ミドル・モビルスーツ

概要編集

宇宙世紀においてプチ・モビルスーツと同様、スペースノイドの暮らしに密着している作業用MSの1つ。「ミドル（中間）」の名の通り、作業機械の中では中型の部類に入っており、プチ・モビルスーツよりも一回り大きいサイズとなっている。

本項では主に『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場した一機種について解説する。

機体前面にキャノピーを有する黄色いボディに、幅広の3本指のマニピュレーター、安定性に長けた大型の脚部、背中に装備された小型クレーンなどを有しており、重労働に適した機体となっている。また、背中には3基のロケットモーターが装備されており、ジャンプ移動も可能となっている。

機動戦士ガンダムΖΖ: 初出作品。第2話にてプチ・モビルスーツでジュドーの乗るΖガンダムから逃走していたヤザンが、逃げ込んだジャンクヤードに置かれてあった本機に乗り換えた。その際、Ζが掴み損ねて落としたビーム・サーベルを拾い上げ、コックピットを執拗に狙うものの、反撃で至近距離からグレネード・ランチャーを撃たれ大破。ボディは遠く吹き飛んだものの辛うじて原型を留めたため、混乱に乗じてヤザンは逃走した。

ビーム・サーベル: Ζガンダムの装備。『ΖΖ』第2話で地面に落ちた物を拾い上げ使用した。ただ、抵抗があったとはいえ装甲を貫くには至らず、表面を軽く焼くだけに留まった。