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| :出典元。 | | :出典元。 |
| ;[[機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two]] | | ;[[機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two]] |
− | :暗礁宙域にて行われた[[バンシィ]]との比較評価試験において[[リバウ]]等を始めとした[[ネオ・ジオン]]残党軍と交戦するが、バンシィがデストロイモードになった事に焦った参謀が本機のNT-Dも発動させた事で機体が暴走してしまい、バンシィまで敵と見なして攻撃してしまっている。さらに母艦にも攻撃し、行方不明となっている。この事件は小説版でも『NT』でも起きている。 | + | :暗礁宙域にて行われた[[バンシィ (U.C.0095Ver.)]]との比較評価試験において[[リバウ]]等を始めとした[[ネオ・ジオン]]残党軍と交戦するが、バンシィがデストロイモードになった事に焦った参謀が本機のNT-Dも発動させた事で機体が暴走してしまい、バンシィまで敵と見なして攻撃してしまっている。さらに母艦にも攻撃し、行方不明となっている。この事件は小説版でも『NT』でも起きている。 |
| ;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]] | | ;[[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]] |
| :宇宙世紀0096年、一年戦争終結記念日として宇宙で催されたジュニアハイスクール生の式典に突如として出現。当時は連邦軍は少数のジオン残党「メイルメル隊」と偶発的な戦闘を展開していたが、両陣営のMSには目もくれず、式典に招待されたジュニアスクール生に向けてメガ・キャノンを掃射。多くの子供達をスペースランチ諸共焼き殺してしまう。<br />その後も生き残った子供達を執拗に狙い続けたが、その場に展開していた連邦軍の[[ガンダムGファースト]]や[[キャノンガン]]、メイルメル隊の[[ズオム]]の連携によって激戦の末に無力化された。<br />しかし、直後にロック・ホーカーの命を受けて回収に現れた特殊介入部隊『フレスベルグ隊』によって鹵獲されて姿を消した。その後、アームド・アーマーXCを装備した状態でジョリオンが搭乗し、ナイトロ隊の1機として出撃した。[[ガンダムGファーストDX]]と交戦し、リバウによってアームド・アーマーXCが破壊されると機能を停止している。ジョリオンがコックピットから救出されると機体は再び起動し、無人のまま飛び去っている。 | | :宇宙世紀0096年、一年戦争終結記念日として宇宙で催されたジュニアハイスクール生の式典に突如として出現。当時は連邦軍は少数のジオン残党「メイルメル隊」と偶発的な戦闘を展開していたが、両陣営のMSには目もくれず、式典に招待されたジュニアスクール生に向けてメガ・キャノンを掃射。多くの子供達をスペースランチ諸共焼き殺してしまう。<br />その後も生き残った子供達を執拗に狙い続けたが、その場に展開していた連邦軍の[[ガンダムGファースト]]や[[キャノンガン]]、メイルメル隊の[[ズオム]]の連携によって激戦の末に無力化された。<br />しかし、直後にロック・ホーカーの命を受けて回収に現れた特殊介入部隊『フレスベルグ隊』によって鹵獲されて姿を消した。その後、アームド・アーマーXCを装備した状態でジョリオンが搭乗し、ナイトロ隊の1機として出撃した。[[ガンダムGファーストDX]]と交戦し、リバウによってアームド・アーマーXCが破壊されると機能を停止している。ジョリオンがコックピットから救出されると機体は再び起動し、無人のまま飛び去っている。 |
| ;[[機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り]] | | ;[[機動戦士ガンダムUC 不死鳥狩り]] |
− | :この作品で比較評価試験時のパイロットがリナだと判明した。リナは肉体を失っており意識だけがフェネクスに宿っている状態となっている。リナは宿っているだけで操作はできない状態である。多くの命を奪ってしまった贖罪としてヨナを導いて、この機体で[[フル・フロンタル]]の手に[[ネオ・ジオング]]が渡る前に破壊しようと考えていた(この時ネオ・ジオングが破壊されたため小説版ガンダムUCでは登場しない)。戦いの後はヨナを降ろし、どこかへと飛び去っていった。 | + | :この作品で比較評価試験時のパイロットがリナだと判明した。リナは肉体を失っており意識だけがフェネクスに宿っている状態となっている。多くの命を奪ってしまった贖罪としてヨナを導いて、この機体で[[フル・フロンタル]]の手に[[ネオ・ジオング]]が渡る前に破壊しようと考えていた(この時ネオ・ジオングが破壊されたため小説版ガンダムUCでは登場しない)。戦いの後はヨナを降ろし、どこかへと飛び去っていった。 |
