パトリック・コーラサワー | |
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外国語表記 | Patrick Colasour |
登場作品 | |
声優 | 浜田賢二 |
デザイナー | 高河ゆん |
プロフィール | |
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改名後 | パトリック・マネキン (劇場版00) |
異名 |
不死身のコーラサワー 幸せのコーラサワー (自称) |
種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳 (1st) ⇒ 33歳 (2nd) ⇒ 35歳 (劇場版00) |
出身 | フランス |
身長 | 176cm |
体重 | 57kg |
血液型 | O型 |
職業 | MSパイロット |
所属 | AEU ⇒ 国連軍 ⇒ 地球連邦軍 ⇒ アロウズ ⇒ 新クーデター派 ⇒ 地球連邦軍 |
階級 | 少尉 ⇒ 大尉 (2ndエピローグ) ⇒ 准尉 (劇場版00、職務怠慢による降格) |
主な搭乗機 |
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概要 編集
AEU加盟国であるフランス出身のMSパイロット。階級は少尉。
生意気で自意識過剰、おまけに女たらしという性格から上層部も手を焼く問題児であるが、パイロットとしての腕前は優れており、新型MSのイナクトのテストパイロットに選ばれていたり、スクランブル2000回以上で模擬戦全勝(よく「模擬戦2000勝」と間違われるので注意)。過去の栄光には拘るが過去の失敗はあっさり忘れるなど、戦いに敗北しても深く考えない性格の様子。
1stシーズンでは、武力介入を始めたソレスタルビーイングのガンダムとの初交戦相手となり、圧倒的性能差で敗れる。以後ガンダムに対して強い執着を持ち、名誉挽回のため幾度なく交戦するが、あっさり、あるいはあと一歩のところでお約束のように撃墜されて結果が出なかった。ガンダムに遭遇するたびに落とされても必ず生還するため、半ば驚嘆半ば陰口のような「不死身のコーラサワー」の異名がついたが、本人は褒め言葉であると思っており、誇りに思っている。だが自称エースだけあって、ティエリア・アーデを何度も窮地に追い込んだ他、ニール・ディランディの右目を奪った事からも窺えるが、AEUのエースとしてよりも「最初にガンダムに介入され、倒された男」としてその名が広まっている。
カティ・マネキンが上官になった時は彼女に一目惚れして、カティに世界についての事を尋ねられると、自分は興味はないと即答して、カティを呆れさせた一方で「放っておけん男」と評価された。終盤で撃墜されて死亡したかに思われたが、実はコクピットは無傷で、漂流して太陽系外に流されそうになっていたところを任務中のフォン・スパークの蹴りで生還。最終回エピローグでちゃっかり連邦軍設立式典に出席していた。
2ndシーズンでは、地球連邦設立後はカティから「アロウズに関わるな」と命令を受けていたが、彼女を守りたいという思いからアロウズに転向。その後もカティがクーデター側に合流した際も付き従い、クーデター側のMSパイロットとして出撃するが、カティの乗った艦の盾となり、彼女への想いを言い残し、トランザム状態のガガ3機をまとめて至近で撃破し、そのためにガガ3機の爆発に巻き込まれるという壮絶な自爆を遂げた。…が、案の定またコクピットは無事で生存(しかも、小説版によると無傷で帰還したらしい…)し、エピローグでカティと結婚した。
続編の劇場版においても「パトリック・コーラサワー」と「カティ・マネキン」で登場している。設定ではカティがコーラサワー姓になる事を嫌がったため、コーラサワーが戸籍上「パトリック・マネキン」に改姓したようだ。
ELSとの決戦で戦果を挙げるも機体をELSに侵食されて脱出が出来ない状態となり、外宇宙航行艦「ソレスタルビーイング号」で指揮を取るカティに最後の通信を送り、機体を侵食しているELSを道連れにしてトランザムで自爆を試みるが、ガンダムの放った粒子ビームが機体に直撃して、機体は撃墜されるもその衝撃で機体の外に放り出されて、その後も流れ弾に当たる事もなくやはり無傷で生還する。
「(世界の変化について)興味はない」と断言してしまうなど、何も考えずに戦っている印象があるが、実際には自らが「パイロットとしての技術程度しか取り柄がない学のない人間である」ということを重々自覚した上で、「そんな自分があれこれ考えるよりも、相応の頭脳を持った人間が判断した事に従えばいい」という本人なりの考えを持っている。コーラサワーにとってはマネキンは自分の判断を預ける事が出来る最良の人間であり、彼女が判断した事ならば、ソレスタルビーイングに味方する事も辞さないとの事(カティは逆に自分の判断にコーラサワーを巻き込んでしまう事を気にしていたのだが)。
