アコード
アコード(Acord)
コーディネイターの次なる進化人類であり、ギルバート・デュランダルが提唱したデスティニー・プランを管理し、人類を導くものとして生み出された。
ファウンデーション王国女王アウラ・マハ・ハイバルがメンデルで開発にかかわり、デュランダルやラクス・クラインの母親も共同で研究していた。そのためラクスもアコードの一人である。曲がりなりにも人類の自由と平和を目指していたデュランダルが管理者を作ろうとしたとは考えにくく、アウラ個人の手によって本来の理念をゆがめて創造されたと言っていい。
全員がファウンデーション王国女王親衛隊ブラックナイトスコードのメンバーであり、テレパシーや読心等人間を超越したかのような能力を持ち、さらに互いの精神を読みあうことで言葉を使わなくともコミュニケーションをとることが出来たり相手の心に干渉して精神汚染を引き起こし暴走状態に陥れることが出来る。
次世代として、それまでのコーディネイターを上回る高い能力を持つが、良くも悪くも温室育ちであるため「自分たちが成功するのは当然」という自惚れに陥っている者が一部を除いて多く、他者を見下す傾向にあり人間が経験するであろう失敗や挫折といった負の感情を経験しておらず想定外のことや相手のトラウマや心の闇に触れるとパニックに陥ってしまう。
また思考を完全にクリアにするSEEDとは相性が悪く、SEEDを発現されると思考が読めなくなってしまうことがある。さらに読心能力もあくまで何をするかレベルの思考が読めるだけで心の奥底に隠した心理までは読むことが出来ない。
ちなみに小説版によるとアコード該当者であるイングリット・トラドールとリデラード・トラドールは姉妹であるが、アコードは全員が兄弟姉妹であるためあまり意味はないとのこと。またアコードたちにもそういった認識はない。
登場作品と役柄
劇場版の敵としてキラ・ヤマトたちの前に立ちはだかる。アウラとは薬品で幼児化した時から一緒にいるらしく、幼少期の彼らが一緒に写っている写真がある。