特筆すべきは本艦の高い電子戦能力で、有線接合によって地球圏のほぼあらゆるコンピュータに侵入・制圧するだけの能力を有していたと推定されている。無論、これだけの機能を少人数で統括する事は不可能に近く、[[バイオコンピューター]]とそれに接続されたニュータイプ・チャンバーが用いられていた。これは、ニュータイプをバイオコンピューターにに組み込む事で[[サイコミュ]]を介し、モビル・シップの機能を制御させようと試みたものであり、同様の発想は[[シャンブロ]]にも見られたが、バイオコンピューターの積極的活用という点に、レガシィの出資者であった[[ロナ家]]、特に[[カロッゾ・ロナ]]の独創性が見られた<ref>ただし、カロッゾの開発したネオ・サイコミュは強化人間を物理的にバイオ・コンピューターに結線するものであり、RFグロムリンIIのシステムは試験段階の原始的なものに過ぎないとも言えた。</ref>。 | 特筆すべきは本艦の高い電子戦能力で、有線接合によって地球圏のほぼあらゆるコンピュータに侵入・制圧するだけの能力を有していたと推定されている。無論、これだけの機能を少人数で統括する事は不可能に近く、[[バイオコンピューター]]とそれに接続されたニュータイプ・チャンバーが用いられていた。これは、ニュータイプをバイオコンピューターにに組み込む事で[[サイコミュ]]を介し、モビル・シップの機能を制御させようと試みたものであり、同様の発想は[[シャンブロ]]にも見られたが、バイオコンピューターの積極的活用という点に、レガシィの出資者であった[[ロナ家]]、特に[[カロッゾ・ロナ]]の独創性が見られた<ref>ただし、カロッゾの開発したネオ・サイコミュは強化人間を物理的にバイオ・コンピューターに結線するものであり、RFグロムリンIIのシステムは試験段階の原始的なものに過ぎないとも言えた。</ref>。 |