ヴァイエイト・シュイヴァン

概要編集

OZプライズの技術特士エルカ・ペタソンがヴァイエイトを改修した攻撃特化モビルスーツ。名称の「シュイヴァン」はフランス語で「次」を意味する。

ヴァイエイトの砲撃戦能力をさらに強化した機体であり、ビームキャノンが2基に増設され、それに伴い背部のビームジェネレーターも2基に増設されている。ビームキャノンとビームジェネレーターは小型化されているが、2基に増設したことで総合火力は強化されている。

機体コンセプト自体は変更されておらず、ベース機と同様にメリクリウス・シュイヴァンとの連携を前提としている。また、本機もモビルドールとして運用することが可能である。

新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT: 初登場作品。メリクリウス・シュイヴァンと共にOZプライズにハイドラガンダムの親衛隊機として配備され、アディン・バーネットのガンダムグリープと交戦した。戦いの中でドクター・ぺルゲから不要と断じられ、グランシャリオの砲撃でメリクリウス共々大破・消失した。
新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト: グランシャリオの主砲に晒されるまでの流れは同一だが、途中でガンダムカスターのプラネイトディフェンサーにより完全に破壊されず、ソリス共々MO-Vに回収された。後に本機を開発した技師エルカ・ペタソンがMO-Vに合流。改修に加えて姉妹機から受け継いだプラネイトディフェンサーをも搭載するヴァイエイト・シュイヴァン改へと強化され、ソリスと共に最終決戦に臨んだ。

ビームキャノン: 背部のビームジェネレーターと直結している2基のビームキャノン。ヴァイエイトの物より小型化されたことで片手での保持が可能となっており。取り回しが良くなっている。同様に弾数制限はなく、出力調整も可能である。非使用時には背部のジェネレーター下部にマウントされる。