ちなみに名字がコーラサワーと炭酸なアレだが、これは元々スタッフたちが彼をコメディリリーフ要員として用意した為であり、スタッフ間でもこの名字について「コーラサワー(笑)」であった。演じた浜田氏も、このキャラクターの苗字を初めて聞いた際は絶句したようである。
登場作品と役柄編集
- 機動戦士ガンダム00
- 初登場作品。誰もが認める、本作における最大のコメディリリーフ。そしてガンダム界最強の死亡フラグクラッシャー。死亡フラグを立てまくったうえで、それを悉くへし折った。
- 機動戦士ガンダム00F
- 00ファーストシーズンのラストで撃墜されたパトリックが無事生還するまでの経緯が描かれた。
- 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
- 劇場版においても相変わらずの様子。ただし、「幸せすぎて」働かなかった為、准尉に降格している。
- 機動戦士ガンダム00N
- ユニオンフラッグ空戦偵察哨戒型 (エアロフラッグ)が紹介された第2回の解説文は、同機についてコーラサワーが提出したレポートから抜粋されたものになっている。が、最後の数行以外は他人に書かせたという体たらく。
- ガンダムビルドファイターズ
- 第6話にそっくりさんが登場。ジンクスでアッシマー使いの男の子と対戦しているが敗北している。また、第17話では、第7回世界大会のトーナメント表の中に「PATRICK MANNEQUIN (パトリック・マネキン)」の表示が見られる。
- ガンダムビルドファイターズA-R
- 第6回世界大会に「大佐ァ!!!」と叫ぶ思わせぶりなジンクスが登場しているが、後の第14話にてパトリック・マネキン名義で堂々の顔見せ。アイルランド代表選手であり、バトル用のコスチュームとして劇場版『00』の連邦軍ノーマルスーツを着用している。改造ジンクスIV「アクセルレイトジンクス」を駆り、第8回世界大会予選を勝ち抜いてベスト16へと進出した。
- ガンダムビルドダイバーズ
- まさかの毎話カメオ出演。同一人物によるアバターかは不明だが基本的に1シーンのみの登場で、搭乗機やコスチュームも度々変わっている(刹那の私服や他シリーズの軍服を着ていたことも)。また、直接的な登場ではなく、声だけの登場もあり、その際には00で声を当てている浜田賢二氏が声を当ててEDの役名もパトリック・コーラサワーとなっている。
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
- 前作に引き続き毎話カメオ出演。残念ながら(?)今回は一括して声無し出演となっている。第26話(最終回)ではキャプテン・カザミ、キャプテン・ジオンとの3人で「Triple C (C.C.C)」として広告された。
- ガンダムビルドダイバーズ バトローグ
- 当然のようにカメオ出演。今回はフレディが読んでいるガンダム大百科の帯に掲載されている。何回も読破した事を「俺はスペシャルで~」のパロディ台詞でアピールしているが、残念ながらフレディの指で一部文章が隠れてしまっている。
人間関係編集
上官 編集
- カティ・マネキン
- 上官。2発殴られて一目惚れ。後に結婚までするとは、視聴者には予測できなかった。結婚後昇進しているにも関わらず、コーラサワーはつい「大佐」と呼んでしまう。
ソレスタルビーイング / フェレシュテ編集
- ティエリア・アーデ
- AEU時代には彼に何度も一蹴されている。やられ役のお約束のようなシーンではあるが、僚機より先んじて砲撃を察知した回避行動によって生き残っている等、実力が決して低いわけではないことがさりげなくアピールされているシーンもある。
- 刹那・F・セイエイ
- 全世界に中継されていた新型MSイナクトの模擬戦中に武力介入を行い、イナクトをフルボッコにしてパトリックに不名誉な肩書を付けた相手。何の因果か、劇場版では彼に命を救われることに。
- フォン・スパーク
- 直接の面識はないが、ソレスタルビーイングとの最終決戦でガンダムナドレに撃墜され漂流していた所をミッション(太陽炉の回収)中のフォンと遭遇。邪魔者扱いされ蹴り飛ばされるが、これにより地球軌道上へと帰還。無事生還することとなる。これがなかったら外宇宙へ流されるところだった。
国連軍 / 地球連邦軍 編集
- ダリル・ダッジ
- 国連軍になった時にコーラサワーがグラハムを軽んじる発言をしたため、詰め寄った。幸いカティが仲裁に入って事なきをえた。
- エイミー・ジンバリスト
- ユニオン出身のエースパイロット。面識はないが「『不死身』と呼ばれるからには凄い奴に違いない」とパトリックをライバル視している。
アロウズ編集
- アンドレイ・スミルノフ
- 恋愛に関してアドバイスしようとしたが鼻で笑われ、ごく自然に無視された。ちなみにコーラサワーは女を口説かせたら間違いなくガンダム00で最強キャラ(1stシーズンではマネキンに惚れる前は金髪の女性と付き合っていた。本人曰く「付き合った女性の数は山ほど」)である。アドバイス…受けておいてもよかったのでは?
