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[[宇宙世紀]]0120年代に開発した地球連邦軍の正式量産型[[モビルスーツ]]。当初より[[ヘビーガン]]の後継機種として開発されていたが、一連の小型モビルスーツ化に乗り遅れた[[アナハイム・エレクトロニクス社]]は、基本設計を終えたジェムズガンの設計変更を迫られることとなった。極秘プロジェクト「[[シルエットフォーミュラプロジェクト]]」から得られた技術を元に設計変更を行い、完成したのがジェムズガンである。
[[宇宙世紀]]0120年代に開発した地球連邦軍の正式量産型[[モビルスーツ]]。当初より[[ヘビーガン]]の後継機種として開発されていたが、一連の小型モビルスーツ化に乗り遅れた[[アナハイム・エレクトロニクス社]]は、基本設計を終えたジェムズガンの設計変更を迫られることとなった。極秘プロジェクト「[[シルエットフォーミュラプロジェクト]]」から得られた技術を元に設計変更を行い、完成したのがジェムズガンである。
地球連邦軍の量産機としては初めてビーム・シールドを採用し、堅牢かつ安全性や整備性も高くまた少ない改造での特殊環境への対応可能な環境適応性も高く、低コストで大量生産に適したモビルスーツであった。しかしその戦闘力は低く、元々ジェムズガンの原型はヘビーガンであり、そのヘビーガンの原型は[[ジェガン]]である。再三に渡る旧式モビルスーツからのアップデートは同機の性能を相対的にだが著しく低下させる要因となった。熟練パイロットの評判も良くなかった事からも、新たにジェムズガンのブラッシュアップといえる宇宙用モビルスーツ・[[ジャベリン]]の設計に着手することとなった。一方ジェムズガンは、未だ一年戦争時代の機体すら配備運用されていた様な地球上用の最新鋭機体として配置転換しつつも150年代にはジャベリンの地上対応型配備が進み、一気に旧式化した。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士Vガンダム]]
;[[機動戦士Vガンダム]]
:初登場作品。0150年代では地上用モビルスーツとして地方部隊に配備されているものの、0120年代以下の水準で設計されている同機は旧式以下の性能となり、リガ・ミリティアやザンスカール帝国のモビルスーツには対抗できなくなっていた。
:初登場作品。0150年代では地上用モビルスーツとして地方部隊に配備されているものの、0120年代水準で設計されている同機は旧式以下の性能となり、リガ・ミリティアやザンスカール帝国のモビルスーツには対抗できなくなっていた。
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
:0130年代に正式採用。一部は宇宙用にも配備された。
:0130年代に正式採用。一部は宇宙用にも配備された。
:頭部に2門内蔵されている機関砲。
:頭部に2門内蔵されている機関砲。
;ビーム・サーベル
;ビーム・サーベル
:両腰のサイドアーマー内に2基収納されている。
:両腰のサイドアーマー内(内側)に左右一対計2基収納されている。
;ビーム・ライフル
;ビーム・ライフル
:小型のライフルで、宇宙世紀0150年代の他機種のビーム・ライフルに比べて収束率が低い。
:小型のライフルで、宇宙世紀0150年代の他機種のビーム・ライフルに比べて収束率が低く、ある意味ジェガン以前のジムシリーズ、つまり連邦軍向け一般量産機仕様ビームライフルの仕様に戻ってしまった感が否めない。
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
:左腕に装備している。
:左腕に装備している。
;[[ジェムズガン改]]
;[[ジェムズガン改]]
:[[キュクロープス]]が使用している頭部を改装した機体。
:[[キュクロープス]]が使用している頭部を改装した機体。
;[[ヘビーガン]]
;[[ヘビーガン]]、[[ハーディガン]]
:前世代機。
:前世代機。ハーディガンに関しては機密機の要素が強かった事も有って繋がりが無いかの様に解説される事も多い。
;[[ジャベリン]]
;[[ジャベリン]]
:ジェムズガンをベースにした宇宙用機体。
:ジェムズガンをベースにした宇宙用機体。