GNZ-004 ガガ(Gaga)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00、ガンダムEXA
- デザイナー:柳瀬敬之
- 分類:イノベイター(イノベイド)専用モビルスーツ(実際は特攻兵器)
- 装甲材質:Eカーボン
- 頭頂高:18.1m
- 本体重量:26.4t
- 主動力:GNドライヴ[Τ]
- 出力:不明
- 開発組織:イノベイター(イノベイド)
- パイロット:戦闘用イノベイド
イノベイター(イノベイド)の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
「GNZシリーズ」の簡易生産型で、敵機に対して特攻を行う事に特化した仕様となっている。この為、コアファイターによる脱出機能は搭載されていない。擬似太陽炉は胸部に搭載され、トランザムシステムも使用可能。下半身はオミットされており、代わりにブースターユニットを1基装着出来る。また、腕部はマニピュレーターとしての機能が排除されており、代わりに脚部としての機能を持たされている。
なお、特攻兵器として開発された為か、装甲は薄いらしいという記述が小説版に存在する。パトリック・コーラサワーがジンクスIIIで3機をまとめて撃墜するという戦果を挙げられたのもその為かも知れない。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- パイロットはブリング・スタビティやデヴァイン・ノヴァと同じ塩基配列パターンであるイノベイド兵。
外宇宙航行母艦ソレスタルビーイングに数百機配備され、ソレスタルビーイングとの最終決戦に投入された。これによってプトレマイオス2に損害を与え、カタロンや地球連邦軍の輸送艦を撃沈したり、パトリック・コーラサワーの乗るジンクスIIIを撃墜する等の戦果を挙げた。また、誤ってレグナントに激突した機体もいる。
その後、リジェネと共にヴェーダを掌握したティエリアがセラフィムガンダムのトライアルフィールドを発動させた事によって、全機が機能停止に陥っている。 - ガンダムEXA
- ピーニャ・ハーシーの戦闘訓練の相手として多数が登場。彼女の乗るスサノオに特攻を仕掛けていた。
装備・機能
特殊機能
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間がある上、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
なお、本機のそれは第4世代ガンダムの技術を使っている為、途中解除して再度トランザムする事が可能。元々イノベイターはトランザムの技術を持っていなかったのだが、ビリー・カタギリによって本機に搭載された。 - 大型ブースター
- 本機の追加装備。機体の下部に1基装着可能。
武装・必殺攻撃
- GNバルカン
- 胸部に2門内蔵している速射式の小型ビーム砲。本機の唯一の武装であり、「GNZシリーズ」の共通武装でもある。
- 特攻
- トランザムで敵機に体当たりして破壊する攻撃で、GNフィールドも突破可能。大量のガガが同時にトランザムを起動して特攻するその様はまるで「虫の大軍」のようでもあった。
ちなみにこれを観た視聴者からはよく「トランザム祭り」と言われている。