ビルドファイターズA-Rでの関連人物 編集
- マネキン夫人
- パトリックが「大佐」と呼び慕う妻で、容姿はカティ・マネキンその人。結婚3年目で子持ち。『HHイメージングビルダーズ』では、バトル以外でコスチュームを勝手に持ち出したパトリックに対し、「またクリーニング代がかかる」と笑えないレベルで怒ったとの解説がある。
- ライナー・チョマー
- 第6回世界大会での対戦相手。パトリックに「彼女とイチャイチャしやがって」と因縁を付けて襲い掛かるも結局返り討ちにされた。
- 三代目メイジン・カワグチ
- 第8回世界大会での対戦相手の1人。彼のアメイジングストライクフリーダムガンダムと互角の戦いを繰り広げた。
- ロペ・エストラーダ
- 第8回世界大会での対戦相手の1人。
名(迷)台詞編集
機動戦士ガンダム00 (1stシーズン)編集
- 「そこ!聞こえてっぞ!今なんつった!?えぇ!?オラァ!」
- 第1話、初登場時の台詞。観客席にいるビリー・カタギリがイナクトの酷評をしたので怒りを露にするが「集音性は高いようだね」と軽く流された。
- 「貴様ぁ、俺が誰だか分かってんのか?AEUのパトリック・コーラサワーだ!模擬戦でも負け知らずの、スペシャル様なんだよ!知らねぇとは言わせねぇぞぉ!!」
- 上記の直後、突如現れたエクシアに対し、ソニックブレイド片手に立ち向かう際に。正体不明の敵に全く臆さない辺りはさすがエースと言ったところだが、同時に速攻で近接戦を挑む点では迂闊ともいえる。
- 「俺はぁっ!スペシャルでっ!2000回でっ!!模擬戦なんだよぉぉぉぉっ!!」
- …からの、ご存じエクシアに駆逐された時の台詞。余程余裕がなかったのか、意味が分からない台詞になってしまっている。まぁ、だからこそ印象に残る台詞でもあるのだが。この時、軽く怪我をしたのか、病院のベッド上でソレスタルビーイングの宣戦布告を見る事に。全シリーズを通して唯一、負傷したシーンである。
- 「よう!AEUのエース、パトリック・コーラサワーだ!助太刀するぜぇ!モラリア空軍の諸君!」
「早く来いよ、ガンダム!ギッタギッタにしてやっからよぉ!!」 - 第6話より、モラリア空軍に助太刀に来た時のセリフ。久しぶりの登場で意気込みはよかったのだが…。
- 「見つけたぜぇ!前のと違うタイプだが、お前もガンダムなんだろ?なら、俺の敵に決まってるだろうがぁ!!」
- 上記の後の戦闘でヴァーチェを初めて捕捉した際に。僚機と共に上空から接近しようとするが…
- 「なんじゃそりゃぁぁぁぁっ!!」
- 予想通り、ヴァーチェにギッタギッタにされた際の台詞。出てきて10秒で退場するその様は、見ているこっちが「なんじゃそりゃぁぁぁ!」であった。彼以外のイナクト達は回避もできずに蒸発しており、一番前にいながら墜落だけですんだのはひとえに彼の技量か野生の勘か(しかも初見の攻撃に対してである)。この一件以来、因縁の相手がヴァーチェに変わったようで、その後幾度と無く対峙することに。
- 「悪いが、そろそろ時間だ。この埋め合わせは今度な!」
- 第14話より。久しぶりに登場するや否や、遅刻そっちのけで金髪の女性とイチャイチャしているコーラサワーなのであった。ウインク(効果音付き)をして別れた後、作戦室に向かうが、そこで運命的な出会いをすることになる。
