ガンダム Gのレコンギスタ

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ガンダム Gのレコンギスタ

概要

2014年10月から放送開始したTVアニメーション作品。TBS系列毎日放送製作。

・海賊行為を働き軍事総監の娘でありながら「大尉は、アメリア軍を背負っていける人だったんです!」「弟は人殺しの汚名をかぶることになったのです!」など一切の加害者意識がないアイーダ(2・16話)
・深く考えもせず祖国を三度も襲撃した海賊についていく士官候補生の主人公(3話)
・救出しにきた友軍と戦闘することになっても自身の行動を全く自覚しない(4話以降)
・自身を助けに来た恩師デレンセンを殺害してもその後の話に全く反映されない(7話以降)
・身勝手な行動をした息子を叱りもせず平然と他国の軍事総監と手を結び海賊認定された部隊を連れて領内で自国の軍を攻撃するよう指示するキャピタルタワー運行長官(8話)
・記憶が戻っても大して話に影響しないラライア(14話)
・Gセルフの出自が確認できたのに不自然な形でメガ・ファウナに居座りドレッド艦隊が深刻な被害を受けても眉一つ動かさないリンゴ(16・24話)
・待機命令を無視して勝手に出撃して暴れたベルリを誰も咎めない(ヴィーナス・グロゥブからフォトン・バッテリーの供給が絶え地球圏全土がエネルギー不足に発展しかねない行為)(16話)
・ビーナス・グロゥブの使者が来るから大人しくしていろと言われたにも関わらず率先して騒動を起こす各陣営(17話)
・不自然な仕掛けが施されているクレッセント・シップ(この仕掛けによって航続期間を大幅に短縮できたがベルリ達が地球圏に戻ってくるころにはキャピタル・アーミィとドレッド軍の密約が決裂するなどむしろ時間を掛けたことにしたほうが説得力の増す展開であり、何の意味も無い仕掛け)(18話)
・どの勢力でも杜撰な捕虜の扱い(3・15・21話)
・自分の居住地に穴を開けるジット団の団長(20話)
・勝手にジーラッハを持ち出したマニィを放置するメガ・ファウナクルー(22話)

  ……など過去最高にハジけたストーリーと濃密な富野節が多くの視聴者を魅了した。


メカニック

G系列

G-セルフ
主役機。
G-アルケイン
G-ルシファー

アメリア

グリモア

キャピタル・テリトリー

レクテン
カットシー
エルフ・ブル
G-フェネクス
派生作品『ガンダム Gのレコンギスタ FROM THE PAST TO THE FUTURE』に登場。
キャピタル・アーミィによって復元されたユニコーンガンダム3号機 フェネクス

トワサンガ

ビーナス・グロゥブ

キャラクター

ベルリ・ゼナム
アイーダ・スルガン
ノレド・ナグ
クリム・ニック
ルイン・リー
マニィ・アンバサダ
ラライヤ・マンディ

用語

リギルド・センチュリーR.C.
フォトン・バッテリー
『フォトン(光子)』光のエネルギー。
キャピタル・タワー
「フォトン・エネルギー」を供給する宇宙と地球を結ぶ軌道エレベータ

世界観

宇宙世紀』から一千年余の年月が経過。新たにリギルド・センチュリーと呼ばれる年号を採用。宇宙世紀の戦争に関わる技術は封印、或いは抹消された排他的世界観。その世界観で新たな歴史を起こすべく、若者達が「レコンギスタ」と称して戦う。

スタッフ

原作
矢立肇、富野由悠季
監督
富野由悠季
キャラクターデザイン
吉田健一
メカニカルデザイン
安田朗、形侮一平、山根小利
デザインワークス
コヤマシゲト、西村キヌ、剛田チーズ、内田パブロ、沙倉拓実、倉島亜由美
色彩設計
水田信子
美術
岡田有章
音響監督
木村絵里子
企画・製作
サンライズ

主題歌

オープニング
「BLAZING」
作詞/メイリア、作曲/toku、編曲・歌/GARNiDELiA
エンディング
「Gの閃光」
作詞/井荻麟、作曲・編曲/菅野祐悟、歌/ハセガワダイスケ

各話リスト

リンク

公式サイト [1]
監督インタビュー [2]
毎日放送 [3]

評論

今までのガンダムシリーズの世界観である軌道エレベータ(『機動戦士ガンダム00』)や、最終戦争で失われた科学技術そのものを封印し掘り起こす設定(『機動戦士ガンダムAGE』)をベースにしつつ、宇宙世紀や正暦(『∀ガンダム』)に繋がる内容となっている。