ディミアン・カラス

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カラス(Karasu)

トビアの留学生時代の恩師だったが、その正体は木星帝国の特殊工作員。強者こそが正義という信念を持っており、それによって木星帝国に従う。その思考が適任であったのか、それともその任に着いた故の思考だったのかは判らないが、高能力者収集官としての地位も持っており、ギリ、カリストやエウロペはその教え子(後者は続編『鋼鉄の7人』にて登場)で、またトビアの能力にもいち早く目を付けており、彼を自身の門下に招こうと幾度と無く勧誘してきている。敵味方を問わず、最も早く、高く、トビアの能力を評価した人物かも知れない。

実は、宇宙世紀において数少ない、MS相手に生身で勝利を収めている人物である(相手は素人のトビアだったが)。他には、本作の主人公であるトビアや『第08MS小隊』のシロー・アマダがいる(ただし、トビアは奪取しただけである。シローの方はコクピット付近にバズーカを打ち込んで撃破)。
また、何気に生身で宇宙空間に投げ出されたにも関わらず、生還している(クェスは生身で宇宙空間に飛び出た際に耳を押さえて目も閉じていたが、彼は回想場面にて宇宙空間でハシゴを昇っている)。本人はこれについて「もっともあと2、3秒おくれれば、目玉が飛び出してしまうところでしたけどねぇ!」と述べている。

作者の長谷川祐一氏によれば、実はサイボーグという案もあったらしい。

登場作品と役柄

機動戦士クロスボーン・ガンダム

人間関係

クラックス・ドゥガチ
主君。思想がどうのではなく、「強者だから」従っているのである。
トビア・アロナクス
生徒だった。後に敵対する。
ベルナデット・ブリエット(テテニス・ドゥガチ)
ギリ・ガデューカ・アスピス
教え子の一人。
エウロペ・ドゥガチ
光のカリスト
影のカリスト

名台詞

「この世はね!トビア君!強き者だけが生きのこり、すべてを手にする権利があるのです!」
「弱き者は淘汰されてしかるべきなのです。私が木星帝国に力を貸すのは、木星こそが、地球圏を支配するにふさわしい力を持っていると考えるからです」
自分の考えを語った後に、トビアを激励した上で勧誘する。純然たる敵であるにも関わらず、こうも馴れ馴れしいキャラクターも珍しい。
「違うな!われわれは木星人なのだよ!地球人がそう呼ぶようにっ!」
「違う惑星の生き物なのだよ!すでに!SF映画に出てくる異星人のようにね!」
「ばかものーっ!!敗者のぶんざいで、勝者のゆくてをはばむでないわーっ」
最期の瞬間、後ろからトビアを狙おうとした部下を自らの手で始末して。「強いものこそ正しい」という彼の信念に順ずる死に様だった。

搭乗機体・関連機体

ノーティラス

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