- コーラサワー「AEUのエース、パトリック・コーラサワー、ただいま…ぐおっ!」
カティ「遅刻だぞ、少尉」
コーラサワー「な、な…なんだ女!よくも男の顔…っ!?いっ…二度もぶった!」 - 直後、カティに殴られての台詞。まさかのアムロのパロディである。蒼月氏はどう思ったのだろうか。
- 「(いい女じゃないか……)遅刻して申し訳有りません、大佐殿!(惚れたぜぇ…!)」
- そして惚れる。何故だ。
そしてお前、さっきまでの恋人はどうしたんだ。 - 「見つけたぜぇ!ガンダムゥ!!」
「おっと!どうしたぁ?動きがのろいぜガンダムゥ!!やれぇ!!」 - 第15話より、ヴァーチェ捕縛のため、攻撃をひきつける際に。GNバズーカの一撃を宙返りで回避し、僚機がヴァーチェを捕縛する時間を見事稼いでみせた。
- 「よくやった!俺の、お陰だなぁ!」
- 上記のガンダム捕縛成功を受けて。実際に捕獲したのは僚機だが、まぁ、攻撃をひきつける役を完璧にこなしたので間違ってはいない。
- 「全機、フォーメーションを崩すな!このままガンダムを本部まで連行する!指揮を執ったのはこの俺、パトリック・コーラサワーだ!」
「そうさ、ガンダムが手に入れば、大佐の気持ちだって……うぇ?」 - 第17話より、ヴァーチェの連行中に「指揮を執ったのはこの俺」と堂々とアピールしてみせる。手土産を手に、大佐への想いを抑えきれない様子だったが、無情にも予想外の新手によって無下にされる羽目に。
- 「本部聞こえるかぁ!?こちらパトリック!応答してくれぇ!!」
「くそぉ…通じねぇ……どうやって帰りゃあいいんだよぉ……大佐ぁ~~~っ!!」 - 上記の攻撃で乗機の下半身を破壊された後に。スローネドライが散布したGN粒子によって本部と連絡することも叶わず、砂漠に1人取り残されるコーラサワーなのであった。
- 「はい、ないです」
- 第20話より、マネキンに「変わりつつある世界に対して何か考えることは無いのか」と問われて。上述するように本人なりの考えがあるとはいえ、あんまりな発言だが、これによってマネキンはコーラを「放っておけん男」と感じて最終的には結婚に至るので重要な発言である。
- 「同性能の機体なら模擬戦で負け知らずな俺に分があるんだよぉ!」
- 第21話より、GN-Xに乗り換えて意気軒高のコーラサワー。いかにも噛ませキャラのテンプレのような発言であるがこの戦いでCBのガンダムを散々翻弄してガンダムデュナメスを中破させるなどこれまでにない大活躍を見せ、ヘリオンやイナクトでは発揮しきれなかった操縦技量の高さを見せ付けた。
- 「大佐のキッスは頂きだぁぁぁ!!」
- 上記の後、ヴァーチェに止めを刺そうとした際に。…本当にマネキンはそんな約束をしたのかは不明である。
- 「すみません、大佐…やられちゃいましたぁ…」
- 第24話(1stシーズン最終話)より、頭部の吹き飛んだGN-Xで遅れて帰艦した時の台詞。ヴァーチェのトランザムの射線からは退避していたのに吹き飛んだ岩を食らっての破損だったのでこの時ばかりは少々ツキがなかったかもしれない。
