「エビル・S」の版間の差分
(新規作成) |
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
(3人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | == | + | {{登場メカ概要 |
+ | | 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 --> | ||
+ | | 外国語表記 = EBIRU-S | ||
+ | | 登場作品 = [[機動戦士ガンダムF91]] | ||
+ | <!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 --> | ||
+ | | デザイナー = 大河原邦男 | ||
+ | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | ||
− | + | {{登場メカ概要 | |
− | + | | タイトル = スペック | |
− | + | | 分類 = 偵察用量産型[[モビルスーツ]] | |
− | + | | 型式番号 = XM-03 | |
− | + | | 頭頂高 = 13.2m | |
− | + | | 全高 = | |
− | + | | 本体重量 = 6.8t | |
− | + | | 全備重量 = 16.7t | |
− | + | | 主動力 = [[熱核融合炉]] | |
− | * | + | | ジェネレーター出力 = 3,090kw |
− | * | + | | スラスター推力 = |
− | + | *22,540kg×2 | |
− | + | *11,390kg×2 | |
− | + | | スラスター総推力 = 67,860kg | |
+ | | 装甲材質 = チタン合金ハイセラミック複合材 | ||
+ | | センサー有効半径 = | ||
+ | | 開発組織 = [[ブッホ・エアロダイナミックス社]] | ||
+ | | 所属 = [[クロスボーン・バンガード]] | ||
+ | | 所属組織 = | ||
+ | | 所属部隊 = | ||
+ | | 母艦 = | ||
+ | | 主なパイロット = [[クロスボーン・バンガード]]一般兵 | ||
+ | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | ||
− | [[ | + | == 概要 == |
+ | [[クロスボーン・バンガード]]が制式化した[[モビルスーツ]]の内、初の偵察型MSにあたる機体。[[デッサ・タイプ]]を原型としつつ、[[デナン・ゾン]]よりも更なる小型化を実現し、高度な情報収集・分析能力を備える。 | ||
+ | 偵察型MSという仕様上、エビル・Sは戦闘を重視した機体ではないが、威力偵察、遭遇戦、敵機のデータ収集、低強度状況での戦闘などに対応する為、多数の武装を備えている。この結果、強行偵察時の支援機が不要な自己完結性を獲得したが、電子機器への影響を回避する目的で[[ビーム・シールド]]は採用されておらず、防御装備は装甲板式のシールドを装備する。 | ||
+ | |||
+ | [[コスモ・バビロニア建国戦争]]では[[フロンティアIV]]侵攻における斥候として活躍し、情報収集は当然の事、コロニー港湾部の早期制圧や橋頭堡の確保で実績を残した。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | |||
;[[機動戦士ガンダムF91]] | ;[[機動戦士ガンダムF91]] | ||
− | : | + | :初登場作品。フロンティアIVに侵入した際、司令室や停泊中の[[サラミス改級]]のブリッジを破壊している。作中には他にも[[黒の部隊]]専用機が登場した。 |
+ | ;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]] | ||
+ | :[[ダーク・タイガー隊]]所属の赤基調機体の設定画が存在する。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
− | + | === 特殊装備 === | |
− | + | ;偵察ポッド | |
+ | :エビル・Sから分離して情報を収集する自走式偵察子機。3基のセンサー、推進器、アンテナを備え、普段は右肩のラッチに固定される。入手した情報は母機のエビル・Sのみならず、隊長機の[[ダギ・イルス]]や僚機とも共有・分析される。 | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
− | ; | + | ;4連ショット・クロー |
− | : | + | :左手相当部に搭載したロケット射出式のクロー。クロー単体または基部ごと射出可能。基部にはヘビー・マシンガンを4基備える。 |
− | ; | + | ;ヘビー・マシンガン |
− | : | + | :ショットクローの基部に4門装備された機関砲。クロー射出後も使用が可能。 |
− | ; | + | ;3連グレネード・ラック |
− | :[[デナン・ゲー]] | + | :左肩に備えられた擲弾投射器。装填されているグレネードは[[デナン・ゲー]]と同型の物を使用する。 |
− | ; | + | ;[[ビーム・サーベル]] |
− | : | + | :ビーム刃展開式の近接格闘兵装。装備箇所は一般的なC.V.製MSと同じくリアスカート裏とされる。 |
− | ; | + | ;[[ショット・ランサー]] |
− | : | + | :左前腕部に外装する槍型の近接格闘兵装。他のC.V.製MSと同じく穂先を分割射出が可能とされる。 |
− | ; | + | ;ビーム・スプレーガン |
− | : | + | :エビル・Sが装備する小型ビーム射撃兵器。短射程で威力も高くは無いが、エビル・Sでは唯一の手持ち式ビーム火器となる。 |
;シールド | ;シールド | ||
− | : | + | :右腕に装備された実体型シールド。ビーム・シールドは偵察活動に必須となる電子機器に悪影響を与える為、旧来の装甲式シールドを採用した経緯がある。 |
