プレア・レヴェリー

2014年10月3日 (金) 22:37時点におけるエス氏 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎搭乗機体・関連機体)

プレア・レヴェリー(Prayer Reverie)

機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY」の主人公の一人。

グリマルディ戦線で戦ったメビウス・ゼロ部隊のメンバーのクローンとして地球連合軍から生み出された少年。そのため、彼も高度な空間認識能力を持っており、ガンバレルやドラグーン・システムを使いこなす事ができる。しかし、彼のクローニングは不完全であり、そのために寿命も短い。マルキオ導師からは「運命の子」と呼ばれている。

マルキオ導師からの指示でドレッドノートの受け取りのために宇宙へと上がるが、受け取る途中でサーペントテールからNジャマーキャンセラーを搭載した頭部を強奪され、ジャンク屋のロウ・ギュールに助けられる。さらに、Nジャマーキャンセラーの存在を知ったカナード・パルスがそれを狙って襲撃してくるが、叢雲劾から頭部を返却されて元通りに修復されたドレッドノートで迎撃し、撃退する。その後、カナードの悲しい怒りを感じたプレアは彼の所属するユーラシア連邦の特務部隊「X」に投降するが、結局はカナードと分かり合う事は出来ず、ロウの所へ戻る。強化改造されたXアストレイに乗ったプレアはカナードを止める為に出撃し、自らの信じる「想いの力」でハイペリオンを追い詰め、撃破する。ハイペリオンの爆発からカナードを守ったプレアは、人は皆、想いで繋がっているとカナードに諭すと、その直後に細胞機能が停止し、息を引き取った。
その後、「DESTINY ASTRAY」でもカナードや風花の前に幻として現れている。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
主な搭乗機はドレッドノートガンダムXアストレイ)。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY

人間関係

マルキオ導師
カナード・パルス
スーパーコーディネイターの失敗作。成功作であるキラ・ヤマトを倒すために戦っていたが、プレアとの戦いでその野望を捨てる事を決意する。
風花・アジャー
サーペントテールのメンバー(見習い)。プレアに「小さい女の子」と言われて怒っていた。
ロウ・ギュール
ジャンク屋組合の一員。プレアに協力している。ドレッドノートをXアストレイに改造したのも彼。
ムウ・ラ・フラガ
互いに面識は無いのだが、一説にはプレアは彼のクローンなのではないかと言われている。

名台詞

「ボクには……ボクには時間がないんです……」
普段の朗らかな態度とは毛色の違う、思いつめた表情と台詞。この時、ロウはプレアに妙な存在感を覚えた。
「ドレッドノート、キミの『勇気』をボクに!!」
ドレッドノートでロウたちを助けようとした時の台詞。『勇気』は、ドレッドノートが『勇敢なるもの』を意味することから。
「……行け!プリスティス!敵はあの黒い炎だ!」
ガンバレルを模倣した兵装『プリスティス』の使用時の台詞。プレアはカナードの敵意を黒い炎と比喩し、正確に狙い撃った。
「ドレッドノート………もう一度ボクに『勇気』を貸してくれるかい?」
ドレッドノートをXアストレイに改装する際の台詞。『勇敢なるもの』は人殺しの兵器という王道を外れ、人を救うための力に生まれ変わる。
「カナードさん、僕はあなたを止めて見せます。このXアストレイで!」
戦う事を決意したプレアの台詞。
「人と人は、想いの力で繋がっているんです」
死の間際にプレアがカナードに伝えた台詞。

搭乗機体・関連機体

ドレッドノートガンダム
Xアストレイ
ニクスプロヴィデンスガンダム
カーボンヒューマンとして復活した時の機体。

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