- 「セミヌードのくせに!」
- 同上、ガンダムナドレと交戦した時の迷言。見たまんまではあるが…
- 「えっ……?」
- 同上、ナドレに撃墜された瞬間の台詞。むしろ視聴者が「えっ……」だった。上半身を喪失したGN-Xの姿に今度こそ命運尽きたかと思われたが、幸いコックピットが下半身にあったため事なきを得た。放送当時はGN-Xのコックピット位置に関する情報が無く、爆散せずに下半身が残っていた事も相まって視聴者の間でコックピット位置についてあれこれ議論が交わされることになった。結局、最終回で生存が確認されたため、生存を信じていた視聴者は安堵した。
機動戦士ガンダム00F 編集
- 「うわっ、なんだ!?大佐ぁ~~~!」
- ガンダムナドレに撃墜され、下半身のみとなったジンクスで外宇宙へと流されつつあった所を偶然通りかかったフォン・スパークのガンダムアストレアTYPE-Fに蹴り飛ばされて。幸運にも地球軌道上に向けて吹っ飛ばされ、無事生還を果たすのだった。
機動戦士ガンダム00 (2ndシーズン)編集
- 「大佐ぁ~!来ちゃいましたぁ~~!」
- 第8話より、アロウズに配属された際の台詞。清清しいほどの満面の笑みである。
- 「アロウズには自分から志願しました。大佐を守りたいからであります」
- 上記の続き。明らかにマネキンへの口説き文句。しかしアロウズといえば統一政府内でも独自の命令系統を持ち、潤沢な資金と技術力、ソーマ・ピーリスを招聘するほどの影響力を持つエリート中のエリート集団。そんなところに入隊するほどの高い能力を持ちながら「大佐恋しで志願した」とサラッと言ってのけるコーラサワーの凄さ。
- 「お言葉ですが、自分は7度のガンダム戦を生き抜いてきました。仲間から付けられたあだ名は『不死身のコーラサワー』です。」
- さらに上記の続き。マネキンに「死ぬぞ」と警告された際に、迷いなく。実際は当てこすり(要するに運がいいだけで戦果を上げてないことを揶揄されている)にも関わらず、自信満々で言い放つあたり彼らしい。
その後「アハハ~!」と笑うパトリックにマネキンの目から緊張が溶ける。かけがいのない存在になりつつあるのは間違いないだろう。 - 「またかよぉぉぉ!」
- 例によって落とされた時の台詞。撃墜時の台詞がこんなに多いヤツも珍しいのではないだろうか。
- 「遅いんだよ、ガンダム!」
- 味方となったダブルオーライザーに助けられて。さんざんプライドを傷つけられたガンダムも、今となっては頼りになる仲間扱いである。過ぎた事には執着しないさっぱりとした性格と褒めるべきか、あるいは何とも都合のいい性格と呆れるべきなのか…。
- 「俺の大佐にぃっ!手を、出すなぁぁぁぁ!!」
- ガガの大群からマネキンの乗る艦を庇った際の台詞。
- 「大好きです…カティ……!」
- 上記の台詞の後、爆発に巻き込まれながら。寂しげに笑みを浮かべたその姿に「今度こそ死ぬのか?」と思った人もいるのではないだろうか。
どうやら本人もこの時ばかりは死を覚悟していたようだったが、大方の予想通り生還した。 - ……そうさ、惚れた女を守れるんだ。最高じゃねえか!だからさ――惚れてる女を守るために――!