| ;[[機動戦士ガンダムNT]] | | ;[[機動戦士ガンダムNT]] |
| :宇宙世紀0097年時点でも捕獲に至っておらず、その行方を追っている。(小説版UC基準ではU.C.0096年に「不死鳥狩り」が行われているが、OVA版UC基準のこの作品ではU.C.0097年に「不死鳥狩り」が行われる。) | | :宇宙世紀0097年時点でも捕獲に至っておらず、その行方を追っている。(小説版UC基準ではU.C.0096年に「不死鳥狩り」が行われているが、OVA版UC基準のこの作品ではU.C.0097年に「不死鳥狩り」が行われる。) |
| :ミネバ・ラオ・ザビのラプラス宣言の直後、引き寄せられるかのように姿を現した。 | | :ミネバ・ラオ・ザビのラプラス宣言の直後、引き寄せられるかのように姿を現した。 |
− | :パイロットはリタ・ベルナル。オーストラリアで被災した過去を持ち、コロニー落としを予言した「奇跡の子供たち」の一人。ヨナ・バシュタとミシェル・ルオの幼馴染。 | + | :パイロットはリタ・ベルナル。オーストラリアで被災した過去を持ち、コロニー落としを予言した「奇跡の子供たち」の一人。ヨナ・バシュタとミシェル・ルオの幼馴染。<br>劇中では基本的に回避行動を取っており、攻撃する際もアームド・アーマーDEを直接ぶつけたりサイコシャードを使用したりと火器を使用していない。 |
| ;[[ガンダムEXA VS]] | | ;[[ガンダムEXA VS]] |
| :[[アル・アダ]]が搭乗。[[レオス・アロイ|レオス]]に[[サイコフレーム]]について学習させるために出現し、戦闘を行う。 | | :[[アル・アダ]]が搭乗。[[レオス・アロイ|レオス]]に[[サイコフレーム]]について学習させるために出現し、戦闘を行う。 |
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| <!-- :機能名:説明 --> | | <!-- :機能名:説明 --> |
| ;NT-Dシステム | | ;NT-Dシステム |
− | :本機に搭載されているOSで、「'''エヌティーディー'''」と呼称する。名称は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、実は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称で、[[ニュータイプ]]を抹殺するために開発されたシステムである。発動させる条件は敵機、あるいは本機のパイロットがニュータイプか強化人間である事。発動するとデストロイモードに変形し、機体性能を飛躍的に向上させたり、サイコミュ・ジャック(後述)が可能となる。しかし、パイロットや機体にも負担が大きく、5分間が限度とされる。システム起動時の負担を軽減する為にシートが変形してパイロットの体を固定するようになっており、パイロットスーツも専用の物を用意して薬理的にGを軽減する機能を付加している。 | + | :本機に搭載されているOSで、「'''エヌティーディー'''」と呼称する。名称は「ニュータイプ・ドライブ」の略称とされているが、実は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称で、[[ニュータイプ]]を抹殺するために開発されたシステムである。発動させる条件は敵機、あるいは本機のパイロットがニュータイプか強化人間である事。発動するとデストロイモードに変形し、機体性能を飛躍的に向上させたり、サイコミュ・ジャック(後述)が可能となる。しかし、パイロットや機体にも負担が大きく、5分間が限度とされる。システム起動時の負担を軽減する為にシートが変形してパイロットの体を固定するようになっており、パイロットスーツも専用の物を用意して薬理的にGを軽減する機能を付加している。<br>機体に宿ってしまったリタにはこのシステムを制御することができず、『ラスト・サン』では暴走している。『NT』においてはヨナが搭乗するまでニュータイプや強化人間と対峙してもこのシステムを発動していない。 |
| ;インテンション・オートマチック・システム | | ;インテンション・オートマチック・システム |
| :デストロイモード時に発動する、サイコフレームにパイロットの脳波を直接反映するシステム。ユニコーンモード時でも機能を制限された状態で稼働している。要は「考えるだけで機体を動かせる」というもので、離れた位置に置かれた機体を思考による遠隔操作で呼び寄せるといった芸当も可能。また、自分以外にも敵の脳波を傍受できる。<br />その反面、乗っているパイロットをシステムに取り込んで「制御」してしまう危険性も孕んでいて、過剰な戦闘・破壊行為をパイロットに強制させる事もある。 | | :デストロイモード時に発動する、サイコフレームにパイロットの脳波を直接反映するシステム。ユニコーンモード時でも機能を制限された状態で稼働している。要は「考えるだけで機体を動かせる」というもので、離れた位置に置かれた機体を思考による遠隔操作で呼び寄せるといった芸当も可能。また、自分以外にも敵の脳波を傍受できる。<br />その反面、乗っているパイロットをシステムに取り込んで「制御」してしまう危険性も孕んでいて、過剰な戦闘・破壊行為をパイロットに強制させる事もある。 |
