1行目:
1行目:
{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
−
| 外国語表記 = Gundam AGE-1 Flat
+
| 外国語表記 = GUNDAM AGE-1 FLAT
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムAGE]]
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムAGE]]
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
22行目:
22行目:
| センサー有効半径 =
| センサー有効半径 =
| 原型機 = [[ガンダムAGE-1 ノーマル]]
| 原型機 = [[ガンダムAGE-1 ノーマル]]
+
| 開発組織 =
+
| 開発拠点 = [[ビッグリング基地]]
| 改修 = [[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]
| 改修 = [[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]
−
| 開発組織 =
| 所属 = [[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]
| 所属 = [[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]
| 所属組織 =
| 所属組織 =
| 所属部隊 =
| 所属部隊 =
−
| 母艦 =
+
| 母艦 = [[ディーヴァ]]
| 主なパイロット = [[フリット・アスノ]]
| 主なパイロット = [[フリット・アスノ]]
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
== 概要 ==
== 概要 ==
−
[[ガンダムAGE-1 ノーマル]]の改装型。改装は[[ビッグリング基地]]で行われた。
+
[[ガンダムAGE-1]]を[[AGEシステム]]を切り離して運用できるように改装した機体。改装は[[ビッグリング基地]]で行われた。
+
+
AGEシステムのオミットに伴い[[ガンダムAGE-1 2号機]]と同仕様に改装されており、胸部のコクピットハッチにはカバーが取り付けられ、頭部センサー系が変更されて色が緑から黄色に変わっている。AGEシステムを搭載していないため、AGEシステムへの戦闘データの反映は不可能となっているが、その代わりにAGEデバイス無しで運用することが可能である。
−
胸部のコクピットハッチにカバーが取り付けられ、頭部ツインアイの色がグリーンからイエローに変わっている。性能の方は[[A.G.]]141年時のAGE-1 ノーマルと特に変わりなく、[[ガンダムAGE-2 ノーマル|ガンダムAGE-2]]よりも劣っているが、[[フリット・アスノ|フリット]]の技量も相まって高い戦闘力を誇る。
+
AGE-1は[[A.G.]]141年時には既に旧式化した機体であったが、[[アデル]]の開発を経て改良されたことで、別の機体と言えるほどの能力向上を果たしている。それでも[[ガンダムAGE-2]]より性能面で劣っているが、[[フリット・アスノ|フリット]]の技量も相まって[[ヴェイガン]]の[[Xラウンダー]]専用機とも互角以上に戦える高い戦闘力を誇る。なお小説版では、AGEシステムに代わって指揮管制システムを搭載しており、指揮官機として高い性能を発揮することが可能となっている。
−
ガンダムAGE-2の実戦配備に伴い、[[AGEシステム]]が取り外されている為、AGEシステムへの戦闘データの反映は不可能となったが、AGEデバイス無しでも操縦出来るようになっている。
+
A.G.151年時にはアデルが[[アデルマークII]]に移行する際に、AGE-1にも開発ノウハウがフィードバックされ、現役の状態を保っている。だがさすがに最新のXラウンダー専用機と戦えるだけの能力はなく、新たにジャケットシステムを発展させた「[[ガンダムAGE-1 グランサ|グランサ]]」が開発された。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
−
<!-- :作品名:説明 -->
;[[機動戦士ガンダムAGE]] (アセム編)
;[[機動戦士ガンダムAGE]] (アセム編)
:初出作品。パイロットは[[フリット・アスノ]]。<br />初登場回である第22話のビッグリング攻防戦で実戦投入され、フリットの技量と[[Xラウンダー]]能力、戦術を駆使して[[デシル・ガレット]]の[[クロノス]]を圧倒していた。その後の[[スペースコロニー]]・ソロンシティ付近の戦闘でも[[ゼハート・ガレット]]の[[ゼイドラ]]と対等に戦っている。ノートラム攻防戦でも出撃し、[[ダウネス]]の推進器にダメージを与えたが、[[ダズ・ローデン]]の[[ドラドL]]と交戦して両腕を破損。[[ディーヴァ]]に帰艦した。
:初出作品。パイロットは[[フリット・アスノ]]。<br />初登場回である第22話のビッグリング攻防戦で実戦投入され、フリットの技量と[[Xラウンダー]]能力、戦術を駆使して[[デシル・ガレット]]の[[クロノス]]を圧倒していた。その後の[[スペースコロニー]]・ソロンシティ付近の戦闘でも[[ゼハート・ガレット]]の[[ゼイドラ]]と対等に戦っている。ノートラム攻防戦でも出撃し、[[ダウネス]]の推進器にダメージを与えたが、[[ダズ・ローデン]]の[[ドラドL]]と交戦して両腕を破損。[[ディーヴァ]]に帰艦した。
49行目:
51行目:
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
=== 特殊機能 ===
=== 特殊機能 ===
−
<!-- :機能名:説明 -->
+
;AMEMBO (アメンボ)
−
;AMEMBO(アメンボ)
:「Gウェア」を搭載可能な無人輸送機。名称は「'''A'''GE '''M'''echanical '''E'''quipment '''M'''oving '''BO'''at」の略。
:「Gウェア」を搭載可能な無人輸送機。名称は「'''A'''GE '''M'''echanical '''E'''quipment '''M'''oving '''BO'''at」の略。