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
48行目: | 69行目: | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | ;[[ | + | ;[[ダギ・イルス]] |
− | : | + | :偵察部隊用指揮官機。当機を指揮する立場にある機体。 |
;[[デナン・ゾン]] | ;[[デナン・ゾン]] | ||
:原型機。 | :原型機。 | ||
+ | ;[[クロスボーン・ガンダム]] ([[クロスボーン・ガンダムX13|X13]]など) | ||
+ | :本機の偵察用ポッドから着想を得た小型偵察ポッド「ビリー」が実験兵器として実装されている。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
<!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> --> | <!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> --> | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
− | + | *[http://www.gundam-f91.net/ms/13.html 『機動戦士ガンダムF91』公式サイト:エビル・S] | |
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
+ | <!-- == 脚注 == --> | ||
+ | <!-- <references /> --> | ||
+ | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | ||
+ | {{DEFAULTSORT:えひる S}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 --> | ||
+ | [[Category:登場メカあ行]] | ||
+ | [[Category:機動戦士ガンダムF91]] | ||
+ | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |
2022年4月13日 (水) 03:16時点における最新版
エビル・S | |
---|---|
外国語表記 | EBIRU-S |
登場作品 | 機動戦士ガンダムF91 |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
型式番号 | XM-03 |
頭頂高 | 13.2m |
本体重量 | 6.8t |
全備重量 | 16.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,090kw |
スラスター推力 |
|
スラスター総推力 | 67,860kg |
装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
開発組織 | ブッホ・エアロダイナミックス社 |
所属 | クロスボーン・バンガード |
主なパイロット | クロスボーン・バンガード一般兵 |
概要 編集
クロスボーン・バンガードが制式化したモビルスーツの内、初の偵察型MSにあたる機体。デッサ・タイプを原型としつつ、デナン・ゾンよりも更なる小型化を実現し、高度な情報収集・分析能力を備える。
偵察型MSという仕様上、エビル・Sは戦闘を重視した機体ではないが、威力偵察、遭遇戦、敵機のデータ収集、低強度状況での戦闘などに対応する為、多数の武装を備えている。この結果、強行偵察時の支援機が不要な自己完結性を獲得したが、電子機器への影響を回避する目的でビーム・シールドは採用されておらず、防御装備は装甲板式のシールドを装備する。
コスモ・バビロニア建国戦争ではフロンティアIV侵攻における斥候として活躍し、情報収集は当然の事、コロニー港湾部の早期制圧や橋頭堡の確保で実績を残した。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムF91
- 初登場作品。フロンティアIVに侵入した際、司令室や停泊中のサラミス改級のブリッジを破壊している。作中には他にも黒の部隊専用機が登場した。
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- ダーク・タイガー隊所属の赤基調機体の設定画が存在する。
装備・機能編集
特殊装備 編集
- 偵察ポッド
- エビル・Sから分離して情報を収集する自走式偵察子機。3基のセンサー、推進器、アンテナを備え、普段は右肩のラッチに固定される。入手した情報は母機のエビル・Sのみならず、隊長機のダギ・イルスや僚機とも共有・分析される。
武装・必殺攻撃編集
- 4連ショット・クロー
- 左手相当部に搭載したロケット射出式のクロー。クロー単体または基部ごと射出可能。基部にはヘビー・マシンガンを4基備える。
- ヘビー・マシンガン
- ショットクローの基部に4門装備された機関砲。クロー射出後も使用が可能。
- 3連グレネード・ラック
- 左肩に備えられた擲弾投射器。装填されているグレネードはデナン・ゲーと同型の物を使用する。
- ビーム・サーベル
- ビーム刃展開式の近接格闘兵装。装備箇所は一般的なC.V.製MSと同じくリアスカート裏とされる。
- ショット・ランサー
- 左前腕部に外装する槍型の近接格闘兵装。他のC.V.製MSと同じく穂先を分割射出が可能とされる。
- ビーム・スプレーガン
- エビル・Sが装備する小型ビーム射撃兵器。短射程で威力も高くは無いが、エビル・Sでは唯一の手持ち式ビーム火器となる。
- シールド
- 右腕に装備された実体型シールド。ビーム・シールドは偵察活動に必須となる電子機器に悪影響を与える為、旧来の装甲式シールドを採用した経緯がある。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ダギ・イルス
- 偵察部隊用指揮官機。当機を指揮する立場にある機体。
- デナン・ゾン
- 原型機。
- クロスボーン・ガンダム (X13など)
- 本機の偵察用ポッドから着想を得た小型偵察ポッド「ビリー」が実験兵器として実装されている。