン]]
:セカンドムーンで出会い交流を重ねる。
;[[ディーン・アノン]]
:セカンドムーンで出会う。当初は警戒されていたが、後に改善される。
;[[ロミ・イゼルカント]]
:キオと容姿が似ている[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]の息子。[[フェザール・イゼルカント|イゼルカント]]はキオを[[ロミ・イゼルカント|ロミ]]の生まれ変わりだと思っているが、実際は不明。
;[[マリー・メイス]]
:セカンドムーンでの世話係。
;[[フラム・ナラ]]
:ルナベース攻防戦で交戦し、圧倒し対話を試みるが拒絶される。
;[[ゼハート・ガレット]]
:オリバーノーツやロストロウランなどでで交戦し、第三部のOPなどでキオのライバルとなるかと思われたが、第四部のOPやルナベース攻防戦でキオよりも父、[[アセム・アスノ|アセム]]の方をライバル視している。
;[[ジラード・スプリガン]]
:元連邦軍のエースパイロットでヴェイガンに寝返る。連邦とヴェイガンの両方を知る為、共存するために呼び掛けるも連邦への憎しみで戦っている為、拒絶される。

== 名台詞 ==

=== 第三部 ===
;「天国の父さん、戦争はまだ終わっていません…」
:初登場にてクランシェが飛び交っている空を見て。アセムがキオ生後に呟いた「戦争のない世界」は未だに実現しておらず、キオはフリットによって戦争を終わらせる救世主に仕立て上げられようとしていた。<br />ちなみに既に軍ではアセムは死んだ事になっているが、実際はまだ天国には行っていなかった。
;「シャナルアさん!やりましたよ、ファントム3の1機を倒しました!」
:シャナルアに教えられた事を実戦で活かして敵機を倒して浮かれた際に発した台詞。この時はまだ戦争の実感がなった事から戦果を上げた事をシャナルアに褒めて欲しいとばかりに言ったものの、シャナルアには一喝されてしまう。恐らくはフリットとの対比を行ったものだと思われる。

=== 第四部 ===
;「…もうやめよう?僕達には分かり合える道があるはずなんだ。こんな事、もうやめようよ」
:和平への道を信じて疑わないキオは'''面識のない'''フラムに対し、戦闘中に諭そうと問いかけるが…無論フラムには理想論だと否定され、激昂されてしまう。ジラードにも同じような事を言っていたが、同様に一蹴されてしまっている。<br />ちなみにゲーム版においては'''布教活動'''とまで揶揄される。
;「爺ちゃんは憎しみに駆られてるだけじゃないか!そんなの救世主じゃない!'''そんなの絶対に違う!!'''」
:無抵抗のヴァイガンの捕虜を処刑しようとし、頑なに態度を変えないフリットに対して。初めて明確に自分の意思を伝え、フリットを否定した。
;「'''もうやめようよ!'''」
:キオを代表する台詞。作中では幾度となく敵機に語りかける。最終話ではプラズマダイバーミサイル投下を強行しようとするフリットに対して必死に問いかけ、初めて説得に成功する。
;「やり方が間違っているんです……!人が人を選んで理想郷を築くなんて!」<br />「今だって……人は人です!」<br />「地球圏の人達も、火星圏の人達も、精一杯生きてるんだ!」
:
;「火星圏の人達だって苦しんだんだ!生きる為にもがいて来たんだよ!」
:
;「爺ちゃんはなれたんだね。皆を救える、本当の救世主に……」
:ヴェイガンへの憎しみを捨て、セカンドムーンを救う為に立ちあがったフリットに対してかつて尊敬し、慕っていたフリットが戻って来た事への歓喜の言葉。
;(人はこれからも生きていきます。手を取り合って)
:
;「フリット爺ちゃん……僕たちの地球は元気になったよ」
:エピローグにてフリットの銅像に父、アセムと共に報告する。偶然にもその日は[[天使の落日]]から100年目の日であった。

=== クライマックスヒーロー ===
;「ボクとガンダムが、戦争にトドメを刺す」
:クライマックスヒーローでの決め台詞。シャナルアの死による戦いへの決意、イゼルカントへの啖呵などの場面で、多少改変されながらもほぼ毎回使用されている。

=== 小説版 ===
;「あなたみたいな愚かな人は、ゲームの中にだって出てこないッ! '''ゲームの中のボスキャラだって、もっとマジメに世界の事を、人類の事を考えてる!'''」
:小説版ではイゼルカントとの対峙の際に、真意を語るイゼルカントをこう言い放ち明確に否定した。どことなく邪推に聞こえてしまうのは勘ぐり過ぎか。またこのように、小説版ではキオのゲーム脳ぶりが強調されている。
;「それは独善だよ!何度でも言う、あなたもイゼルカントも間違っている!あなた達は同じコインの表裏だ…過去の捕われ、過去を言い訳にして憎悪と悲しみだけを広げている存在だ!」
:
;「連邦だってヴェイガンだって死んでいいわけないんだ!命はこの世界を支えているものなんだ!」
:
;「僕も…僕も誰かに植えつけられた言葉、爺ちゃんに植えつけられた言葉を鵜呑みにして罪を犯したから…人を殺してしまったから…!だから、君だけは救ってみせる!!」
:

== 搭乗機体・関連機体 ==
<!-- :[[機体名]]:説明 -->
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
;[[ガンダムAGE-3 ノーマル]]<br />[[ガンダムAGE-3 フォートレス]]<br />[[ガンダムAGE-3 オービタル]]
:第三部での搭乗機。火星圏での戦闘でキオの反応速度に付いて来れなくなった。
;[[ガンダムAGE-FX]]
:第四部での搭乗機。

== 商品情報 ==
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->

== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:キオ・アスノ]] (全文検索結果) -->

== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:キオ・アスノ]] -->

== リンク ==
*[[登場人物]]
2,059

回編集