ホバートラック

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M353A4 74式ホバートラック

概要

ジオン軍のザクIIによる電撃的な侵攻に直面した地球連邦軍が、自軍でもMSを配備するにあたり情報・通信面でMSをサポートする戦闘支援車輌の必要性を感じてM340ホバートラックをもとに開発した車両。通称は「ブラッドハウンド」や単に「ホバートラック」。

最大の特徴は荷台の右脇に装備した杭状のアンダーグラウンド・ソナーで、これによって電波が阻害されるミノフスキー粒子の影響下でも「音」による索敵・情報収集が可能になった。これ以外にも変式伸縮アンテナや回転式ペリスコープによる充実した通信・索敵機能を備えるほか、4基のホバーエンジンによってMSと同等の進軍速度・機動性と水上など地形を選ばない走破性を獲得している。さらに後部の荷台を用いて弾薬や予備武装、歩兵用装備や予備人員などを運搬できるが、反面武装は最低限の20mmバルカン砲のみと直接戦闘(特に対MS戦)は想定していない。

地球連邦軍極東方面軍第1混成機械化大隊(通称コジマ大隊)などではMS3機につき本車両が1両配備されて1個小隊を編成し、視界の悪い東南アジア戦線のジャングルで索敵や管制を担う欠かせない戦力となった。一方オデッサ作戦における独立混成第44旅団のように指揮官が乗車して運用された例もあり、ラサ基地攻防戦でコジマ大隊第08MS小隊と交戦したノリス・パッカードも「指揮車」と識別している。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
第08MS小隊を始めコジマ大隊の各MS小隊に1両ずつ配備されており、08小隊ではミケルが操縦手兼機銃手、エレドアがソナー手を務める他、キキ・ロジータなど他の人員が搭乗したこともある。
機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
独立混成第44旅団大隊のミケーレ・コレマッタ少佐が乗車し、野戦司令部として運用されている。
機動戦士ガンダムUC
OVA版のep4にて、バルカン砲の代わりに大型砲塔を装備した車両が1カットだけ登場。しかしヨンム・カークスに狙撃され撃破された。

装備・機能

特殊機能

アンダーグラウンド・ソナー
右側後部に装備した杭状の音紋索敵用装備。車体を前後のアウトリガーによって固定したうえで地面に打ち込み、音によって敵の位置・種別などを識別する。ミノフスキー粒子の影響を受けずに情報収集でき、障害物が多く光学センサーによる索敵に限界があるジャングルや市街地で真価を発揮する。
大型伸縮アンテナ
左側後部に装備。上方に向けて展開でき、「MS IGLOO2 重力戦線」で使用している。
スモーク・ディスチャージャー
車体左側と砲塔右側に装備。

武装・必殺攻撃

20mmバルカン砲
チェーンガンとも。車体前方右側の砲塔にマウントされ、砲手が手動で操作を行う。砲弾は徹甲弾や榴弾があり、ドップなどの軽目標なら撃墜できるもののMSに対しては威力不足と思われる。
大型砲塔(詳細不明)
「UC」にてトリントン基地に配備されていた車両が装備していたもの。ほんの数秒しか映っていないうえ一切発砲せずに撃破されたことから詳細は一切不明。

対決・名場面

関連機体

陸戦型ガンダム
陸戦型ジム
コジマ大隊などで小隊を構成していた装備。


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