アストナージ・メドッソ

アストナージ・メドッソ
アストナージ・メドッソ
外国語表記	Astonaige Medoz
登場作品	機動戦士Ζガンダム; 機動戦士ガンダムΖΖ; 機動戦士ガンダム逆襲のシャア;
声優	広森信吾（現・拡森信吾）
デザイナー	安彦良和（Ζ～ΖΖ）; 北爪宏幸（逆襲のシャア）;
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概要編集

エゥーゴに所属するアーガマのメカニックチーフ。メカニックマンとして確かな腕を持ち、整備に関しては口うるさいが、普段は気さくな気のいい人物である。

グリプス戦役から第一次ネオ・ジオン抗争までアーガマ及びネェル・アーガマのメカニックとして活躍。その後地球連邦軍の所属となり、ロンド・ベルでもメカニックとして活躍するが、シャア・アズナブル率いるネオ・ジオンとの戦闘中、乗艦のラー・カイラムが被弾した際に流れ弾を受けて戦死した。

機動戦士Ζガンダム: 初登場作品。第3話より登場。Ζガンダム、ガンダムMk-II、百式など様々な機体を整備。その腕前の優秀さを見せつけた。
機動戦士ガンダムΖΖ: 他のアーガマクルーらと共にΖガンダムより引き続き登場。ジュドー・アーシタらシャングリラの子供達に対する反発から、一度はΖガンダムに乗って出撃する事もあった。その後、ジュドー達とは打ち解け合い、強化型ΖΖガンダムにビームコーティングを施すなどの活躍を見せた。
機動戦士ガンダム逆襲のシャア: ロンド・ベル所属のメカニックマンとして登場。同作では恋人のケーラ・スゥが登場したが、ネオ・ジオンとの戦闘で戦死。その後、チェーン・アギが応急修理したリ・ガズィの出撃を制止しようとした際に流れ弾を受け、ケーラの後を追うように命を散らした。
GUNDAM CRISIS: 一年戦争時のアストナージが登場。技術士官候補生としてモスク・ハンの下でマグネットコーティングの研究開発に従事しており、アトラクションでは彼の指示の下でガンダムへマグネットコーティング処理を施すのに必要なデータ「VQマニュアル」を制限時間内に収集する事になる。

「俺だって、出来るじゃないのぉ！！うおっ！？」: 第6話より、ファのメタスにトドメを刺そうとするマシュマーのズサを頭上から取り押さえた際に。乙女のピンチをここぞとばかりに救って意気揚々としたものの、直後に殴り飛ばされ、それ以上の活躍も無いまま相手を取り逃がしてしまうのだった。

「ケーラ！取って置きのサラダ、作っとくからな！」: リ・ガズィで発進する直前のケーラにかけた約束。対するケーラは「愛してるよ」と告げて出撃するも、アストナージは上手く聞き取る事ができなかった。そして約束が果たされる事は無く……。
「サラダを…一緒に食べるんじゃなかったのか？」: 戦闘終了後、ケーラはギュネイの手によって無残な死体となって帰ってきた。恋人の死を前に嘆くアストナージの姿に格納庫は悲痛な雰囲気に包まれた。
「チェェェーン！！やめろぉぉぉっ！！」: 最期の台詞。アムロの手助けをしようとサイコフレームの試料を手に半壊したリ・ガズィで出撃しようとするチェーンを必死に止めようとするアストナージだったが、コックピットから離れた瞬間にカタパルトに敵弾が直撃。破片をまともに食らって命を落としてしまった。
『Ζ』から同作に至るまで出演し続けたキャラクターであるが故に、その死はあまりにも呆気ないものであり、腹部から血を流した死体が画面を横切る光景は見る者にショックを与えた。

「ベルトーチカ！」: 同作における最期。映画では「サイコフレームが多い方がアムロが有利」という理由でチェーンが制止を振り切ったのに対し、ベルトーチカは「お腹の赤ちゃんが、行けって言っているの！」と強引に発進しようとしたため、不可解な理由にアストナージも「そりゃおかしい」と反論。結局、発進を食い止める事は叶わず、映画と同じ末路を迎えた。

恋人とサラダを食べる約束をするという死亡フラグを立てた結果、ケーラ共々命を落としてしまった事から、サラダ繋がりとしてアニメ『超時空要塞マクロス』のエピソード「パインサラダ」が引き合いに出される事がある。向こうは彼氏だけが死亡してしまっており、更に続編でパインに絡めたネタで誰も死なないオチが描かれた事で「パインサラダ＝恋人が死ぬ」「サラダ＝ 2人とも死ぬ」「パインのみ＝誰も死なない」といったように死亡フラグの一例としてテンプレ化される事となった。
アストナージは宇宙世紀シリーズ、ひいてはガンダムシリーズの中でも屈指の知名度を誇るメカマンであり、続々と登場機体が入れ替わっていった『Ζ』〜『逆シャア』の3作品で、量産機、試作機を問わず様々な機体の面倒を見て来た事でも有名。その為、ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズでは様々な作品に登場するメカニック達を取りまとめるなど、独特な存在感を見せている。