テクス・ファーゼンバーグ

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テクス・ファーゼンバーグ

フリーデンの専属医。頬のこけた細面にこれまた細い眼と、ともすれば酷薄な印象を与えがちな容貌だが、実際には作中屈指の人格者。 フリーデンでは数少ないジャミルよりも年上の人間であり、年齢が判明している中では、クルー中最年長。 年の功(というほど高齢でもないが)から紡ぎ出される含蓄ある言葉は、妙な説得力を持っており、過酷な旅の中、彼のちょっとした言葉に救われた人間は多い。

いつもクールに見えるが、ロアビィが設置した娯楽室のビリヤードにはかなり入れ込んでおり、 買い出しでメンバーが出払っている隙に秘密特訓に励むなどのほほえましい一面も見せた。

登場作品と役柄

機動新世紀ガンダムX

人間関係

ジャミル・ニート
戦前からの古い付き合い。
ティファ・アディール
体が弱く、何かと寝込むことの多い彼女とは顔を合わせる機会が多かった。

名台詞

「ガロード、お咎めなしだって?そいつはミスジャッジかもしれんぞ」
第6話『不愉快だわ』より。ガロードの作業ミスを不問に付したジャミルに異を唱える。
孤独に生きてきたガロードは優しくされることになれておらず、逆に功に逸ってさらなるミスを繰り返すかもしれないと危惧していた。
彼の懸念通り、ガロードは失地を挽回しようとスタンドプレーに走り、ジャミルを危険にさらしてしまう。
「"巷に雨の降るごとく、我が心にも雨ぞ降る"…ランボーの詩だったか?」
第9話『巷に雨の降るごとく』タイトルコール。雨が降る中、重症をおして外に出たジャミルに肩を貸しながら。
この後ジャミルから「いや、ヴェルレーヌだ」と訂正が入る。
「大切に思うのと、大切にすることは、似ているようで違う。こと、女性に関してはな」
第18話『Loreleiの海』より。自主的に仕事を引き受けたティファを手伝おうとするガロードを制止し、彼女の自発的な行動を見守るべしと説く。
「たいていの問題は、コーヒー一杯飲んでいる間に心の中で解決するものだ。あとは、それを実行できるかどうかだ」
最終回『月はいつもそこにある』より。野戦病院でベッドが隣り合ったゲリラと新連邦兵が言い争いをしているところに介入し、コーヒーを提供する。

話題まとめ

資料リンク

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