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| ;[[Iフィールド]] | | ;[[Iフィールド]] |
| :対ビームバリア。シールドから発生させる。ユニコーン、デストロイ両形態で使用可能。 | | :対ビームバリア。シールドから発生させる。ユニコーン、デストロイ両形態で使用可能。 |
− | ;対ビームコーティング | + | ;耐ビームコーティング |
− | :金色の装甲は耐ビームコーティングであり、全身に施されている。しかし、効果はほとんど無く、気休め程度の性能しかないとされている。副次効果として金色の塗装が宇宙を鏡のように写すため、単独行動をする本機のステルス効果は意外と高い。本機の他には[[百式]]等に採用されていた。 | + | :金色の装甲は耐ビームコーティングであり、全身に施されている。しかし、効果はほとんど無く、気休め程度の性能しかないとされている。副次効果として金色の塗装が宇宙を鏡のように写すため、単独行動をする本機のステルス効果は意外と高いとされる。本機の他には[[百式]]等に採用されていた。 |
| ;変形 | | ;変形 |
| :ユニコーンモードからデストロイモードへ変形する。見た目と機体性能が同一機体と思えないほど変化するため、「'''変身'''」という表現がされている。 | | :ユニコーンモードからデストロイモードへ変形する。見た目と機体性能が同一機体と思えないほど変化するため、「'''変身'''」という表現がされている。 |
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| :ファンネルのコントロールを奪う等、敵の[[サイコミュシステム]]を自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。<br />ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。 | | :ファンネルのコントロールを奪う等、敵の[[サイコミュシステム]]を自分の制御下に置く事を可能とする機能。デストロイモード時にのみ行える。<br />ちなみに変身する際に角が割れるのは、送信能力を高める事でこの機能をより効果的に使う為。 |
| ;サイコフィールド | | ;サイコフィールド |
− | :デストロイモードで発動するエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。<br/>本機はおそらくこの現象により、推進剤が無くとも宇宙空間を移動できていると思われる。 | + | :デストロイモードで発動するエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。<br/>本機はおそらくこの現象により、推進剤が無くとも宇宙空間を移動できていると思われる。スラスターを使用しない移動のためか通常ではありえない軌道や光速に近い機動性を見せている。 |
| ;n_i_t_r_o(ナイトロ) | | ;n_i_t_r_o(ナイトロ) |
| :『ラスト・サン』で追加されたアームド・アーマーXCに搭載されているサイコミュシステムの派生型。[[ガンダムデルタカイ]]に搭載されていた特殊機構で、本システムの提唱者である[[ロック・ホーカー]]大佐の意向から『RX-0シリーズの要であるNT-Dの起動に必要な強化人間を安定供給する』という名目で搭載されている。本機のは一番最新型である。 | | :『ラスト・サン』で追加されたアームド・アーマーXCに搭載されているサイコミュシステムの派生型。[[ガンダムデルタカイ]]に搭載されていた特殊機構で、本システムの提唱者である[[ロック・ホーカー]]大佐の意向から『RX-0シリーズの要であるNT-Dの起動に必要な強化人間を安定供給する』という名目で搭載されている。本機のは一番最新型である。 |
| + | ;サイコ・シャード |
| + | :『NT』で使用するユニコーンガンダム1号機が起こした現象と同様のもの。腕部から発せられる光に触れてしまうと機体が分解されてしまう。規模としては1号機のものより狭い。 |
| + | ;虹色の翼 |
| + | :周囲のサイコフレームをアームド・アーマーDEに集めて巨大な翼を発生させる。『不死鳥狩り』と『NT』の終盤で発生した現象である。前者では[[ネオ・ジオング]]を包んで[[フル・フロンタル]]の幻影を消滅させ、機体も消滅させている。後者では臨界寸前のヘリウム3タンクと[[IIネオ・ジオング]]を包み込み消滅させている。 |
