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2年後にはオーブの代表として各国平定の毎日を過ごす。
 
2年後にはオーブの代表として各国平定の毎日を過ごす。
 
ユニウスセブン落下後に悪化したプラントと地球連合の間で関係が悪化すると、参戦を強要する地球連合の要求と、不戦・不干渉を貫くオーブの理念の間で完全な板ばさみになってしまう。
 
ユニウスセブン落下後に悪化したプラントと地球連合の間で関係が悪化すると、参戦を強要する地球連合の要求と、不戦・不干渉を貫くオーブの理念の間で完全な板ばさみになってしまう。
彼女の代表としてのカリスマと決断力に乏しい面が浮き彫りとなる。
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彼女の代表としてのカリスマと決断力に乏しい面が浮き彫りとなる。これは、前作では無鉄砲で向こう見ずな性格だった彼女が、国家元首となったことで、逆に自分の決断の重さを知り、周囲に気を使いすぎてしまっていることが原因とおもわれる。また、いまだに「姫」と呼ばれていることからも、周囲との距離が近い(近すぎる)こともあげられる。一個人として慕われているが、翻って「侮られている」ことでもある。
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前作では無鉄砲で向こう見ずな性格だったが、国家元首となったことで、逆に自分の決断の重さを知り、周囲に気を使いすぎてしまっていることが原因とおもわれる。
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ユウナとの戦略結婚の婚姻式の最中にキラに連れ出され、暫くアークエンジェルで成り行きを見届ける。再び戦争を外から見ることで己の未熟さを知ることとなる。ザフトのオーブ侵攻の際は自分が何をすべきかを悟り、父の形見、[[MS]][[アカツキ]]と父の遺言を受け取り、崩壊寸前のオーブを救った。この後、オーブ代表としての威厳を備わり、プラント代表[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の考え方を[[ラクス・クライン|ラクス]]ともに否定し、全面対決の姿勢で臨んだ。
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また、いまだに「姫」と呼ばれていることからも、周囲との距離が近い(近すぎる)こともあげられる。一個人として慕われているが、翻って「侮られている」ことでもある。
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なお、[[キラ・ヤマト]]とは遺伝子的に双子とされているが、出自の関係でどちらが先に生まれたのかは不明。そのため、彼女が姉を自称している。キラも特に不満はないようで、二人の関係は上下のない姉弟という姿に落ち着いている。
 
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ユウナとの戦略結婚の婚姻式の最中にキラに連れ出され、暫くアークエンジェルで成り行きを見届ける。再び戦争を外から見ることで己の未熟さを知ることとなる。ザフトのオーブ侵攻の際は自分が何をすべきかを悟り、父の形見、[[MS]][[アカツキ]]と父の遺言を受け取り、崩壊寸前のオーブを救った。この後、オーブ代表としての威厳を備わり、プラント代表[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]の考え方を[[ラクス・クライン|ラクス]]ともに否定し、全面対決の姿勢で臨む。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
<!-- :作品名:解説 -->
 
<!-- :作品名:解説 -->
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
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:当初は向こう見ずな姫君として周囲を巻き込んでいくトラブルメーカーであったが、アスランやキラとの出会い、父である[[ウズミ・ナラ・アスハ]]との別れを経て人間的に成長した。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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:前作では我の強い正確であったが、一転して周囲の顔色をうかがって右往左往する。これは彼女が国家元首という大きすぎる責務を背負うゆえに、逆に強すぎる決定権を恐れすぎていたためである。後に、自らの決定に恐れることなく意思を貫く先代の遺言とともに受け取った[[オオワシアカツキ|アカツキ]]を駆り、戦場へと赴く。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ウズミ・ナラ・アスハ]]
 
;[[ウズミ・ナラ・アスハ]]
:義理の父。
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:義理の父。実の父親として慕い、また尊敬もしていた。
 
;[[ホムラ]]
 
;[[ホムラ]]
 
