チェイス・スカルガード | |
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登場作品 | 機動戦士ガンダム アグレッサー |
プロフィール | |
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種族 | 人間 (スペースノイド) |
性別 | 男性 |
職業 | MSパイロット |
所属組織 | ジオン公国軍 ⇒ 地球連邦軍 |
所属部隊 | グリフォン隊 ⇒ ジオン宇宙攻撃軍第3中隊 ⇒ アグレッサー中隊 |
階級 | 伍長 |
主な搭乗機 | レッドライダー |
概要
地球連邦軍のMSパイロット。連邦軍に亡命してきた元ジオン軍人で、同じく亡命してきたジオン公国兵で組織されたアグレッサー中隊に所属している。
幼少期に地球に向かっていたシャトルバスがテロリストにジャックされ、その時にシャトルが爆発し父を失っている。爆発直前に父がノーマルスーツを着せてくれたためチェイスは一時的に助かるものの酸素残量が無くなりそうになる危機に陥ったが、同じシャトルに乗っていたハインツ・ハイウェイに助けられ、以降は共に行動することとなる。
その数年後にはハインツと共にジオン公国軍に入隊しグリフォン隊に所属した。その後チェイスは派遣としてジオニック社でザクIIのテストパイロットを務めている。その際はジオン教導機動大隊に所属し、教官のウォルフガンクから操縦技術を教わっている。一年戦争開戦日にはテストパイロットでの経験を活かし、サイド5に駐留していた連邦艦隊の旗艦をハインツと共に轟沈する活躍を見せた。その作戦後にハインツが親衛隊に連行されそうになっていたため救助し、ザクIIで脱走兵となる道を選び、連邦に所属することとなった。ジオンではクーデターを企み民間人を虐殺し、連邦に亡命したことになっている。
教導隊に所属していただけあり卓越した操縦技術を有しており、不調気味なレッドライダーを使いこなしている。過去に民間人の少女を巻き込んでしまったことを後悔しており、民間人を戦闘に巻き込まないように行動している。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム アグレッサー
- 本作の主人公として登場する。
人間関係
家族
- 父
- テロの爆発に巻き込まれ失った。
アグレッサー中隊
- ハインツ・ハイウェイ
- テロの際に救助してくれた人。尊敬の念を抱いており、彼の敵は俺の敵でもあるとして共にジオンから亡命した。
- サノ・カオリ
- 亡命の際、共に行動した連邦軍人。その後、窮地に陥っていた彼女の部隊を救った事で再会し、彼女からレッドライダーを託された。以降、部隊の指揮を務めている。
- エルザ
- レッドライダーの技術士官。彼女のお蔭でレッドライダーを動かせると感謝している。
- ロッコ
- 同僚。03部隊にスパイ嫌疑をかけられているところを救った。後の人質救出作戦においてチェイスの危機を救い借りを返した。
- ダグラス・トランブル
- 上官。
地球連邦軍
- ローストン
- 03中隊の部隊長。当初は部隊同士折り合いが悪く、チェイスと乱闘騒ぎに発展した事もあった。しかし市街地戦でアグレッサー部隊に窮地を助けられた事で関係が幾らか改善。ターニャを匿う際にチェイスから彼女を託された。
- ターニャ
- レッドライダーのテストパイロットの1人である少女。彼女を匿っていたサノの意思を汲み取り、ローストンに一時的に預からせた。
- スマイリー (デニス・ヒューレン)
- ターニャの所在を探るべくグレイブが派遣した実行部隊グレイブ・ファントムの1人。かつてジャブローで実施した模擬戦においてチェイスに勝利している。拷問マニアであり、作中でサノに対し激しい尋問を働いた後に拉致。さらには民間人の女子供に対し快楽殺人を働いた過去を持つ事からチェイスの怒りを買い、彼から引導を渡された。
- ハングマン
- グレイブの実行部隊にスマイリーやスノーマンと共に所属している軍人。彼らの監視役を務めており、人の命を弄ぶ彼らを嫌悪している。サノ奪還作戦において彼の協力を得た。
ジオン公国軍
- ダイアン・ ノイス
- キシリア・ザビ直属の親衛隊女性士官。チェイスとハインツは彼女の拘束から逃れた唯一の脱走兵であり、以降、ハインツ共々彼女から執拗に狙われる。
- マクシミリアン
- かつて所属していたグリフォン隊の隊長。後に敵として戦場で会うこととなる。
- ミリア・シェル
- 彼が好意を抱いているジオン兵。彼女とも戦場で会うこととなる。
- ヴォルフガング
- かつての教導隊の教官。亡命の際に彼がジオンを裏切ったわけではないと分かり、彼のザクを破壊しただけで見逃した。
- ダガー
- ジャブローに対する工作活動を任とするダガー隊の隊長。『アグレッサー』の序盤から三度に渡ってチェイスと交戦した。
- ブリック
- ジオンの特務隊に所属する軍人。アグレッサー部隊及び03部隊に対する人質作戦が失敗した際、ドムに搭乗しチェイスと死闘を演じた。
名台詞
- 「一歩引けば次も一歩引くことになる!!そうやって権利は奪われていく!!これは、オレとお前だけの問題じゃない!!正規軍としてのアグレッサー部隊の存続がかかってるんだ!!」
- 『アグレッサー』第2話より、ダガー隊によるキャンプ襲撃後、03部隊からスパイ嫌疑をかけられ止む無く出向こうとしたロッコに対して。元ジオン兵とは言え、今は紛れもない連邦兵。いくら蔑まれようと連邦兵としての権利を守るためには命をかけて立ち向かわなければならない。仲間想いであるチェイスの強い絆が描かれたシーンである。03部隊と互いに銃を向け合う一触即発の状況となるも、ハインツら戦車隊の介入により事なきを得た。
- 「持てるスキルを必要な時に最大限出してくれた君は優秀だ。だから、これだけは忘れないでくれ。これからどんな結果になろうと、それはオレ自身の力量が招いたことだと…」
- 『アグレッサー』第6話より、ドムとの交戦中に機体操作のほとんどをマニュアル操作で行わざるを得なくなった際、自身の力不足を嘆いたエルザに対して。
- 「6歳の少女を撃った時…きさまは聞き入れたのか?彼女の助けてという悲鳴を!!小さな体に14発も撃ち込んだ時に…聞き入れたというのか?それに、断っておくが…今のオレは……ジオンだ。」
- 『アグレッサー』第13話より、チェイスに追い詰められ「同じ仲間を殺るつもりかよ」と命乞いをするスマイリーに対して。己の快楽のために女子供の命を弄ぶ外道にもはや弁明の余地は無く、チェイスは断罪のヒートホークをコックピットへと振り下ろした。