メデル・ザント

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メデル・ザント(Medel Zant)編集

ヴェイガンの幹部。
本来は彼が総司令官であったが、フェザール・イゼルカントの命によりゼハート・ガレットの副司令官を務める。ダズ・ローデンと共に若輩である彼を全面的に支持しつつ支援している。前線に出撃する機会の多いゼハートに代わって、ダウネスで指揮を執ることが多い。

実は火星には年老いた妻がいて、ノートラム攻防戦の後は彼女と最期の時を過ごすつもりだったが、皮肉にもダウネスの崩壊によってそれらは叶わぬ願いとなってしまった。

登場作品と役柄編集

機動戦士ガンダムAGE(第二部)
ゼハート・ガレットと共にコールドスリープから目覚め、彼のトルディアへの潜入任務を支援する。
彼が帰還して総司令官に着任した後も、アセムとの間で揺れ、尚且つ部下であるマジシャンズ8デシルとの軋轢にも晒される彼をダズ共々支え続けた。ダウネス撃沈後はカプセルで地球へと降下している。
それから1年後に地球連邦の首都ブルーシアで行われていた慰霊式典を部下のドラド2機を率いて襲撃し、フロイ・オルフェノアの口封じを図る。防衛に当たっていたアデルを多数撃破したが、最期はアセムのガンダムAGE-2と交戦して敗北、戦死した。

人間関係編集

ゼハート・ガレット
当初は部下だった。後に彼が総司令官に任命されると副官になるが、妬むことなく補佐をする。
フェザール・イゼルカント
ヴェイガンの首領。彼を心酔している。
ダズ・ローデン
彼と共にゼハートを支えていた。
デシル・ガレット
ノートラム攻防戦にて勝手に出撃しようとする彼を諌めていた。
アセム・アスノ
ブルーシアでの戦闘で、腐敗した連邦に組して戦う理由を問うが敗北する。
ザナルド・ベイハート
ヴェイガンの司令官。
ギーラ・ゾイ
ヴェイガンの司令官。UEの正体を考える。

名台詞編集

「気に病むことはない。イゼルカント様の計画はまだ始まったばかりだ。フフフ……」
第一部の終盤に登場。宇宙要塞アンバット陥落を「予想外でしたな」と話す副官に対して。この時、彼のヴェイガン戦闘艦は地球圏への航路に入っており、新たな戦いを感じさせるセリフとなっている。
「申し訳ない。私の指揮が至らぬばかりに……」
ビッグリング攻防戦の敗退後にマジシャンズ8のメンバーがゼハートに対して侮蔑な文句を言い放ってブリッジからいなくなった後のゼハートへの謝罪。実際にゼハートは前線で戦うために指揮権をメデルに預けており、その指揮中に劣勢になってしまった。
また、グリンの暴言に怒り、反論しようと前に出た際にもゼハートに無言で制止される場面もあり、上司と部下の立場が入れ替わっており、献身的にゼハートを支えようとしている事が窺えるため、彼の公人としての人格を示している。
「コールドスリープをしていない妻は、老いております故……」
ゼハートに、ノートラム攻防戦の後にどうするかを聞かれた時の返事。この後ゼハートは「最期の時を共に過ごすか…辛いな」と慮った言葉をかけていた(実際は、同じ時を過ごせなかった贖罪の意識を感じ取っていたからかもしれない)。
「ぬるいわ、地球種がぁ!!」
「見えた……エデン」
ブルーシア襲撃時にアセムに敗れて機体が爆発する直前にエデンの光景を幻視して。しかし、イゼルカントの真の目的は別にあった…。
「器ではなかった……。」
ゼハートの暗転に登場。

搭乗機体・関連機体編集

ダウネス
ゼハートに代わり、ここで指揮を執っていた。
ゼイダルス
慰霊式典の襲撃時に搭乗。

商品情報編集

話題まとめ編集

資料リンク編集

リンク編集