差分

3 バイト追加 、 2021年5月9日 (日) 03:06
27行目: 27行目:  
[[木星共和国]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。「[[サウザンド・カスタム]]」の1機であり、[[ファントム]]に次いで開発認可が下りた長距離射撃を主体とする砲撃型。
 
[[木星共和国]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。「[[サウザンド・カスタム]]」の1機であり、[[ファントム]]に次いで開発認可が下りた長距離射撃を主体とする砲撃型。
   −
主兵装は脚部に搭載された[[ヴェスバー]]であるが、バイラリナの物は木星で独自に進化した「ニードル・ヴェスバー」と呼称され、その特徴はビームを絞り込む方向に特化している事にある。ヴェスバーが脚部に搭載されているのは、元々ジェネレーターそのものが脚部に収納されており、エネルギー伝導管を短縮・簡略化出来る事を利点としている為である。また、膝下が長いのも、ビーム砲の砲身を兼ねるが故、その収束の為に一定のストロークが必要だからである、
+
主兵装は脚部に搭載された[[ヴェスバー]]であるが、バイラリナの物は木星で独自に進化した「ニードル・ヴェスバー」と呼称され、その特徴はビームを絞り込む方向に特化している事にある。ヴェスバーが脚部に搭載されているのは、元々ジェネレーターそのものが脚部に収納されており、エネルギー伝導管を短縮・簡略化出来る事を利点としている為である。また、膝下が長いのも、ビーム砲の砲身を兼ねるが故、その収束の為に一定のストロークが必要だからである。
    
バイラリナはこれらの設計により、強力な射撃能力を持つ機体となった反面、それらと引き換えに近接戦闘性能は著しく低い機体となっている。ひときわ細い脚部は安定性を欠き、重力下では殆ど歩行脚として機能せず、もし戦場で舞うように戦うこの機体を目撃したのならば、それはパイロットの技量によりものだと断定するしかない。
 
バイラリナはこれらの設計により、強力な射撃能力を持つ機体となった反面、それらと引き換えに近接戦闘性能は著しく低い機体となっている。ひときわ細い脚部は安定性を欠き、重力下では殆ど歩行脚として機能せず、もし戦場で舞うように戦うこの機体を目撃したのならば、それはパイロットの技量によりものだと断定するしかない。
   −
また、バイラリナは簡易的な可変機構を餅、飛行性能の若干の向上も見られるが、基本的にはこれも砲身と推進機関の方向軸を合わせる事で、より安定した射撃性能を生み出す為の形状と言える。
+
また、バイラリナは簡易的な可変機構を持ち、飛行性能の若干の向上も見られるが、基本的にはこれも砲身と推進機関の方向軸を合わせる事で、より安定した射撃性能を生み出す為の形状と言える。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
6,164

回編集