「一緒に逝こうぜ、コンチクショウ――!」 - 小説版にて、上の台詞の後、さらに放った絶叫。トランザム状態のガガを一気に三機道連れにして彼のジンクスIIIは爆散した。そして、これだけ言っておいて無傷で帰還した。
- 「いやぁ~ハハッ、不死身のコーラサワー改め、幸せのコーラサワーになりましたぁ!」
- 最終話にて。二人腕を組合いながらヴァージンロードを歩く様は、まさにお似合いの二人である。
劇場版編集
- 「うわっ、何だ!?同じ顔をしてるぞ!?」
- 作業をしているイノベイドに驚いた時の一言。
- 「いやぁ、ドジりました。幸せすぎて不死身じゃなくなっちゃったみたいです…」
- 機体がELSに侵食された際に発した台詞。遂に不死身のコーラサワーにも最期が訪れようとしていた。そしてコーラサワーは機体を自爆させようとする…が案の定ダブルオークアンタに救出され事なきを得る。「不死身のコーラサワー」の所以となった因縁の相手に救われるとは何とも妙な巡り合わせである。
- 「YES、YES♪いつでもどこでもYES、YES♪」
- 劇場来場者特典のキャラクターカード裏面に記載されていた台詞。カティを少しでもリラックスさせようと歌っているらしい。
ガンダムビルドダイバーズ編集
- 「俺にも世界を…守らせろぉぉぉ!!」
- 第25話(最終回)より、GBNを守るべく立ち上がったダイバー達と共にディザスターガンダムへと立ち向かう。なお、この時のコスチュームはガンダムマイスター用のパイロットスーツ(2ndシーズン版)。カラーはAEUのパイロットスーツを意識したのかライトグリーンになっている(バイザーのカラーは紫)。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 編集
- 「お 我々への挑戦状? 受けて立った!」
- 第22話より、マギーが勝手に拡散したカザミのG-TUBEのコメント欄(1コメ目)にて。真っ先に威勢良く名乗りを上げるのがコーラサワーらしい。なお、アイコン画像には前作の最終話で披露したヘルメット姿が用いられている。
その他 編集
- 「勝利の女神は、俺様に惚れてんだよ!」
「な、何ぃ!?」 - PS2用ソフト「機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ」の刹那編ミッション4にて。エクシアとサーシェス専用イナクトとの三つ巴の戦いの最中、エクシアに斬りかかるコーラサワーだったが、エクシアもろとも撃ってきたサーシェスの攻撃がコーラサワーにだけヒット。勝利の女神ではなく笑いの女神だったのではなかろうか。
- 「今日はシリアスモードで行かせてもらうぜ。ガンダム!今欲しいのは、2000回の模擬戦勝利じゃねぇ…。たった1回…お前らに勝つ事なんだよ…!そうじゃなきゃ…スペシャルだなんて大佐に名乗れないのさ!」
「終わりだぜガンダム!刻みな、俺の名前を!知らねぇとは言わせねぇぞ。俺は…AEUの…パトリック・コーラサワーだぁ!!」 - 同上。ティエリア編ミッション10でのナドレとの対決シーン (1stシーズン最終話での対決と同一)にて。言葉通りシリアスモードに入っており、コーラサワーらしかぬ凄みがある。ただ、大佐の事や名乗りが含まれている辺り、相変わらず雑念は抜けていない様子。
搭乗機体・関連機体編集
- AEUイナクト (デモカラー)
- この機体のお披露目最中にエクシアに介入される。本人は無事だったが、イナクトはこれがケチのつき始め。
- AEUイナクト指揮官型
- モラリア戦から搭乗。鹵獲作戦では僚機との連携により一度はヴァーチェを鹵獲することに成功。結局スローネアインによって撃墜されるが本人は無事だった。
- ジンクス
- 彼の活躍はこのGN-Xから。最後はナドレと相打ちになるが、本人は無事に生還する。
- ジンクスIII (アロウズ型 / 連邦軍型)
- アロウズ用と連邦正規軍用の両方に搭乗。正規軍用はイノベイターとの最終決戦時にカティを守るためにガガを道連れに壮絶な最後を遂げるが無傷で帰還する。
- ジンクスIII コーラサワー専用機
- 上記の最終決戦時の搭乗機として検討されていたが諸事情から没案となってしまった機体。デモカラーのイナクトを彷彿とさせる機体色で、頭部にも改修が施されている。
- ジンクスIV (指揮官機)
- 劇場版での乗機。ELSに侵食され、脱出不可になり自爆を試みるが案の定無傷で生還した。
- アクセルレイトジンクス
- 『ビルドファイターズA-R』での使用ガンプラ。いい意味でコーラサワーとは思えないほどの活躍ぶりを見せた。
- ジンクスIVの改造ガンプラ
- 『GBD:R』第6話冒頭でコーラサワーと共に1カットだけ確認できるガンプラ。指揮官機の改造機らしく、HGとMGをミキシングしたのか左腕が巨大化しているのが特徴。機体名は表示されていないが形式番号は「GNX-603-HP」で、機体重量は何故か元の機体から0.2t減少している。
余談編集
- 元々はファーストシーズンの途中(ヴァーチェとの初遭遇時)で退場予定のキャラだった。しかし、そのキャラクター性が視聴者とスタッフで人気を博したため、スタッフによって延命に延命を重ねられ、結果「不死身のコーラサワー」が誕生することになった。