:義理の叔父。
 
:義理の叔父。
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:本当の両親。
 
:本当の両親。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:双子の兄妹。
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:双子の兄妹。どちらが兄か姉かが不明だったため、カガリが姉を自称している。
 
;[[アスラン・ザラ]]
 
;[[アスラン・ザラ]]
 
:キラの幼馴染み。無人島の件で親しくなり、後に恋人関係になる。
 
:キラの幼馴染み。無人島の件で親しくなり、後に恋人関係になる。
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;[[アサギ・コードウェル]]<br />[[マユラ・ラバッツ]]<br />[[ジュリ・ウー・ニェン]]
 
;[[アサギ・コードウェル]]<br />[[マユラ・ラバッツ]]<br />[[ジュリ・ウー・ニェン]]
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:半国営企業モルゲンレーテ社が開発したM-1アストレイのパイロット。親会社の社長と子会社の社員の立場に近い。
 
;[[サイーブ・アシュマン]]
 
;[[サイーブ・アシュマン]]
 
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;[[アフメド・エル・ホゼ]]
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;[[アフメド・エル・ホズン]]
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:[[砂漠の夜明け]]のメンバー。カガリに淡い恋心を抱いており、率先してパートナーを買って出るなど健気なアピールをしていたが、残念ながら恋愛に疎いカガリには全く気づいてもらえていなかった。バルトフェルド隊の追撃戦で死亡。なお、既存ムック「ガンダムSEEDキャラクター大辞典」の「アフメド・エル・ホセ」の表記は誤り(または発音の問題で変更)とされ、HDリマスター準拠の表記となっている。
 
;[[ユウナ・ロマ・セイラン]]
 
;[[ユウナ・ロマ・セイラン]]
 
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=== SEED ===
 
=== SEED ===
 
;「ああ……やっぱり……!」<br />「地球軍の新型機動兵器……っ、お父様の裏切り者!!」
 
;「ああ……やっぱり……!」<br />「地球軍の新型機動兵器……っ、お父様の裏切り者!!」
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:ヘリオポリスで極秘に開発されていたGTXシリーズ(ガンダム)を見つけて。[[オーブ連合首長国]]の国是を謳いながら、その実他国の戦争に協力しているという二枚舌は、カガリのようなまっすぐな性格では許せなかったのだろう。しかし、それも国を守るためのしたたかな外交術でもあるのだが、それを受け入れるには彼女はまだ世界を知らなすぎた。
;「殺されるから殺されて、殺し合うから殺されて…それでホントに最後は平和になるのかよ!ええっ!?」
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;「殺されたから殺して、殺したから殺されて…それでホントに最後は平和になるのかよォ!ええっ!?」
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:キラを自爆までして倒したアスランに。母親を、友人を失った悲しみを怒りに換え、それを戦う理由としたアスランだったが、結局最後には何も得られなかった。しかし、何も得られないということを理解しながらも、それでも戦わなければいられないという彼に対して、憎悪の連鎖を断ち切れと叱咤するカガリの言葉は、後々のアスランの行動や考え方に深く影響を与えることとなった。
 
;「逃げるな!…生きるほうが、戦いだ!!」
 
;「逃げるな!…生きるほうが、戦いだ!!」
 
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=== SEED DESTINY ===
 
=== SEED DESTINY ===
 
;「だが!強すぎる力は、また争いを呼ぶ!!」
 
;「だが!強すぎる力は、また争いを呼ぶ!!」
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:デュランダル議長との会談で。彼女が「力」というものに対して極めて強い警戒心を抱いていることが良くわかる。また争いを、つまり再びオーブの国土を焼きかねない自体を最も恐れているのである。他国を巻き込まない程度の戦争であれば、オーブの国益にもつながることにもなるが、一方で強すぎれば自らも火傷を負うという、オーブの立場の難しさを裏付けている。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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;[[ストライクルージュ]]
 
;[[ストライクルージュ]]
 
:
 
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;[[アカツキ]]
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;[[オオワシアカツキ|アカツキ]]
 
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