;換装
;換装
−
:四肢を「Gウェア」に換装可能。最初はディーヴァの艦内で行われていたが、後にウェアを搭載した「AMEMBO」を射出して戦場で換装するようになった。<br />後述の分離機構を応用する形でAGEシステムが提示した。但し、作中ではノーマル以外のGウェアには換装していない。
+
:四肢を「Gウェア」に換装可能。最初は[[ディーヴァ]]の艦内で行われていたが、後にウェアを搭載した「AMEMBO」を射出して戦場で換装するようになった。後述の分離機構を応用する形で[[AGEシステム]]が提示した。但し、作中ではノーマル以外のGウェアには換装していない。
;分離
;分離
:四肢を分離可能。元々は実験機である本機の整備性や輸送のしやすさを考慮して採用された機構で、動力も四肢それぞれに独立して搭載されている。
:四肢を分離可能。元々は実験機である本機の整備性や輸送のしやすさを考慮して採用された機構で、動力も四肢それぞれに独立して搭載されている。
=== 武装・必殺攻撃 ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
−
<!-- :武装名:説明 -->
−
;ビームダガー / [[ビームサーベル]]
−
:両腰部に1本ずつマウントされている接近戦用の武装。短いビーム刃を出力する。投擲武装としても使用可能。ビーム刃を調節する事でビームサーベルとして使用可能で、第三部ではギラーガのビームやギラーガビットを切り払うという芸当も見せている。
;[[ドッズライフル]]
;[[ドッズライフル]]
−
:本機の主兵装。AGEシステムがガフランとの戦闘データを基にして造り出した武装で、発射するビームをドリル状に回転させる事で貫通力を高めている。通常モードの他、バレルを回転させた精密射撃モード、バレルを取り外したハンドガンモードに組み換えが可能。<br />なお、小説版では「ドッズ」とは「'''D'''rill-'''O'''rbital '''D'''ischarge '''S'''ystem(機械穿孔電子軌道放出システム)」の略称とされている。AGEシステムによって実現されるまでは理論科学の域を出ていなかったらしい。ビームを受けた相手はこのDODS効果によって共振粒子のボルテックスへと呑まれてしまい、消滅してしまう。
+
:改装前と同様のドッズライフル。機体本体の改良に合わせてこの武装も強化されていると思われる。非使用時には腰背部にマウント可能。
+
;[[ビームサーベル]] / ビームダガー
+
:両腰部のラックに計2本装備されているビームサーベル。出力調整によってビームダガーとしても使用可能。キオ編では[[ギラーガ]]のビームやビットを切り払う芸当を見せている。
;シールド
;シールド
−
:実体式の防御兵装。先端部の青い部分は「A」の文字を形作っている。
+
:腕部に装備されるAGE-1専用のシールド。高い防御性能を持ち、アセム編では[[クロノス]]のクロノスキャノンが直撃しても難なく防いでいる。
;プラズマダイバーミサイル
;プラズマダイバーミサイル
−
:第四部に登場。試作段階の戦略兵器。<br />ルナベース奪還作戦でディーヴァに搭載されていたが使われる事は無く、ラ・グラミス攻防戦では終盤にアマデウスに搭載されていたと思われる物をセカンドムーンごとラ・グラミスを破壊すべく持ち出された。しかし最終的にラ・グラミスに対して撃ち込まれる事は無く、戦場にいる両陣営の全MSに対して戦闘の中止とセカンドムーンからのラ・グラミスの切り離しへの協力を要請する為に使われた。<br />小説版によるとコロニー国家間戦争で使用され、[[銀の杯条約]]で使用を禁止された遺失兵器であるとされ、その実態はプラズマ・フィールドを形成、人間だけをマイクロ波によって超高速で焼き尽くし死体さえも消失させる“コロニー浄化兵器”と説明されている。
+
:三世代編に登場。試作段階の戦略兵器。<br />ルナベース奪還作戦でディーヴァに搭載されていたが使われる事は無く、[[ラ・グラミス]]攻防戦では終盤に[[アマデウス]]に搭載されていたと思われる物を[[セカンドムーン]]ごとラ・グラミスを破壊すべく持ち出された。しかし最終的にラ・グラミスに対して撃ち込まれる事は無く、戦場にいる両陣営の全MSに対して戦闘の中止とセカンドムーンからのラ・グラミスの切り離しへの協力を要請する為に使われた。<br />小説版によるとコロニー国家間戦争で使用され、[[銀の杯条約]]で使用を禁止された遺失兵器であるとされ、その実態はプラズマ・フィールドを形成、人間だけをマイクロ波によって超高速で焼き尽くし死体さえも消失させる“コロニー浄化兵器”と説明されている。
=== オプション装備 ===
=== オプション装備 ===
80行目:
80行目:
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
−
<!-- :機体名:説明 -->
;[[ガンダムAGE-1 グランサ]]
;[[ガンダムAGE-1 グランサ]]
:AGE-1 フラットの武装強化形態。
:AGE-1 フラットの武装強化形態。
86行目:
85行目:
::AGE-1 グランサにグラストロランチャーを追加した最終決戦仕様。
::AGE-1 グランサにグラストロランチャーを追加した最終決戦仕様。
;[[ガンダムAGE-1 ノーマル]]
;[[ガンダムAGE-1 ノーマル]]
−
:AGEシステムを搭載した状態。
+
:AGEシステムを搭載した改装前の状態。
+
;[[ガンダムAGE-1 2号機]]
+
:新たに製造されたAGE-1の2号機。AGEシステム非搭載のため本機と同じ仕様となっている。
+
;[[アデル]] / [[アデルマークII]]
+
:AGE-1をベースに開発された量産機。フィードバックを受けることでAGE-1は現役の状態を保っている。
== 余談 ==
== 余談 ==
100行目:
103行目:
== 資料リンク ==
== 資料リンク ==
−
*[http://www.gundam-age.net/ms/2nd_011.html 機動戦士ガンダムAGE 公式サイト:ガンダムAGE-1 フラット]
+
*[http://www.gundam-age.net/ms/2nd_011.html 機動戦士ガンダムAGE 公式サイト:ガンダムAGE-1 フラット]
== リンク ==
== リンク ==