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| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
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| :背部に2枚装着されている実体式の防御兵装で、両腕部に装着して使用する事も可能。これにもサイコフレームが使われている。<br />デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールドジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。 | | :背部に2枚装着されている実体式の防御兵装で、両腕部に装着して使用する事も可能。これにもサイコフレームが使われている。<br />デストロイモード時には中央部がスライドしてサイコフレームをX字状に展開し、Iフィールドジェネレーターが現れる仕組みとなっており、通常時より防御力が向上する。 |
| ;アームド・アーマーDE | | ;アームド・アーマーDE |
− | :増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。また、これ自体をファンネルのように飛ばすことが可能である。『NT』では下部にテール状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。 | + | :増加サイコフレーム兵装の一つで、複数ある「アームド・アーマー」の中で最も初期に造られた。。「DE」は「'''D'''efense-'''E'''xtension」の略称。<br />シールドの上から被せる形で装着され、その機能を拡張する事に主眼が置かれている。また展開式スラスターとメガ・キャノンを内蔵しており、前者は機体の機動力を強化する。後者は広範囲への攻撃を可能とする他、ビーム・マグナムの扱い辛さをカバーする事が可能である。『NT』では下部にテール状の姿勢制御用スタビライザーが追加されている。 |
| + | ;シールド・ファンネル |
| + | :アームド・アーマーDEをファンネルのごとく操る運用法。主に直接ぶつけて攻撃している。ちなみに内蔵されているスラスターは使用していない。 |
| ;アームド・アーマーXC | | ;アームド・アーマーXC |
| :『ラスト・サン』で追加されたバックパックに搭載された増加サイコフレーム兵装の1つ。「XC」は「'''X'''eno-'''C'''onnect」の略称。他のアームド・アーマーと異なり、サイコミュシステムの1つである[[ナイトロ]]を内蔵した特殊兵装。更にジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。『ラスト・サン』の最後で破壊されている。<br>[[バンシィ・ノルン]]に搭載されている物はデストロイモードのサポート機能に限定された物である。 | | :『ラスト・サン』で追加されたバックパックに搭載された増加サイコフレーム兵装の1つ。「XC」は「'''X'''eno-'''C'''onnect」の略称。他のアームド・アーマーと異なり、サイコミュシステムの1つである[[ナイトロ]]を内蔵した特殊兵装。更にジェネレーター出力のアップ、頭部アンテナの機能の拡張に効力を発揮する。『ラスト・サン』の最後で破壊されている。<br>[[バンシィ・ノルン]]に搭載されている物はデストロイモードのサポート機能に限定された物である。 |
| ;ソフトチェストタッチ | | ;ソフトチェストタッチ |
− | :ネオ・ジオングとの戦闘で使用。<br/>本機は右手のみで触れ、機体を崩壊させている。 | + | :ネオ・ジオングとの戦闘で使用。本機は右手のみで触れ、ネオ・ジオングのサイコ・シャードを崩壊させている。<br>『NT』では暴走しているヨナに対して使用しており、正気に戻している(機体は崩壊させていない)。 |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
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| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場メカ]] | | *[[登場メカ]] |
| + | {{DEFAULTSORT:ふえねくす}} |
| + | [[Category:登場メカは行]] |
| + | [[Category:機動戦士ガンダムUCシリーズ]] |
| + | [[Category:機動戦士ガンダムNT]] |