ハイザック先行量産型
| ハイザック先行量産型 | |
|---|---|
| 外国語表記 | Hi-Zack Pre Product Type |
| 登場作品 | |
| デザイナー | 藤岡建機 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 先行量産型モビルスーツ |
| 型式番号 | YRMS-106 |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| 開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
| 開発拠点 | コンペイトウMS工廠 |
| 所属組織 | ティターンズ |
| 所属部隊 | T3部隊 |
| 主なパイロット |
カール・マツバラ ウェス・マーフィー |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したハイザックの先行量産機。
ジオン残党の壊滅とエゥーゴの活動の阻止を目的に、ティターンズでは組織の拡充が行われる事となり、それに伴うモビルスーツの配備を余儀なくされた。その為、地球連邦軍で既に導入が内定していたハイザックの評価試験を、ティターンズでも行う事になった。運用試験はT3部隊で行われ、そこで得られたデータが正式採用機に反映された。
しかし、現場のパイロットにはザクの意匠が強く残るデザインは不評であり、ジオン残党にも「ジオンの誇りを汚された」として憎悪の対象となってしまった。また、ティターンズはアナハイムの事を完全に信用しておらず、コクピットも全天周囲モニターではない旧システムに変更されている。
本機は先行量産機であるため、その後ティターンズに配備された正式採用機とは一部仕様が異なっている。特に前腕部の動力パイプが露出しておらず、バックパックの放熱板も下方に向けられて設置されている点が正式採用型との相違点となっている。また、脚部のスラスターユニットは補助推進システムとして位置づけられているため着脱が可能であった。
なお、一部資料ではこの時点でジェネレーター出力が不足していることが判明したとされている。
登場作品と操縦者
- ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
- 初登場作品。マーフィーが被弾したガンダムTR-1［ヘイズル］の代替機として搭乗したのが初出。その後、バイザックTR-2［ビグウィグ］やハイザック・キャノン等に換装されながら、カールによって運用された。
装備・機能
武装・必殺攻撃
対決・名場面
関連機体
- ハイザック
- 先行量産型のデータを反映した正式採用機。
- バイザックTR-2［ビグウィグ］
- 本機にビームキャノン・ユニットBL-85Xを組み合わせた機体。TRシリーズの2番機。
- ハイザック・カスタム / ホビー・ハイザック
- 本機をベースとしたカスタム機。性能向上の為に正式採用型からオミットした仕様を差し戻した為、パーツ形状が共通している。